同僚の医師 自分の父親手術するとき お願いした唯一のこと  | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

以前 勤務していた病院の同僚の先生の話です。

 

その先生のお父さんが ある病気で手術をすることになりました。

面談で手術のいろいろな話を 主治医と お父さん そして その医師がした際 彼は言いました。

 

”先生! 執刀を先生がするなら 前日当直に入り 当日、当直明けで 手術をすることだけは しないでください。

そうでないなら 合併症が起きても文句はいいません”

 

確かに 当直明けの医師のパフォーマンスはぶっちゃけ

落ちます。。。

 

私も 外来やっても 内視鏡やっても 前日一睡もしていない当直明け

の時は 頭に何か膜がはったような 、手を動かそうにも思うように動けないような もどかしい感じになる事あります。

 

外科の先生も 手術の際 当直明けは こんな感じになるのかもしれません。

 

実際 この主治医の先生は 当直明けでなく 手術し 無事合併症などなかったようです。

 

医療行為には こんな一面もあることは

知っておいてください。

 

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