「劇作家と小説家とシナリオライター」Aキャスト感想 | 未来に向かって ~旅立ちの朝~

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劇団6番シード

結成25周年記念公演第三弾

「劇作家と小説家とシナリオライター」



本日、Aチームの千秋楽でした!!

Aキャストの皆さん、お疲れ様でした!!



そして・・・

書けなくて書けなくてさんざん苦労した感想。

ブログなら良いだろうってことでもう書いちゃうんだぜ!!!

もうガマンできない!!ww


一応まだお話本編は触れませんけどもね。

作品自体のことはやはり全部観てから書きたいし!

っていうか書けるのだろうか本当に(^^;


てことで今の時点では、

Aチームキャストさんについての感想です。




もちろん完全無欠のネタバレです!!


既に舞台を観られた方専用とだけ書いておきま~すww






では行きます!!





まず全体として、元々知ってる・観たことある回数が多い、

そういう方が一番多いのがAチームでした。

お初の方は2人だけ。佐藤ゆうきさんと夢月さん。

ある意味力量に対して一定以上の安心感があった皆さんでした。


でもというかなんというか、

未知数でどうだろうと思っていたそのお初の2人こそが、

僕の心にざくーーーーーっと、深い爪痕を残してくれました!!

おふたりともとっても若いのにあまりにも素晴らしい!!


そしてもちろん既知の皆様にもがっつり傷痕を残して頂けてますので、

結果、とんでもなく素晴らしいA、という評価になりました。



なにやらキャスティング的に、

Aはシンプル?ノーマル?スタンダード?オーソドックス?

そしてBやCはあえての変化を?

という感じになっているとかいないとか聞きましたが、


正統派がこれだけぶっとい剛速球をぶちこんでくると、

それはなかなかに対抗するのは厳しさが増すよ?!w

他2チームに対しての挑戦状!ってなくらいに、

「超えられるもんなら超えてみやがれ!!」と、

すごいハードルの高さに上げてきた・・・

そんな印象をもたないではいられないのです!!



ツイートにも少し書きましたけどもね、

ある意味全員が無双モードでした。

話のメイン側にいないときでさえ、

その場面の中でしっかりと生きて…いや活きて!…

いるのが感じられる皆様でした。




では個々に参りましょう。



one:佐藤修幸さん

「らしさ」炸裂!!

真ん中で音頭取って場を回していくのにあまりに適任すぎる感。

もうこの時点で他のチーム、特に夢麻呂さんが、全く想像できないw

またちょっと嫌らしく強く出る感じ(怒り含)や、

少し弱さをにじませる姿もとっても良い!

ザ・のぶさん!と言いたくなるくらいにすっぽりハマった!

個人的に、ちょっとヘタレるようなときののぶさん大好きなのですが、

皆に責められたりして懸命に否定するような姿や、

自分が責めた相手の真の想いに気が付いて悔いるような姿、

ホンットに大好きでした><


それにまた細かな声色や仕草がね、とーーっても自然で、

普段その辺りにいて出会える人感がすごかった~^^


あと、Dプロ、Dミリゲストと来ての、6C本公演へ…

出てくださったの嬉しかったなあ~><



two:高田淳さん

特筆はその優しい空気!!

OPでのセリフ、それを本編で言うとき、

もうね、、、まとってる空気が優し過ぎるんすよ><

二度目の観劇で、OPでその言葉聞いて泣いた…


そしてあの挨拶…いまの高田さんにこれ言わすかー><

でもやっぱりこのときも高田さんは高田さんで…

ぐっと来るけど、その後で苦笑いさせられるような、、、

あの空気良いなあ本当に><


劇作家とのシンクロ率も素晴らしく、そして何より、

3人でオールしてしまった後のシーンは、

今年自分が観た中でもトップクラスに大好きなシーンになりました!

ふたりの会話、先にも書きましたが、あの会話が優しい!><

セリフ取ったり取られたりシンクロしたり、

ふたりがこれまで一緒にやってきた時間の長さと重みを、

とっても感じさせてくれるかのような素敵なシーンでした。

そして後述しますが、ここはふたりだけの世界ではなかった…



three:松本稽古さん

稽古さんにこういう役やらせるとどこまでも弾けるの?w

ちと照れるけど、こういう奥さん持てたら絶対楽しいよね!

fourの先生にカフェで会って…同行OKもらったときの挙動!!

