カイロの美しい街がよみがえる  | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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週末、カイロのダウンタウンの街を歩いてきました
現在、街は建物の修復、外壁の塗り直しが進められています。

タラアト・ハルブ広場
当時広場には、この街の開発を指示したムハンマド・アリー朝のイスマイールの名がついていました。

へディーブ(副王)・イスマイール (在位1863-1879)
留学したヨーロッパに傾倒して、カイロの街をパリ化しようと計画します。

カイロに広場ができたのは、それからのことです。

スレイマン・パシャ広場


ダウンタウンには、タラアト・ハルブ広場に面する老舗カフェのグロッピを始め、
クラシカルな建物が多く見られます。


こちらのお化け屋敷のように見えるのは、ムハンマド・アリー・ファミリーの宮殿でした。

ビザの更新で必要なモガンマァー(役所)は、当時イスマイールの宮殿でした。
現在もその外観の一部が見られます。

時代を経て

薄汚れた建物も

味があって美しいのですが、


塗装された建物は当時の姿がよみがえったかのようです

現代の建物と違って、装飾の細かさに見入ります。
当時、イタリアやフランスの建築家が手掛け、ネオ・バロック、アール・ヌーボーの建物が
今も多く残っています。


イスマイールが、ダウンタウンの開発に着手し、急ピッチで手掛けたその理由は、
1869年11月スエズ運河オープニングセレモニーのためでした。

中央の女性二人に囲まれた赤い帽子、タラブーシュをかぶっているのがイスマイールです。
こちらは、その迎賓館となったゲジーラ・パレスだったマリオットホテルのロビーでご覧になれます。

このセレモニーにはヨーロッパからの貴賓1000名以上が招かれたそう。
本場から来た人たちに、カイロの街がどのように映ったのか気になります。

高級住宅街のザマーレックやヘリオポリスは1900年代に入って、開発されたそうです。
ダウンタウンの開発から30年ほど後になります。

修復されても、当時の華やかなりし頃のカイロとはいきませんが、
知れば知るほど面白い近現代の建物。
ぶらぶら歩きながら、気になったら、立ち止まってじっくり見て、
喉が乾いたら、老舗カフェで一杯
半日楽しめます≧(´▽`)≦




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