花田裕之「流れ」2024.01.13 下北沢空知知 | triste1980のブログ

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それでは1/13に下北沢空知風知まで花田さんの流れを見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい。

この日は都心でも夜から雪になる予報で、いつもより防寒対策を入念にして向かった。私が下北沢に着いた頃に雪が降り始めたが、腹ごしらえもかねて牛丼屋で雪やどり(笑)をして時間をつぶし、開場10分くらい前に会場の風知空知へ。

私は整理番号があまり良くなかったので会場の後ろの方に陣取り、開演を待つ。私にとっては今年のライブ初めであり、それが花田さんの流れなので期待は高い。

開演時刻をちょっと過ぎた頃に花田さん登場。柄物のズボンを履いているのが珍しい。

セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、この日の花田さんは調子良さそうだった。1部では久々に「夢の旅路」が聴けたのが嬉しかった。このへんの「NASTY WIND」からの曲は最近バンハナでもやらなくなってきてしまったのでなおさら嬉しい。1部は全10曲で約50分くらいでした。

約15分ほどのインターバルをおいて2部開始。2部では久々に「誰かが風の中で」が聴けたのが嬉しかった。このさわやかな哀愁(変な表現だが)のある感じが好きなんだ。2部は全7曲で約35分くらいでした。

アンコールは一回。これまた久々に聴けて嬉しいビートルズの「I ME MINE」に、最後の最後で私の知らない曲をやってくれて感激。ライブ終了後に友人に聞いてみたところ吉田拓郎の「まにあうかもしれない」とのこと。おそらく流れ初登場の筈で、新年早々こういう新ネタは嬉しい。アンコールは全5曲約20分と長めで、2部が短かった分ここでバランスとってくれたのかもしれない。

そういう訳で、トータルで約1時間50分くらいの素晴らしいライブでした。今年もずっと花田さんについていきますよ。

それで、ライブ後に花田さんのライブで知り合った方から「花田さんのライブって、カバー曲の内容が恋愛がうまくいかないとかのブルーな曲が多いような気がするのですが、昔からなんですか?」というご質問をいただいた。その方は女性なのだが、こういう視点は新鮮だった。

それで気になって私がやっている花田さんのファンサイト「ALL ABOUT HIROYUKI HANADA」で調べてみたのだが(花田さんのライブのセトリに関しての情報量は日本一と自負しております・笑)、昔からセトリは基本的に変わっていない。強いてあげれば、昔はやらなかったカバー曲が増えていることと、それに伴ってか昔は自分の曲がメインでカバーは少なめだったが、今はカバーの方が多くなっているくらいか。

またカバーの選曲については、サンハウス、山口冨士夫、ストーンズ、ニール・ヤングといった花田さんの血肉になっているミュージシャン以外だと、わりと花田さんのその時その時の気分で選んでいるような気がする。
そして花田さんの中でフィルターがあり、「派手な曲」「歌い上げるような曲」「ドラマチックな曲」「ヒット曲」は選ばず、「哀愁のある曲」「静かな曲」を選ぶことが多いような感じがする。ジュリーだと「サムライ」「勝手にしやがれ」ではなくて「時の過ぎゆくままに」「花・太陽・雨」みたいな。
ただそうは言っても「ガンダーラ」や「ケンとメリー~愛と風のように」や吉田拓郎の「夏休み」みたいなヒット曲をやることもあるので、一概には言えないが。

それで、花田さんが歌うとそれらのカバー曲が花田さんの色に染まるのだな。昔、渋谷陽一はそれを評して「(カバー曲に対する)距離感がいい」と言ったが、花田さんが歌うことで花田さんのものになる。それこそが流れの醍醐味だと思う。実際オリジナルよりも花田さんが歌ったヴァージョンの方が好きな曲もあったりするし。

最後に宣伝で(笑)、私のやっている花田さんのファンサイト「ALL ABOUT HIROYUKI HANADA」のアドレスを貼っておきます。興味のある方は一度のぞいてみてください。

 

 



花田裕之「流れ」2024.01.13 下北沢空知知
(第1部)  
01.HEY GIRL
02.夢の旅路
03.二人でいよう
04.スーツケースブルース(サンハウス)
05.汽笛が(山口冨士夫)
06.お天道さま
07.泣きたい時には(山口冨士夫)
08.MY MY, HEY HEY(OUT OF THE BLUE)(NEIL YOUNG)
09.バス通り(甲斐バンド)
10.魅惑の宵(サンハウス)
(第2部) 
11.道のはて
12.ケンとメリー~愛と風のように~(BUZZ)
13.誰かが風の中で(上條恒彦)
14.汽車はただ駅を過ぎる
15.THE NEEDLE AND THE DAMAGE DONE(NEIL YOUNG)
16.ぬすっと(サンハウス)
17.夢か幻か
(アンコール)
18.I ME MINE(THE BEATLES)
19.ガンダーラ(ゴダイゴ)
20.おさらば(山口冨士夫)
21.魔法の黄色い靴(チューリップ)
22.まにあうかもしれない(吉田拓郎)