患者さんには、本当にいろいろな方がいます。
こちらが、やった事を好意的にとらえてくれる方は、やはり、やりやすいです。
一方で、さい疑心を持って、こちらに応じてくる方は、やりにくいし、時として恐怖となります。
医師にとって、このような患者さんやご家族の場合、訴訟を起こされない対策をどうするかという事が、頭をよぎります。
とりあえず、事前にお伝えしましたよ、という形にもっていこうとするのです。裁判対策です。
私も、さい疑心全開モードで、こちらが何をやっても変わってくれない方々には、訴訟前提の話にしていくことあります。
すると、伝える内容も、いろいろ盛り込みます。可能性は低いが起こり得る事を満載にして
説明していくと、話の重要点がブレてよくわからなくなるなります。
また、リスク、リスクと連呼しますので、
それほど危険でない治療も、さも大変なものに
変身してしまいます。
自分で話していて、何言っているか
わからなくなるなる事あります。
リスク、リスクを連呼し、何言っているか
わからなくなる説明の時に
医師は、こんな事考えているかもしれませんね。