テンション上がりすぎて、

ピョンピョン跳ねながら後ろに下がって行くのが可愛すぎた!!!

しかもこれ無意識でこう動いてたみたいで…びっくりすぎる!

とんでもない勢いで場所移動して行くのも見事に爆笑を取る!

いーーい活躍でしたw

ホントおもしろい^^


そして…稽古さんって元気で可愛いってイメージで、

パッと見そこまでセクシー系とは思わないのですが、、、

(あくまで個人的に・あくまでパッと見のことw)

「例」のシーンですよ…

「その呼び方やめて~いつもそう呼ばれて…」のセリフの流れの中、

そっと髪をかきあげる←

これは毎回同じタイミングでやってたからもちろん意図的だろうけど、

この一発でエロさ爆発!!www

あのシーンの妖しさをグッと引き寄せるたがねの一撃?ww



four:添田翔太さん

エロさ爆発のもうひとりの犯人w

普段が爽やか一直線好青年なだけに、

あそこで空気を変えると効果抜群!

キーになったのはthreeと合った目を逸らしたところ。

これもまたたがねの一撃ですね!!ヤバさが一気に増すww

まさか松本さん作品でこんなシーンを観られるとはwww


それに添田さん、実に自然に細かな仕草やってたんだなあと。

ひざに付いた砂を払う…

大きな仕草でズボンごとばふっとやることもあれば

小さくはたいて落とすだけの時も。

たぶんだけど膝をついてた時間の問題?

また豪雨の中で濡れそぼった顔を拭う仕草もまた絶妙な。

ホントに砂が付いてて、ホントに顔が濡れてて、

そんな風に見えましたよ。

そして彼女を想い空に叫んだ熱く真っ直ぐな眼差しは、惚れる!←


そして何より、6Cで添田さんを見られる幸せが深すぎた!><



five:佐藤ゆうきさん

問題の人そのいちwホントやられましたw

「うーわ・・・やられた、なにこの子めっちゃ可愛い!!」

と思わせるに余りある演技でした。

佐藤さんが可愛いのは間違いないですが、

何よりもfiveのこの子としてとても可愛かった!!


『なにアイツ感じ悪い…』

⇒いやそれあなたもたいがい感じ悪いよ?w

と思ったファーストコンタクトw

鋭くキツイ視線だけでなく全身ナイフみたいな雰囲気、

からの~~~!!

編集者さんとの絡みになると、キツさはきっちり残しながらも、

そこはかとなく薫る、可愛いにもほどがある彼への恋心!!

仕事に夢中すぎる彼との関係が上手く行ってない。

そこに現れる他の女。(仕事絡みとはいえね)

様々なジェラシーが交錯する表情がもう巧みすぎる!!


佐藤さん、伺ってみたらまだ舞台始めて1年未満て…ウソだろ!?

6~7本一気にやったということで、

それだけたくさん吸収したのでしょうけど、

でもそれだけしっかり取り組んで来ないとこの姿にはならないのでは。


アリスイン舞台に出てるのは何となく気付いてた。

観てはないけどチェックはしてるしね。

夢さんのツイートで応援されてたり、

松本さん演出の時に出たりしてるのも、

不思議と目に入ったお名前でしたが…

なるほどこれはここに呼ばれるのも納得ですね!


最後、編集者の胸にパンチする…

(このやり方見てあげてたのが稽古さんらしい、さすがだww)

これがまた顔を少しうつむき加減でふくれるようにして、、

うーーーわこれはズルい可愛らしさだ危険極まりないww

(もちろん全身全霊全力を尽くしての褒め言葉)


やばい、長くなったw



six:井坂茜さん

ここにキャスティングされたお三方を見て、

ん?あかねーねさん役の方向性が良く分かんない…

と思っていたら、とんでもないのが飛んできたww

どの方向にもパンチ力発揮できる方なんだなあ~と感心しきり!


表に出てもおもしろいけれど、特筆は裏だろうか。

その怪しさ全開の挙動によって、

他のメンバーをドン引きに落とし込んで行く!!←

被害者多数!!ずんさんの驚愕のまんまるおめめなんか、

彼女の危険さを如実に物語ってる気がするww

メイン側で繰り広げられるインパクト大きな出来事に対し、

裏でひとりうるさく反応しているww

うるさいので見ちゃう!!

目の前でうるさくされるからもう追わないではいられない!!

