筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)” -14ページ目

筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)”

諦めていたことにまた挑戦して欲しい。皆様にとって「きっかけ」が生まれる場所でありたい。全力でサポートさせて頂きます!

筋膜を整えて健康を取り戻す

筋膜調整セラピスト,理学療法士の半田です。

 

 

 

今日は「尿失禁」筋膜について。

 

 

 

くしゃみとか、ジャンプ着地。

腹圧が高くなったときにおこる尿失禁。

これを腹圧性尿失禁といいます。

 

尿失禁へ介入

経験上,筋膜への介入が非常に効果的です。

必須と言ってもいいでしょう。

 

一方,

水の音を聞いたりすると急にトイレに行きたくなる。

トイレに入ったとたん,急に我慢できなくなるという尿もれ。

切迫性尿失禁。

 

切迫性の場合,認知行動療法が必要であると言われています。

 

 

 

サロンでの一例。

お話を聞くと明らかに,切迫性尿失禁。

 

先入観をもたずに筋膜から介入するのがTRIGGERのスタンス。

 

しっかりと筋膜を整えたら,切迫性症状がピタッと止まりました。

 

 

 

「あのあとトイレに入っても,特に我慢するとか1回もなかったんです」

 

「関係あるんですかね?」

 

 

 

あるんですねー。

尿失禁と筋膜について少し詳しく解説してみます。

 

 

 

膀胱と尿道は,

骨盤腔にある同じ内部筋膜に包まれています。

 

詳細は省きますが,

内部筋膜にはセンサーの役割があります。

(センサーの詳細を知りたい方は,私が執筆した部分をお読みください⇒臨床スポーツ医学 第35巻 第5号

 

なので,この膜が正しい緊張状態にないと,

内部臓器は正しく機能することができず,

蓄尿や排尿に関する機能障害がでます。

 

これを,下部尿路機能障害といいます。

 

なので,

下部尿路機能障害を筋膜の観点から考えるには,

尿道と膀胱をつつんでいる膜にかかる緊張は

どこからやってくるのか?

これが大切になります。

 

 

 

では,この膜の緊張はどこからやってくるのでしょうか?

 

 

 

尿道や膀胱は,腹部の後方にある臓器です。

腹部の後方にある臓器をつつむ膜,

これが後腹膜です。

つまり,尿道や膀胱は後腹膜につつまれています。

 

 

 

では後腹膜はどこにつながっているのでしょうか?

 

 

 

後腹膜は脊柱起立筋の筋膜につながります。

ここで,内臓と筋は膜の連続性によってつながりました。

 

「筋」をつつむ筋膜の変化は,

「内臓」をつつむ内部筋膜に影響を及ぼすことがわかります。

 

さらにたどっていきましょう。

 

脊柱起立筋をつつむ膜はどこへ行きますか?

もう簡単ですね。腰部から腹部全体です。

 

もっといえば,

胸腰筋膜を介して大殿筋にもつながるし,

みなさんご存知の筋膜のラインにつながっていくことも理解できます。

 

さらにたどってみます。

尿道と膀胱をつつんでいる後腹膜。

他に何をつつんでいるのでしょうか?

 

腰方形筋や腸腰筋です。

そこから下肢へとたどっていくと,

内転筋筋膜につながっていきます。

 

これで,内部筋膜は下肢の筋膜ともつながりました。

 

 

 

まとめてみます。

 

 

 

尿道と膀胱をつつんでいる内部筋膜は,

腰部や骨盤帯の腹側,背側の筋膜,

そして下肢の筋膜につながっています。

 

まあ、もっともっといえば全部ですw

ですが,「特に」上記の場所が重要になります。

 

このどこかの筋膜が機能不全を起こせば,

内部筋膜には異常な緊張が加わり,

センサーが機能しなくなる。

 

そして,尿道や膀胱の機能不全をおこし,

下部尿路機能障害に陥るわけです。

 

 

 

尿失禁に対して筋膜に介入すると,

尿失禁が改善するのはこういう機序があるんです。

 

筋膜に介入したあとに,

骨盤底筋群のエクササイズをやる。

 

これが,とても効率的かつ効果的です。

 

 

 

TRIGGERのコンセプトは

まずは筋膜,次に運動。

 

尿失禁への介入に対しても同じですね。

 

 

 

今回のケースでは以下の場所を筋膜調整しました。

 

結果として,切迫性尿失禁はなくなりました。

 

 

 

尿失禁に対して筋膜への介入はやはり必須です。

 

「尿失禁は,内部筋膜と筋筋膜が分離されていない典型的な症状だ」とAntonio Stecco先生はおっしゃっていました。

 

ほんとそうだなーと思います。

 

 

 

排尿自立指導料の対象は,

尿道カテーテル抜去後,

もしくは留置中から予測される

下部尿路機能障害ですよね。

 

排尿ケアチームの理学療法士には,

必須の知識ではないかと思います。

 

後腹膜が関係する腰部・骨盤帯の背部の筋膜や,

下肢の筋膜をしっかりと整えること。

 

これがポイントになります。

 

尿失禁で悩んでいる方にはまず筋膜。

ぜひ試してみてください!

