カラスとフクロウ | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

どれだけそこに正しいスローガンがあり、美しいメッセージがあろうとも、その正しさや美しさを支えるだけの魂の力が、モラルの力がなければ、それはすべて空虚な言葉の羅列にしか過ぎないのだ。

 

 

 

カラスとフクロウ

 

石原元東京知事が、悩ましいカラス駆除の一環で、カラス肉をパイにして東京名物にしたらどうかと、一分間に360回の瞬きと口角泡飛ばし、声高に提案していた。

その時は「お前はバカか」と思った。

ネットで調べるとレポートが結構ありそのまま食べると滅茶苦茶不味いそうだ。

茨城では生で刺身で食うレポート、とか。

マジで、さすがにこれやばいよね。

へずまと変わらんやん(笑)。

 

信州上田では、以前だけど、カラスの肉団子が食べられていたと聞き、さっそく調べた。

信濃国分寺の八日堂縁日で、「カラス田楽」とか「ろうそく焼き」と称されて、昭和30年代までカラスが食べられていたとのことをゲット。

それをつまみにお酒を飲むのがオツ。

形はきりたんぽのよう、まあいわゆる「つくね」のようなものらしい。

今はもちろん法律上、食べることができない

 

で、その肉のカラス捕獲に、なんとフクロウを使ったとか。

日中目が見えない生きたフクロウを畑や原っぱの中に打ち込んだ杭に括り付けて囮にし、そこに群れてたかってきたカラスを投網で一網打尽にするという、なんともバイオレンスなやりかた。

そもそもカラスとフクロウは全く相いれない天敵、水と油。

夜と日中の王者同士。

その性質を利用している捕獲法だそうだけどね。

今なら世界中の、いや、地球上の愛護団体からの炎上系猛烈抗議必至だ。

 

意外とフクロウ強いとか聞くが。

...夜は。。。だけど。

意外と見かけによらず獰猛なんだよね。

 

2017年には諏訪市で「鷹を使ってカラスを追い払う」という取り組みが、試験的に始まったという記事も見つけたが、その後どうなったんだろうか??

 

 

 

 

 

 

 

吉村昭記念文学館

 

荒川区にある「ゆいの森あらかわ」内にある。

上野からメトロ日比谷線で三ノ輪まで行き、かってチンチン電車と呼ばれた都電荒川線に乗り換えて荒川二丁目まで行く。

閑静な住宅街の中にある。

シブい癒しの場所。