THE STREET SLIDERS 2024.03.06 立川ステージガーデン | triste1980のブログ

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好きな音楽や行ったライブについて書いてます。

それでは3/6に立川ステージガーデンで行われたストリート・スライダーズのライブを見に行ってきたので、感想等書いておきたい。


いつもならライブ後1週間以内を目途に感想ブログを書くのだが、スライダーズは4/21までツアーだったので、ネタばれ防止のため感想はライブ直後に書いたのだがブログにアップするのはこのタイミングになったことをご了承願います。

私はスラーダーズをちゃんと聞くようになったのは「WRECKAGE」からというかなり遅れてきたファンではあるが、それでも昨年の復活には驚かされたしライブもずっと見たいと思っていた。
だが武道館は残念ながら都合がつかなくて見れず、9~10月のツアーはチケットが取れずに見れなくてずっと悔しい思いをしていた。
そういう訳でやっとチケット取れたこの日のライブ。なんたって2000年10/29の解散ライブ以来なのだ。チケット取れた時からずっと楽しみにしていた。

入場の際にチケットに記載された名前と顔写真入りの身分証でチェックがあったのだが、特に問題なくスムーズに入れた。どうも昨年のツアーではチケットの転売が多数あり、そのことを重く見た運営がこういう対策をしたそうで、こういうのはすごくいいと思う。
私が去年のツアーのチケット取れなかったのは転売ヤーのせいかと思うと本当に頭にくる。

そういう訳で前置きが長くなってしまったが肝心のライブについて。客電が落ちたとたんに大歓声があがり、メンバー登場。1曲目は「SLIDER」だった。
セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、久々に生で聴けた「Angel Duster」「Let's go down the street」「のら犬にさえなれない」「Dancin' Doll」「すれちがい」といった名曲群には感動してしまう。
ハリーは調子良さそうだったし、蘭丸、ジェームズ、ズズも元気そうで嬉しい限り。
WOWOWで放送された武道館ライブを見た時も思ったのだが、解散ライブからかなりたっているのにその楽曲群が当時とまったく変わりなく鳴っているのに感動する。
再結成ライブだと曲のアレンジやボーカルラインが変わったりと、昔とは曲の印象が変わってしまうのが当たり前だが、ことスライダーズに関してはそれがない。これは凄いことだと思う。スライダーズはストーンズタイプのルーズなバンドと思われがちだが、実はいつやってもまったく同じ演奏を再現できる、そうやって曲を研ぎ澄ましていくことを信条とするバンドで、これはやはりハリーのスタイルなのだろう。

ライブ中盤にはJOY POPSの新曲「曇った空に光放ち」「ミッドナイト・アワー」が披露される。この2曲スライダーズのライブにまじってもまったく違和感がない。いつかスライダーズヴァージョンの新録で聴きたいと思う。

ここでメンバー紹介をはさんで後半戦へ。蘭丸の「天国列車」、ジェームズの「Hello Old Friend」と続き、「カメレオン」「So Heavy」「Back To Back」「TOKYO JUNK」と代表曲のオンパレード。いや、良かったなあ。どの曲かは忘れたがハリーと蘭丸で向かいあってギター弾くシーンが何回かあり、もうそれだけで感動してしまう。

アンコールは一回。1曲目がわからなかったのだが後で友人に聞いたところ「いつか見たかげろう」という曲で、解散前に出たシングル「SHININ' YOU」のカップリング曲でかなりレア曲とのこと。この曲で(だったと思う)蘭丸がハリーの方に行って一本のマイクで歌う姿が見れたのも嬉しかった。そして私の大好きな「風の街で生まれ」で終了。いや、最高でした。

そういう訳でアンコール一回。トータル約1時間45分くらいの素晴らしいライブでした。今回のライブで「いつか見たかげろう」なんてレア曲やってくれたので、次は私の好きな「WHERE DO I GO」「夜毎悩ましい街で」なんかもやってくれると嬉しい。
そしてやはり新作アルバムを出してほしい。実際ライブ中に「アルバム出してー」という掛け声していた人もいたし、そう思っているファンは多いと思う。

 

THE STREET SLIDERS 2024.03.06 立川ステージガーデン
01.SLIDER
02.おかかえ運転手にはなりたくない
03.Angel Duster
04.Let's go down the street
05.のら犬にさえなれない
06.Dancin' Doll
07.すれちがい
08.ありったけのコイン
09.曇った空に光放ち
10.ミッドナイト・アワー
11.天国列車
12.Hello Old Friend
13.カメレオン
14.So Heavy
15.Back To Back
16.TOKYO JUNK
(アンコール)
17.いつか見たかげろう
18.風の街で生まれ