 


 

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【尿失禁に対する筋膜調整】

12月2日(日)9:30〜17:00

詳細・お申し込み

 ⇒ http://trigger-physio.com/topics/188/

 

 

 

 

 

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港区赤坂7-6-9赤坂ONビル201

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筋膜調整セラピスト

 

TRIGGERの中村です

 

 

前回は、ケガや固定によって筋膜やそのまわりの環境にどんな変化が起こるのか?

 

そのことをお伝えしました。

※前回の記事はこちら

http://ameblo.jp/trigger-physio/entry-12410030208.html

 

 

さて、今回は

 

硬くてすべりの悪くなった筋膜は、もとの良い状態に戻るのか?

 

戻るとしたらどうすれば良いのか?

 

それについて解説していきたいと思います。

 

 

 

筋膜のすべりやすさを取り戻すためには

ある条件が必要になります。

 

 

その条件とは・・・

 

 

 

 

 

「熱と刺激」!!!

 

 

 

 

わかるようなわからないような・・・

 

 

 

この条件とはヒアルロン酸の性質に関係しています。

 

 

実は、ヒアルロン酸の特有の性質として

熱に弱いんです。

 

 

ヒアルロン酸はだいたい40度以上になると

 

ベトベトの水のりの性質からサラサラの状態に戻ることが解明されています。

 

 

なので、硬くてすべりの悪くなった筋膜は、

一定の温度まで温めると動きを取り戻せるんです。

 

 

それなら

 

「お風呂に入ればいいじゃん」

 

「ホットパックとか部分的に温めるパックを使えば簡単だ!」

 

そう思いますよね。

 

 

実はそれだけでは不十分なんです。

 

 

では何が必要か・・・

 

 

先にお伝えした「熱」に加えて「刺激」が必要になります。

 

 

特に 摩擦や圧迫による「刺激」

 

これがヒアルロン酸をサラサラに戻すために必要になります。

 

 

それでは、なぜ「刺激」が必要なのでしょうか???

 

 

実はこのヒアルロン酸

 

 

ベトベトの状態に変化するだけでなく

 

 

ヒアルロン酸の分子どうしが重なり合って、くっついてしまっている状態

 

なんです。

 

※「分子」というのは、その物質(ここで言うヒアルロン酸のこと)を形作っている要素の中の、もっとも小さい粒だと思ってください。

 

 

本来であれば

 

ヒアルロン酸の中にある小さい粒どうしが、その小ささを保ったまま

 

そして

 

粒どうしが距離感を保ったまま存在しています。

 

 

ですが、ケガや固定によって

 

ヒアルロン酸を含んだ水分が脱水を起こしたり

 

ヒアルロン酸が必要以上に増える(筋膜の中にヒアルロン酸を分泌する細胞が発見されていて、ケガや運動で筋膜を刺激するとヒアルロン酸が多く分泌されるようです)

 

 

そうなると

 

小さかったヒアルロン酸の分子と分子の距離が近づいてしまって、お互いがくっついてしまうのです(これをヒアルロン酸の重合化と言います)

 

 

こうなると、小さかった分子は大きくなってしまい、

 

しかも

 

分子どうしの距離も近くなりすぎて身動きが取れなくなってしまうのです。

 

 

この大きくなったヒアルロン酸の分子を再び細かくしたり、

 

分子どうしの結びつきを断ち切るために

 

 

摩擦と圧迫による「刺激」

 

 

これが必要なんです。

 

 

 

まとめますと

 

ヒアルロン酸のベトベトを元に戻すためには

 

「熱」を加えることでヒアルロン酸のベトベトをサラサラに戻しやすくする

 

次に

 

・摩擦や圧迫などの「刺激」を加えて、大きくなったヒアルロン酸の分子や不必要な結びつきを一旦壊す

 

 

これが筋膜の硬さやすべりを改善させるための特定の条件になります。

 

 

なので、サロンに来られた方には、自宅に帰ったあとも、局部の温度が上がるまでマッサージをしてもらうようにお願いしております。

 

「ゴリゴリとした感触の硬さや痛みがなくなるまで」

 

これがセルフマッサージのコツです。

 

 

 

次回は、連載中のテーマとしては最後になります

「筋膜調整によって得られる最大のメリットとは!?」

 

これに迫っていきます。

 

 

それはなぜか

 

これがTRIGGERが大切にしているコンセプト

 

「まずは筋膜、次に運動」

 

この理由の根っこに当たるからです。

 

 

それでは次回もよろしくお願いします!!!

