専門性を細かくするのは、多分患者さんのためではない | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

日々、診療していて思う事があります。

内科で、専門が、細かく分かれすぎているのです。そのため、患者さんは、アチコチハシゴです。これは、患者さんにとって不便ではないかと思います。

でも、一方で、そこまで分かれなきゃいけないのかと疑問に感じます。

専門店でなきゃ無理な部分は、当然あります。

心筋梗塞になった時のカテーテル治療なんて

代表的です。

一方で、勉強すれば、それなりにできる部分もあります。1型糖尿病という若い方がなる糖尿病は、管理が難しいですが、メタボによるものなどは、専門医でなければ太刀打ちできないというわけではないです。教育システムがあれば

専門医でなくても、いろんな分野のかなりの部分が、診療できるようになると思ってしまいます。


では、何でならないかですが、2つあるかなと。


一つは、医師の出世で、専門医の方が

価値がある風潮と有名になりやすいからと思います。

もう一つは、製薬会社が、マーケティングする上で、やりやすいからだからかなと思います。


いろいろあるんです。





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