以前勤務していた病院での話です。
そこの院長は、地元のVIPと親しくしていました。VIPと言っても、いろいろランクがあるようです。
1 地元選出の国会議員さんなどは、ランク一番です。
始めから終わりまで、院長が、診療して
他の医師には関わる事をさせません。
2 次のランクは、市会議員さんや
地元に本拠地をおくデカい会社の社長さんなどです。
ここは、始めは院長が外来で診療します。
実際の手術などは、部下の中で優秀な医師にヤラセます。
3 この次のランクは、属性は同じようなものですが、2に入りきらない方々です。
2と違うのは、やらせる部下が、優秀な、という訳ではない事です。院長は、こんな時に、
患者さんに、コイツは優秀だからと、あえて言っていました。
4 この下のカテゴリーは院長の元同級生、
中小企業の社長さんたちです。
ここは、始めの診療から、院長以外が担当します。でも、院長は、チョコっと顔を出してあいさつします。
5 もうここまで来ると、院長は、VIPと思っていませんが患者さんが、特別と思っているケースです。
この場合は、顔すら見せません。でも
カルテに、院長がよろしく言っていたと
伝えろと申し送りされいる事あります。
おもろいでしょ?