 

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筋膜調整セラピスト

 

TRIGGERの中村です

 

TRIGGERでは、姿勢や動きを指導する前に必ず行うことがあります。

 

それが

 

 

「筋膜調整」

 

 

です。

 

 

まず筋膜を整えて、次に運動です。

 

 

この順番には重要な理由がありまして、

 

目の前で起きている姿勢の変化や動きの癖は、

 

「筋膜が硬くなっている」 その結果として

 

悪い姿勢しかできなかったり

 

よくない動き方しかできない

 

ということが考えられるからです。

 

 

これについては、前回の記事でも紹介しております。

※前回の記事はこちらhttps://ameblo.jp/trigger-physio/entry-12409780099.html

 

 

 

硬くなかった筋膜が硬くなってしまった

 

これは「筋膜」という構造そのものがすでに変化している状態です。

 

さらには

 

「筋膜を取り巻く環境そのものが変化している」状態

 

でもあります。

 

 

この「筋膜や筋膜を取り巻く環境の変化」とは一体どういったことなのでしょうか???

 

 

 

それでは、少しずつ解説していきましょう。

 

 

 

筋膜にはいくつか種類がありますが、

 

主に体を動かした時の痛みの原因になる筋膜は、たいてい3層構造になっています。

 

簡単に言うと、プラスチックの下敷きを3枚重ねたようなものです。

 

 

そして、この重なっている下敷きと下敷きの間には

 

「ヒアルロン酸」

 

があるのです。

 

 

そうです。

 

 

よく、ひざの関節のじゅんかつ油の役割で例えられる

 

あのヒアルロン酸です。

 

 

筋膜の層構造の中にもヒアルロン酸がたくさんあって、

 

下敷きどうしがスムーズに動くようにじゅんかつ油の役割

 

をしています。

 

 

 

この時のヒアルロン酸は、粘りっ気のないサラサラした性質をしています。

 

なので、ヒアルロン酸がサラサラの状態であれば、

 

筋膜の構造である3枚の下敷きは、問題なくツルツルすべって、動きやすい状況にあるのです。

 

 

ですが、

 

◯ 骨折やねんざなどのケガ

 

◯ けがなどによる固定

 

◯ 使いすぎ

 

これらによって、

 

ヒアルロン酸の性質が、サラサラからベトベトになってしまうことが研究でわかっています。

 

 

ベトベトな状態、言うなれば水のりのような状態になってしまうと

 

下敷きどうしのすべり具合はどうなると思いますか??

 

 

そうなんです。

 

 

すべらせようとしても粘りっけが強くてスムーズには動きません。

 

これが「筋膜を取り巻く環境そのものが変化した状態」

 

になります。

 

 

ケガや固定、使いすぎによって、ヒアルロン酸がベトベトになるのと同時に、まわりの水分も「脱水」を起こします。

 

これが、さらにヒアルロン酸のベトベトを強くしてしまいます。

 

 

下敷きどうしのすべりが悪くなった筋膜は硬くなり、

 

無理に動かそうとすると痛みも出ます。

 

 

なので筋膜調整が必要なところを探し当てる方法は、

 

「硬くて痛いところ」

 

それを手で触って、探していくのです。

 

(私たちの友人である松村先生も、硬くて痛いところが見つかると、この表情になります。)※ご本人より掲載の許可を得ております。

 

 

 

まとめますと

 

ケガをしたり、使いすぎたりすると

 

・筋膜の中にあるヒアルロン酸がベトベトの水のりの性質になる

 

・それによって、筋膜のすべりが悪くなる

 

・すべりの悪い筋膜は「硬くて痛い」

 

こうなります。

 

 

筋膜が健康な状態であれば、動きをジャマすることなく、痛みも発しません。

 

 

でも、ケガなどによってどこか1ヶ所でも筋膜が硬くなると、

 

その部分を中心に、近くの筋膜や遠く離れたところの筋膜も引っ張ってしまいます。

 

 

その結果

 

 

悪い姿勢や動き方の癖を引き起こす可能性が高いのです。

 

 

 

では、一度硬くなってしまった筋膜やまわりの環境は、元には戻らないのでしょうか?

 

 

もし戻るとしたら、どうすれば戻るのでしょうか???

 

 

次回は、筋膜の硬さやヒアルロン酸のベトベト状態を良くするために必要なある条件をお伝えしていきます。
 

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