プリッツの「こんがりっち製法」って、なんやねん?
コティングリー妖精事件
1917年、イングランド北部にあるコティングリー村に住む少女フランシスとエミリー二人が撮った写真に、ナント、妖精が映り込んでいたという事件。
光の当たり方が不自然との指摘もあり、賛否両論だったそうだが、アーサー・コナン・ドイルは「ホンモノ説」を指示。「妖精の出現」を出版するに至ったという。
しかし1983年、二人の少女のうち一人のエミリー・ライトが「あれは「プリンセス・メアリーのギフトブック」という絵本の妖精のイラストを厚紙に模写後、切り抜いた絵をキノコにヘアピンで固定して撮りました」と告白。
衝撃だ。
理由は「妖精を信じない大人達への軽い悪戯のつもり」。
しかし、想像以上に騒がれて、本当のことを話すことが恐ろしくなったとのこと。
だから、半世紀も黙っていたそうだ。
こうやって捏造だったことが明らかになる。
しかし、その中の1枚である最後に撮影された5枚目の「日光浴の繭」と呼ばれる写真だけは本物で、写真に写っているのは、すべて本物の妖精であると主張し続けたという。
1978年、コンピューターを使い、この写真の分析が行われたが、1~4枚は偽造の証拠が見かけられたが、問題の5枚目については見つからなかったという。
2人が亡くなってしまった現在ではその真相は闇の中。
60年以上もの長い間、人を騙し続けたということでギネスブックにも載った。
このことを題材にした映画は1997年の「フェアリーテイル」だ。
また、この妖精事件を取り上げた企画展「コティングリー妖精事件と神智学者ガードナー」が、名古屋大学 教養教育院 プロジェクトギャラリー「clas」で開催されたこともあった。
まあ、ぱっと見で、かなり違和感があるといえばそうだ。
一目で見分けられるというのは、現代人だからなのか?