最近 新しい病院での勤務を開始しました。
かかりつけになる患者さんに対して私は、
まず 問診で 病歴を質問した後
一般的な診察をします。
ここでいう 一般的な診察とは、目、頸部を診察し
その後 胸部を聴診し心音 呼吸音を聞き、
腹部で肝臓脾臓などを触診します。
決して特別な診察をするわけでは、ないのですが、
患者さんが”診察なんて 初めてしてくれた!”と
おっしゃる方が、本当に多いです。
診察しなければ 医療する上で 不安だと思うのですが、
医師で 診察をしないで診療をしている方が、本当に多いようです。
総合診療の名医の方々は、問診と診察だけで 診断の70%はできるとおっしゃっています。
どんなに医療機器が発達しようと、問診 診察の重要性は
低くはならないと思うのですが、時代は違ってきているのですかね。