ワルサーP38
ルパン三世で有名。
世界初のダブルアクション機能を採用した軍用ハンドガン。
古いオートらしく銃身を前に突き出させ、上面を大きく切り欠いたスライドに出来たのは、プロップアップ式ショートリコイル機構や、細いリコイルスプリングを2本フレーム両サイドに持つ凝った複雑な構造だからだ。
デコッキング機構、ダブルアクショントリガーも合わせ持ち、いかにも精密機械っぽい、知的なイメージの拳銃。
まさにルパン三世にもってこいだ。
命中精度は高く、大戦中はルガーP08と並んで連合国軍兵士の「みやげ」として人気だった。
戦後もほとんど設計に変更なく1995年までドイツ連邦軍の制式採用拳銃でありつづけた名銃。
P38はトイガンでも人気が高かったため多くのメーカーが発売している。
モデルガンでは、1966年にMGCがダイナミックシリーズとしてタニオアクションのアンクルタイプを発売している。
ショートリコイル、デコッキング機能はない。
同年、中田商店もP38を発売、設計は著名なモデルガンデザイナー六人部氏が実銃を採寸して製作したものである。
ショートリコイルも再現されていた。
1968年にはMGCがダイナミックシリーズゲシュタポモデルを発売、同年、MGCから六人部氏設計のMJQが4,000挺限定で発売されている。
これはショートリコイル、デコッキング機能はない。
1971年にはCMCがP38を発売、1973年にはBLK式を発売している。
1973年には中田商店のモデルガンを「丸真ダイカスト」として実際に製作していたマルシン工業が中田商店の金型を受け継いで金属製P38を発売する。
1980年にはマルシン工業がショートリコイル式ABS製P38を発売、1982年にはマルゼンがエアーコッキング式を発売、1984年にはマルシン工業も同様にエアーコッキング式P38を発売した。
ガスガンでは1990年にWAが固定式ガスガンを発売している。
2003年にはマルゼンがガスブローバック式P38を発売。
実銃の図面を基にしたものでP38の決定版といっていい。
荷風とかつ丼
本八幡の「大黒家」。
2017年閉店したとか。
家風セットは食べられずじまいだ。
残念。
ちなみに大町には「大黒屋」があり、ここにもかつ丼あり。
荷風は浅草時代尾張屋によく行ったとか。
よく行った、というか、毎日行ったんだったっけ?
大きすぎてはみ出ている。
昔京都は伏見大手筋商店街内にあった蕎麦屋のアナゴそばを、思い出す。
親父といったな。
毎回、いや、毎日、この鳥南蛮を頼んだ荷風。
自分はこれがいい(笑)。
サイドメニュー。