無論褒め言葉w

巧みに場を壊さない範囲で絶妙すぎる大暴れだったと思います^^



seven:渡辺咲季さん

このわたさきの姿は個人的にとても観たい姿の彼女!

今年何度か観られた嬉しさはありましたけどね^^

剛腕パンチ力封印で、正統派美女として魅せる!

さらに言うと、こんなに眉間に陰りを漂わせる姿は完全に初!!

仕事できそうなシャープさと、気高く清楚な雰囲気がありながらも、

追いこまれて弱って行く雰囲気良かったなあ><


ただ小説家に対してだけは強く出て…

追いつめて行くかのごとき言葉の鋭さと力強さ、怖っっっわ!!!

でも真実に気づいていた彼の言葉にはっとなる…

あんなわたさき初めて観たぞ!なんて良い弱さ!!


役柄的には他の人に比べて常識人感マトモ感が強く、

インパクトを発揮しづらいポジションではあると思います。

が、わたさきの凛とした声の力と綺麗さも含めて、

ひっそりながらも確実に、デキる美女感を発揮してました。


終演後にそこからの落差がどうしても…w

初めてわたさき観た人が面会したらびっくりするわ!www



eight:熊野隆宏さん

この人何とかしてくださいw

ミーハー感だけで僕の心を浸食して行きやがりましたwww

会議室にやって来るアイツですよアイツw

興味津々のニヤニヤ笑顔と、巧みに中心に近づこうとする挙動、

ウザいことこの上ないこと夥しい!!

(もちろん全身全霊全力を尽くしての褒め言葉(二度目))

もうね、抵抗できない、見ちゃう、こいつのこと見ちゃう!

あのニヤニヤがムカつくのに、アレ観て笑いたくなっちゃうw

ホント何とかしてくれ!!!

編集者やプロデューサーからの扱われ方が雑すぎるのも相まって、

素晴らしいウザさの魅力を届けてくれましたw


出演が決まったときのあのシーン。

ホントさあ、なんで君そこでいちいち前出てくるの?w

真剣びっくりの人たち相手にニヤニヤと興味津々の顔でww

ホントに絶妙すぎるタイミングで編集者の前に出てテーブルに寄る!

そのタイミングと動きだけでビール三杯イケる!!面白すぎた!!


