先日の外来での話です。
ある中年男性が、全身のむくみで受診しました。
どうも 急性じん不全を起こしているようなのです。
病状は、かなりひどく緊急の透析が必要な状態です。
病状を告知して、透析の必要性などを説明しました。
本当なら、落ち込んでしまう状況です。
でも彼は違いました。大阪人です。
自分の症状から、笑いをつくろうとするのです。
こんなパンパンになったら、オタフクソースみたいになるやん。
ちゃう、アンパンマンか?
その姿を見て、大阪人のすごさを感じました。また、笑いにする事は、ひどい状況でも、前向きに自分を仕向ける大きな力になる、そんな事を感じました。
笑いの力は、大きい!