医師の格によって、寝床が違う。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

医師の働き方改革が、実行されるようです。

特に救急医療の現場で、医師が、あまりに重労働のために、改善しようという流れのようです。

でも、私が、研修医だった約20年前から

過重労働は、ありましたから、何で今なのと思います。


私の研修医の時、外科は、大変でした。

私が、研修医であった大学病院の外科医は、ほぼ毎日帰宅できませんでした。帰れて週末半日くらいです。つまり多数の外科医が、病院に泊まりこみです。

すると、寝る場所が、多数必要になります。

大学病院には、医師が寝れる部屋がいくつかあります。正規のそのような部屋は、准教授などのいわゆる格が上の医師が使用します。


ついで、エコー室や外来ベット

これは、講師など次にエライ方。


ついで、床に新聞紙やダンボールをひいて

残りの下級医師は、雑魚寝です。



研修医は、寝れず、徹夜で仕事なんてのも

よくありました。


こんな感じなので

病気になったり、気持ちが萎えてドロップアウトしてしまう若い医師が、たくさんいました。


今は、ないのでしょうね。




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