見せ場をカットされ後ろにしょぼんと座らされる姿もステキw

自分的千秋楽で、そこの顔を人の隙間からのぞこうとしたら…

それ熊野さんにバレてたくそう!!ww



nine:夢月さん

問題の人そのにww

ここは、長くなりますよ、ご勘弁。

それはシーンとしての魅力も含めてだと最初に言い訳ww


ちょろちょろツイートしましたが、

本当に小さな動きで、本当に大きく深い感動を、届けてくれました。

ここは順を追って話したいと思います。


twoと劇作家と3人でオールした後のシーン、

泥酔劇作家のために水を買いに行って戻ってくると、

長年一緒にやってきた2人の会話に入れずにそっと横で聞いている…。

その姿それ自体は良かったのですが、

初見ではやはり、ステージの上の2人に集中していました。

自分にとってこのシーンは2人のシーンでした。


そして2度目の観劇。

初見が正面だったので、今度は座席を下手サイド席へ。

すると、彼女が上手通路で何をしているのか、見えました。

そしてtwoに言葉を掛けると同時の笑顔が、

実はあまりにも切なすぎるものだったことに気づきました。


その素晴らしさに気づいていつか感想伝えたいなと思った次の機会。

角度を大きく変えて観たいと思って上手の端に行きました。

するとそこは水を持って戻ってくる彼女がひっそり2人を見守る場所。

実は座席チョイス時は忘れていたのですが、

せっかくだからと、彼女をじっと観ていました。すると…


「もういい!俺が出る!」


ステージの2人がシンクロするこの言葉。

2人の関係を本当に良く魅せてくれるこの言葉のときに、

なんと彼女もまた…全く同時にぽつりと…

その言葉を発していたのでした。


そこに気がついてハッとしました。

散々2人のそれを聞かされてきた彼女だからこそ、

これをこのタイミングで口にすることができるのだと。

それだけのものが彼女にも存在しているのだと。

それだけの想いを持って2人に接しているのだと。


そこに気付いてから、このシーンは2人でなく、

3人のものになりました。僕の中で。

呟いたあとに、彼らの言葉を聞きながら、

切ない笑顔を浮かべて俯く姿。

その切なさ寂しさを振り切って2人の許に戻って見せる笑顔も、

それでもやっぱり堪えきれずに切なさを隠し切れなくなった笑顔も、

すべてのものが繋がって見えるようになりました。


「お前大学だろ、俺が送って帰るから良いよ」

そう言われたときの切ない笑顔、

本当はどうしていたかったのかがすごく良く見えました。


「明日から赤の他人ですね」

明るく振舞ってそう告げる彼女。

その背後で、その言葉を聞いていた劇作家が頭を垂れる…

彼女の言葉が、酒に逃げた劇作家に辛い現実を直視させたこと。

(追記:上の二つのセリフ、順番逆でした(^^;)指摘感謝w)


最初に観た光景から何倍にも魅力がふくれ上がっていました。


これね、最初から気づけないのがむしろ悔しいですし、

気づいて観られていた人はちゃんといると思うのです。

ただそれでもね、ひっそり控える彼女があれを呟くところは、

一体どれだけの人が気づけてたのかなって思います。

絶対に、気づけるように、演じることはできない姿。

果たして誰か気づいてくれるの?誰も気づかないかもしれない。

それくらいのちいさいちいさい動き。

でもあまりにも深く重みのある動き。

そういう動きだからこそ、彼女があの世界でしっかりと生きている!

そう思わないではいられませんでした。


最初に観たときから今年の観劇の中でも有数の名シーンでしたが、

彼女のお陰で、間違いなくトップ争いをするシーンになりました。


あとね~、純粋に、イイ笑顔が本当にイイ!!!

最後に原稿用紙を置いて、twoに向けた笑顔…

途中のあの切ない笑顔があってから観るこの笑顔、

良かったね!本当に良かったね!!

そう思わないではいられませんでした。



私:若林倫香さん

雰囲気…ハマったなあ~><

まだまだスレてない世慣れない雰囲気とでもいえばいいか、

純粋無垢とでもいえばいいのか、

健気な雰囲気が、病へのこと…弱みの部分と相まって、

切なく儚くも懸命に頑張るという魅力をとっても見せてくれました。


キャリアはそこまで多くはなかった、、、ですよね確か。

でもその割に大きな役所を演じる機会を観ることが多くて、

やっぱり実力あるんだろうなあと思ってはいたのですが…

それでもなおこれだけ若く世慣れないところで魅力を出せる、

素晴らしい~^^


個人的に好きだったのは、劇作家へのファンレター、

気づいてもらえなくて見せる切ない表情!(笑)

そしてやっぱりラストの手放しに「良い!!」と思える、

あのまっすぐな笑顔ですね^^



ゼロ:図師光博さん

はい!!これだ!!図師さんこれが一番観たかったんだ~!!

図師さんは図師力が高すぎるがゆえにどうしても…

だからこそそれを完全に封じての役どころを観てみたかった。

まさにわが意を得たり!!でした。


今年TRUSH!で全開の「図師」を作品に取り込んでおいて、

今度は一切封印の180度違う姿でステージに送り出す。

松本さんの起用の妙と、それに見事に応える図師さんと、

本当に自分にとっては嬉しすぎるゼロでした!!


普通にしてるとめちゃくちゃカッコ良い図師さんの、

冷徹すぎる恐ろしいまでの視線に最初は釘付け!!

そして、一番心を奪われたのは、

fiveとsixふたりにつけこんだあの悪魔のような姿でした。


「あの」sixにあんな真剣な目をさせた悪魔の囁きとその表情も、

そして、

狂気?凶気?あんな恐ろしい笑顔があるものか!?

そうとしか思えなかったfiveに向ける笑顔。

背筋が凍りつくような、素晴らしすぎる悪魔っぷりでした!!







てことで一気に勢いのままに書き連ねてしまいました!!

本当にステキな皆さんでした^^



さあ、BやCはどうなるか!!


あまりにハードルが上がった劇作家周辺メンバーと、

配役の妙というものを素晴らしく感じるthree&fourコンビ、

そして何よりまだヴェールをかぶったままのゼロのポジション。

どんな姿になるのか、どんな変化が見られるのか、

プレッシャーガンガンかけちゃうようなブログになりましたけども、

それだけ楽しみが大きすぎるのです!!


いよいよ金曜から始まるのですね。

自分は土曜になりますが、どきどきしながら待ちます!!