スペシャルな患者さんのランクわけ | Drあおあか 医療現場のはじっこから

Drあおあか 医療現場のはじっこから

医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

以前勤務していた病院での話です。

そこの院長は、地元のVIPと親しくしていました。VIPと言っても、いろいろランクがあるようです。

1 地元選出の国会議員さんなどは、ランク一番です。

始めから終わりまで、院長が、診療して

他の医師には関わる事をさせません。


2 次のランクは、市会議員さんや

地元に本拠地をおくデカい会社の社長さんなどです。

ここは、始めは院長が外来で診療します。

実際の手術などは、部下の中で優秀な医師にヤラセます。


3 この次のランクは、属性は同じようなものですが、2に入りきらない方々です。


2と違うのは、やらせる部下が、優秀な、という訳ではない事です。院長は、こんな時に、

患者さんに、コイツは優秀だからと、あえて言っていました。


4 この下のカテゴリーは院長の元同級生、

中小企業の社長さんたちです。

ここは、始めの診療から、院長以外が担当します。でも、院長は、チョコっと顔を出してあいさつします。


5 もうここまで来ると、院長は、VIPと思っていませんが患者さんが、特別と思っているケースです。

この場合は、顔すら見せません。でも

カルテに、院長がよろしく言っていたと

伝えろと申し送りされいる事あります。


おもろいでしょ?



【坂ノ途中】旬のお野菜セット定期宅配