QUEEN + ADAM LAMBERT 2024.02.14 TOKYO DOME | triste1980のブログ

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好きな音楽や行ったライブについて書いてます。

それでは2/14に東京ドームへクイーン+アダム・ランバートを見に行ってきたので、遅くなってしまったがいつものように感想等書いておきたい。

私がクイーン+アダム・ランバートを見るのは2016年の武道館以来(2020年のさいたまスーパーアリーナは二日ともベビメタと被ってしまい見れなかった)で、決まった時から楽しみにしていたのだが、諸般の事情により残念ながら1日のみの参戦となった。

開演時刻ちょうどくらいに客入れのBGMがインスト曲に変わるとまだ客電が落ちてないのに大歓声が上がる。これがライブ開始が近いという合図だったみたい。その後このBGMがえんえん続いてさんざん焦らされた後、客電が落ち1曲目の「MACHINES(OR 'BACK TO HUMANS') / RADIO GA GA」が始まる。もう1曲目から大盛り上がり。「MACHINES」なんて玄人好みの導入から「RADIO GA GA」という大ヒット曲につなげるのもうまい。スクリーンの効果的な映像も凄いし、もうこの1曲目で心持っていかれてしまった。

その後曲は「HAMMER TO FALL」「FAT BOTTOMED GIRLS」「ANOTHER ONE BITES THE DUS」「I'M IN LOVE WITH MY CAR」「BICYCLE RACE」「I WAS BORN TO LOVE YOU」「I WANT IT ALL」と続く。
「HAMMER TO FALL」では久しぶりに聴くブライアンのギターカッテイングに惚れ惚れし、「I'M IN LOVE WITH MY CAR」では久々に聴くロジャーのヴォーカルに酔いしれた。「BICYCLE RACE」ではランウェイの先端に銀色の巨大な自転車(バイク?)のオブジェが登場しそれにアダムが跨って歌う演出もあり。そのアダムのヴォーカルの素晴らしさ。圧倒的な声量と声域、そして歌の上手さ。本当に惚れ惚れする。
個人的には「I WANT IT ALL」にはうるっと来た。クイーンは「ミラクル」以降ライブ活動を行わなかったので、フレディがこの曲をステージ歌ったことはないので、彼ならどう歌ってくれたかと思わずにはいられない。

その後ブライアン一人で中央のランウェイ先端に登場し、「LOVE OF MY LIFE」を弾き語り。日本語のMCが嬉しい。東京ドーム全体の大合唱には感動したなあ。終盤でフレディの映像を流してくれたのもすごい良かった。
続いて日本のファンに向けて「TEO TORRIATTE(LET US CLING TOGETHER)」をやってくれてまた感激。後半からアダムもヴォーカルで登場してくれて、すごい良かった。

その後ロジャーの若いころのドラムソロ(ティンパニソロか?)の映像を流した後、いつの間にかランウェイ先端にセットされていたドラムセットにロジャーが。「(あの頃は)ヤングマン、(今は)オールドマン」というMCで客を笑わせてドラムソロへ。あの年齢でこれだけ叩けるのは凄い。
その後の「UNDER PRESSURE」ではボウイパートはロジャーが歌う。この曲大好きなのでここで聴けて嬉しい。
その後アダムが客席の旗に気づいて、スタッフに言ってそれをステージに持ってきてみんなに見せる一幕も。何ていい人なんだ>アダム。
その後「TIE YOUR MOTHER DOWN」「CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE」と続く。ランウェイ先端にブライアン、ロジャー、アダムの三人が揃ってやったこの2曲、凄い良かった。

その後「YOU TAKE MY BREATH AWAY」が流れる中、三人はメインステージに移動。それに続いて「WHO WANTS TO LIVE FOREVER」へ。アダムのヴォーカルが素晴らしい。

その後ブライアンのギターソロへ。正直言ってしまうと私はブライアンの長いギターソロが苦手なのだけど(ごめんなさい)、この日は「さくらさくら」と「遠き山に日は落ちて」(後でネットで調べたらドヴォルザークの「新世界より」の第2章とのこと)の一節を取り入れてしっとり聴かせる展開で、すごく良かった。

そしてブライアンとアダム二人による「IS THIS THE WORLD WE CREATED...?」がまた良かった。今の世界状況に対してこの曲は歌っておかなければならない、というバンドのメッセージが感じられた。

この後ライブは終盤戦へ。「A KIND OF MAGIC」「DON'T STOP ME NOW」「SOMEBODY TO LOVE」と畳みかけた後の「THE SHOW MUST GO ON」の荘厳さ。そしてラストの「BOHEMIAN RHAPSODY」へ。いや、最高でした。

アンコールは一回。フレディの「リロリロレ」の映像で客席を盛り上げた後「WE WILL ROCK YOU」から「RADIO GA GA」をはさんでの「WE ARE THE CHAMPIONS」の怒涛の3連発。間に「RADIO GA GA」を短めにはさんだ演出も良し。

そういう訳で約2時間10分くらいの最高のライブでした。ブライアンのギター、ロジャーのドラム、アダムのヴォーカル、最高でした。それを支えたバンドも素晴らしかった(スパイク・エドニーがいてくれたのも嬉しい)。
セットリストも良かった。やはりヒット曲が多いバンドはいい(名古屋では「KILLER QUEEN」をやったそうなので、できればそれも聴きたかったが)。
年齢的に今回が最後の来日ではないかと言われているが、この日のライブを見る限りまだまだいけそうな気がする。ぜひまた来てほしい。

ライブ後は昔のクイーン仲間との同窓会的オフ会があった。昔まだパソコン通信だった頃にニフティにクイーン部屋というのがあり、私はそのメンバーだったのだ。こちらも最高に楽しかった。


QUEEN + ADAM LAMBERT 2024.02.14 TOKYO DOME
01.MACHINES(OR 'BACK TO HUMANS') / RADIO GA GA
02.HAMMER TO FALL
03.FAT BOTTOMED GIRLS
04.ANOTHER ONE BITES THE DUST
05.I'M IN LOVE WITH MY CAR
06.BICYCLE RACE
07.I WAS BORN TO LOVE YOU
08.I WANT IT ALL
09.LOVE OF MY LIFE
10.TEO TORRIATTE(LET US CLING TOGETHER)
11.DRUM SOLO
12.UNDER PRESSURE
13.TIE YOUR MOTHER DOWN
14.CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE
15.YOU TAKE MY BREATH AWAY / WHO WANTS TO LIVE FOREVER
16.GUITAR SOLO
17.IS THIS THE WORLD WE CREATED...?
18.A KIND OF MAGIC
19.DON'T STOP ME NOW
20.SOMEBODY TO LOVE
21.THE SHOW MUST GO ON
22.BOHEMIAN RHAPSODY
(ENCORE)
23.WE WILL ROCK YOU
24.RADIO GA GA
25.WE ARE THE CHAMPIONS