Triview ~ Create a New Value, New Life -12ページ目

Vol.2 『発想法(川喜田二郎著)』

お勧め本第2回目は、前回に比べ大幅にトーンを変えて、「KJ法」についての

書籍をご紹介します。

初版は1967年。私が買った本はなんと81版(!※2006年現在)になります。


発想法―創造性開発のために/川喜田 二郎
¥693
Amazon.co.jp


続・発想法 中公新書 (210)/川喜田 二郎
¥861
Amazon.co.jp

続編もあります

KJ法とは具体的なアイデアの発想というより、

直面するテーマに横たわる原因・課題・の本質的な究明、

それを解決するためのシンプルかつ骨太な解決策を導き出すという、

一連の流れに活用可能な思考のOSのようなものだと捉えています。

遠い・近いの差はあれども、創造性を持って仕事をされている方が

自然に使っている思考プロセスなのではないでしょうか。

(「K」「J」は著者のイニシャルを取って命名したとのこと。)


最近アイデア発想本が書店に沢山ありますよね。

インプット、アウトプットでいうと、結構アウトプットが多き時代、アイデアに枯渇している、、、

という声が多いのかも知れません。


このTriViewを支えてくださる、

(株)アクティブラーニングhttp://als.co.jp/index.htmlの羽根さん

おっしゃっていますが、新しいアイデアは白紙から新しいものを生み出すのではなく

「既知×既知の組み合わせから」がメインストリーム、、、とのこと。

「発想」とは個々の素材の組み合わせ、編集の妙なのかもしれませんね。


ひところ、ロジカルシンキングがもてはやされ、書店にもビジネスコンサルの方が

出す本が売れていましたが、今はその反動か、右脳思考、直感、インスピレーション

を肯定・推進する本が沢山出てきたように思います。

大前研一さんのような方も右脳系の「閃き」を推奨しているように思います。

右脳思考、、、はただの「勘」や「閃き」ではなくて、その人の深く広い情報の空間が

つながってまさに「既知と既知のつながった瞬間、統合・編集された瞬間」なのでは

ないでしょうか?

そんな思考のプロセスを体系化・論理化して確立させたものがKJ法のような気がします。


加えて、今日の「ワークショップ」がブームになっていることからもKJ法のニーズが

ますます高まる気がしています。課題を抽出したり、アイデアを探したり、、、このような

コラボレーション型で創造性のもとに何かを生み出すようなときにKJ法を知っていると

とても役に立つことが多いと思います。ワークショップって結構KJ法的プロセス

多いですよ。



で、何より大事なのが日々の情報のインプットだと思っています。

それがなければ、つながる素材が少ない、、、ということになってしまいますよね。

その一定量はやはり必要かと、強く思うのであります。

だからこそ、良書に(効率的に)出会うための情報源確保と

日ごろの感性を磨かねば、、、と考えます。

いずれも、良い人と出会うことが何より大事なようです。


以上、第2回でした。(ちょっと、硬いかも、、、。;by shirai)


〔目次〕

Ⅰ 野外科学-現場の科学

Ⅱ 野外科学の方法と条件

Ⅲ 発想をうながすKJ法

Ⅳ 創造体験と自己変革

Ⅴ KJ法の応用とその効果

Ⅵ むすび

Vol.1 『大人のたしなみ ビジネス理論一夜漬け講座(渋井真帆著)』

こんにちは。〔お勧め本〕の第一回はマチュアライフ研究所の渋井真帆さん( http://www.womanf.co.jp/ )の本のご紹介。

渋井さんの主宰する勉強会のメンバーが、渋井さん監修のもと今日のビジネス本の名著、定番本を

8冊分要約したというものです。


大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座/渋井 真帆
¥1,365
Amazon.co.jp



下の目次をご覧ください。すべて書店のビジネス本に平積みされているベストセラーばかり!

これだけの本(名著)を要約して読んだ気になるとはけしからん!!!というご意見もあるかもしれませんがビジネス本を読んだことが無い、あるいは読んでも途中で挫折してしまう、という人には是非お勧めです。

(私もそういうタイプでした。)

1章(ビジネス本1冊分)ごとに読んで、「この本はこういうことが言いたいんだな」と吸収する読み方が普通だと思いますが、それよりも、全体を読み進めてみて、なんとなく全体像を俯瞰で見てみて全体の関連性などをぼんやりと感じてみることをお勧めします。

そしてそれぞれの章(各書)の言っていることの重複が見えてきたり、相互のリンク構造が掴めたりしてきたらか次の読書に繋がるのではないかと思います。これだけの良書のつながりから全体の(ビジネス書の)地図をイメージしてみて、次はこんなテーマを掘り下げてみたい、、、この領域は(重複しているから)重要だな、、、など自分なりの問題意識が見えてくるのではないでしょうか。

