高齢者へのお土産、こんな観点で選ぶのも | Drあおあか 医療現場のはじっこから

Drあおあか 医療現場のはじっこから

医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

今回は、私の意見なので、そんな感じで読んでくださいね。


旅行に行った時にお年寄りへのお土産

買う事あると思います。


80歳を超える方へのお土産を考える時に

嚥下能力もいれてみてください。


高齢者は、飲み込む能力が下がっている事あります。食事中、咳がよくでる方は、要注意です。食事の時に、誤嚥して食物が気管へ垂れ込んでいるかもしれません。


嚥下能力低下している方でまずいものは

餅菓子です。餅での窒息は、本当に多いのです。

他には、カステラなど、ポロポロしやすい

お菓子です。これも誤嚥しやすいです。


比較的安心なのが、羊羹かなという気がします。

大きな塊で、飲み込めば窒息のリスクありますが、小さくすれば比較的安心かなと。


嚥下訓練食というものが、病院で入院中に出される事あります。これに似ている感じがします。嚥下訓練食のほうが、柔らかいですが。


当然、嚥下能力が低下していれば

何食べても窒息、誤嚥からの肺炎になりえます。リスクは、完全に回避はできません。羊羹なら、どんな方でも大丈夫という意味ではありませんので、そこは理解してくださいね。


明らかに嚥下能力低下している方は

そもそも、食べ物のお土産はやめておいた方がいいですけど。



『秋川牧園』の食材宅配お試しセット