イスラム地区にあるリファーイーモスクの中のちょっといい話 | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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カイロのイスラム地区にあるリファーイーモスク



ここには聖者リファーイーのお墓とともにエジプトのロイヤルファミリーのお墓があります。
そして、なぜか、イランの2代目国王のお墓も


カイロで亡くなったイラン2代目国王ムハンマド・レザ・パァラビィ


ちょっといい話はこの人の3人目の奥さんについて

ファラハ・ディーバ

イラクの王様ムハンマド・レザ・パァラビィーは2度結婚していますが、
後継者になる男児がおらず、3度目の結婚をします。


ムハンマド・レザ・パァラビィの歴代(左端から)の妻

面食いだったんでしょうね( ̄▽+ ̄*)
みんな美人さん
一人目の奥さんはエジプトのファルーク王の妹、ファウジィーヤ。
(このブログに何度か登場しています。・・・登場させています!?)
中央のソラヤはフランスで女優だったそうです。
右端がファラハ。

19歳差の結婚

結婚時に身に着けたガウンは、
ディオールのイヴ・サン・ローランがつくったものだそうです。
さぞかし豪華な結婚式だったのでしょうね。
ファラハ結婚時21歳。

見事!!後継者問題は解決!!
ふたりは皇太子を含め、4人の子供に恵まれましたクラッカー

彼のお墓のある部屋には立派なミフラーブ(メッカを示す方向)があります。


そしてこの部屋から続く、このドアの奥にはエジプトの王室のお墓があります。



フアードとその母、フェリエール。
そしてその奥隣の部屋にはファルークの墓がひとつポツンと。
現在、壁の修理中?とかで中に入ることができませんでした。


以前撮ったフェりエールの墓
アブディーン宮殿をつくったイスマイールの奥さんのひとりです。

ちょっと横道にそれましたが(^_^;)

モスクの入口から左へ曲がると、この広間があり、ここを通り抜けると
イランの王様のお墓、エジプト王室のお墓へと続きます。

リファーイーモスク広々としています。

上を眺めると


もう一度下を見て
敷き詰められた絨毯にご注目ください目


これは、王様の奥さん、ファラハ・ディーバが贈った絨毯



シャーは1980年7月に亡くなっています。


マスギド・リファーイー(リファーイーモスク)と書かれています。

現在78歳。


ワシントンとパリを行き来しながら、毎年7月、彼のお墓参りにカイロを訪れるそうです。



シャーが亡くなって34年。



いまなおムハンマド・レザ・パァラビィへの愛が感じられます。


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