実際に最終章のアルビン・トフラーの〔富の未来〕の説明に関しては著者も前の章までのni

得た知見を統合させて解説しています。こういう繋がりが見えてくると、今後の読書は変わってくるのでは?と思います。

私が特に思ったことはやはりどの本にもインターネットの存在(特に2.0以降の社会的意義・価値)の大きさが取り上げられていて、ただの技術革新という以上の意味を持つことを改めて感じました。このTriView blogでも硬い、重ーい本をお勧めすることもあるかもしれませんが、楽しく読書でき学びをシェアできたらと思いこの本をまず最初にお勧めいたしました。

今回は第一回。皆さんもお勧めの本がありましたら教えてくださいね!(by shirai)


〔目次〕

第1章 青い大海原に勝機あり!「ブルー・オーシャン戦略」

第2章 劇的!業績改善ストーリー「ザ・ゴール」

第3章 企業の、そして人生の飛躍の方程式「ビジョナリーカンパニー2」

第4章 勘定と勘定は友達だった「行動経済学」

第5章 インターネット世界に何が起こっているのか?「ウェブ進化論」

第6章 来るべき未来の羅針盤「ネクスト・ソサエティ」

第7章 究極のプラス思考本「ネクスト・マーケット」

第8章 新しい『富の波』に乗るのは誰だ!?「富の未来」




【7月トリビュー開催案内】7月22日(日)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【7月トリビュー開催案内】7月22日(日)

「売れる商品の作り方」- 自分の強みを活かした商品を作る

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


7月のトリビューは、6月で言語化した「自分の強み」を活かした「売れる商品の作り方」についてワークアウトします。
「自分の強み」をどのようにして「商品の売れる要素」にできるのか? 起業家に必須の思考力・行動力ですね。

詳細は次回のメルマガで...

6月参加できなかった方でもOK.
皆さんの参加をお待ちしています。


日時:7月22日(日)14時~17時
   17時より懇親会を予定 (同会場で簡単な懇親会を行います)
場所:都内(詳しくはメルマガにて)
参加費:2000円(参加費は会場の使用料等に使用します)
    初回参加者の方は、半額の1000円です。

詳細につきましては

起業家精神育成塾・TriVIew事務局 までお問い合わせください

件名は「7月22日Triview詳細希望」と書いてください。

ブログを見て興味いただいた方は「ブログみました!」と書いていただくと分かりやすいです。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


起業家精神育成塾
2007/07/01
TriViewは、有志による起業家精神育成のための集まりです。

私とTriView(トリビュー) shirai

私が「Triviiew」に参加したきっかけは、(株)アクティブラーニングの羽根さんの

セミナーに参加したことが始まりです。
私は広告会社の人材開発のセクションに属しておりますが、配属された
当初は起業など遠いこと、と思っていました。
しかしながら、社内外で活躍している方と接しますと、組織に属していようと
なかろうと、自立心/独立心、業界の常識を覆す/切り拓く力、行動力
を備え持っていることに気づかされました。
属する業界のルールや前例にとらわれずに新しい基準を自らが掲げ
行動してゆくさまは、まさに起業家精神そのものが求められるのでは
ないか、と考えさせられます。そこで、この「Triview」にアプローチしました。

私にとっての「Triview」の魅力をあげますと、、、
「起業家精神」という大きな器の中で、、
・現在(会社員など)組織に属している人/いない人 あるいは経営者
 が一緒に参加できる場であること 
・社会人/学生 が一緒に参加できる場であること
・起業、社内起業、週末起業といった異なる目的でも一緒に参加できる
 場であること
などが思い当たります。

さらに環境・目的が異なっても、アクティブラーニングの理論や概念、
ワードを用い、根底が皆「握れていて」とてもスムースに相互に刺激を
与え合えるような気がします。
ここまで多様性を感じられるような(起業を目指す、あるいは起業家精神を
磨きあう)集まりは少ないと思います。

具体的には私が自分のアイデアをお持ちして、参加者の皆さんから
フィードバックをもらう、という機会をいただきました(ビジネスアイデア・
ブラッシュアップ)。学生・社会人さまざまな参加者の方々から
何枚もの模造紙が一杯になるほどのフィードバックをいただきました。
一人や同じ価値観ではなかなか達しなかった視点がたくさん見つかり
ました。

今は、メンバーで今後の活動についての意見交換をしている最中。
挑戦してみたいことのアイデアを考えているし、また新しい仲間が増えて
更なる意見や活動の場が広がることを楽しみにしています。

皆さんも、もしご興味あれば是非参加してみてください。
お待ちしています!

(by shirai)

ミーティング風景1

こんばんわ!

Triview(トリビュー)です。

Triviewは有志による勉強会なので、メンバーは本業を別に持っていらっしゃる

社会人が多いです。もちろん学生さんもいらっしゃいます。

そして、職種も年齢もバラバラ。

そんなTriviewでは企画・運営を自分達で行っているので、

その打ち合わせは土日か、平日の夜になります。。。


今日はちょっとミーティング風景をご紹介しますね!('-^*)/






真剣に打ち合わせしてます!


・・・・あっ!

端っこにビール缶ハケーン!目


・・・とっても楽しく打ち合わせしています。

この日は平日仕事帰り、20時~スタートでした。

既に起業していらっしゃる方のオフィスをお借りさせて頂きました音譜

ありがとうございますo(^▽^)o


(文責:山内)