世紀のトンネル・ビルバックナー 池田純一 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

相手の不理解、欠点は自分の行為の弁解とはならない。

自分はただ自分の力不足を認めて自分を責めればよい。

そうして自分の内の不純なものを焼き滅ぼしてゆけばいい。

 

 

 

 

 

 

 

世紀のトンネル ビルバックナー 

 

 

1986年ワールドシリーズ ボストンレッドソックス VS NYメッツの6戦

レッドソックス3勝2敗で迎えたこの試合で、延長10回2死二塁からメッツのムーキー・ウィルソンの何でもない一塁ゴロ足に故障を抱えていたビル・バックナーがまさかの「世紀のトンネル」。

サヨナラ負けした。

これでシリーズの流れが変わりレッドソックスはチャンピオンを逃す羽目に。

 

試合後ビルは「このエラーを自分の人生の糧にしたい」と語ったそうだ。

 

令和元年5・28、認知症など闘病の末、死去。69歳。

 

22年というその長いキャリアで通算2715安打通算打率も2割8分9厘1980年には首位打者に輝いた。通算本塁打174本シーズン40三振も、1試合3三振一度もないという。本来は守備の名手でもあった。

 

ところで、レッドソックス史上の三大悲劇というものがあるそうだ。

1978年のヤンキースとのワンゲームプレーオフでの守備の人バッキー・デントに打たれた決勝本塁打

2003年のヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズ最終戦でのアーロン・ブーンに献上したサヨナラ本塁打

そして、このビル・バックナーのサヨナラエラーとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

池田純一

 

 

元阪神の池田純一は、プロ通算80本のホームランを打っているが、そのうち5本がサヨナラである。

これは実は、松井、落合、原、山本浩二、松中などと並ぶ記録であることは特筆に値する。