PTSDに対しての栄養学からのアプローチ | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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精神的に強烈なショックを受けた後

ヒトによっては、PTSDというものになる方がいます。


精神的に立ち直れないという状態です。

この状態をオーソモレキュラー医学という栄養学では、どう説明しているか紹介します。

あくまで、治療の1つとして、このような考えもあるのかという感じで読んでください。全部これで解決するわけではないと思うので。


ヒトは、ナイアシンというビタミンをストレスや集中して何か行う時などに使用し消費します。

ものすごいストレス(オーソモレキュラー医学入門という本には、戦争で捕虜になったヒトの事が例としてありましたが)にさらされると、

ヒトは、その後、ナイアシンの日常的な必要量が増えてしまうのです。それが、とんでもない量まで増えると、食事だけでは補充できない状況になります。このナイアシン不足がPTSDにつながるそうです。ナイアシンをサプリメントで補充すれば改善が期待できる。これがオーソモレキュラー医学の考え方です。


私も、メンタルが落ちた方にナイアシンを使用し改善した経験はあります。ただ、改善ない時にどこまで増やせばいいのか、増やして、それで本当に改善するのかの判断が難しい時があります。


ただ、PTSDの方は、治療の一つとして知っておいてもいいかもしれません。


ナイアシンの大量投与になる可能性があるため、自己判断での使用はリスクです。オーソモレキュラー医学に精通した医師を頼ってやるべきですので、ご注意下さい。




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手火山家(てびやまや)