関西人だが、広島風お好み焼き派だ。
あれを食うためだけに新幹線ではるばる広島に行くことも、大いにありだ!
もうなんというか、関西風のお好み焼きの味を、すっかり忘れてしもた。
でも、実はお好み焼きよりも、もんじゃ派なんですよ(笑)。
東京に魂を売ったダサい関西(京都)人(笑)。
そう自分、東京に魂を売ったみうらじゅんの後輩でげす。
稲村米治 昆虫千手観音
数々の昆虫を素材とした千手観音像がある。
おびただしい数のカナブンやクワガタ、カブトムシ、タマムシを表面に貼りつけ、構成されたもの。
制作者は、稲村米治、2017年没。
アーティストではないが、いまからちょうど47年前の1975年、ひとりで昆虫千手観音像を制作した。
その数、じつに2万匹。
制作期間に6年もの時間を費やした。
死んだ昆虫は一切採集しなかった。
生きた昆虫に注射をすることで、生命のある形態を留めることに腐心していたという。
それにより、樹木にへばりついた生きている昆虫のごとし、立体的に造形化され、躍動するような迫力を持って迫ってくる。
執念を感じずにはいられない。
人によっては見ることも耐えられないものかも。
かつて岡本太郎は、今日の芸術の条件として「いやったらしさ」を挙げていた
稲村の昆虫千手観音像はまさしく「いやったらしい」
空気銃ぶる~す
ポポンSのアニメCMでおにいさんが空気銃で雀を撃っていた。
シオノギは大胆なことをしていたものだ。
まさに昭和中期の異常なるゆるさ。
イイ感じである。
謎がある。
空気銃ってそんなに簡単に入手できたのだろうか?
野球のバットや、釣り竿、ゴルフクラブを購入する感覚なのだろうか?
これは散弾銃じゃないけど、銃だよね。
空気銃の弾が当たると、最悪死ぬそうである。
銀玉デッポウとはわけが違うのだ。
しかも子供のお兄さんが、ストレス解消に空気銃で雀撃ち。
これはスポーツではなかろう(笑)。
どう考えても。
アルビューメンプリント
鶏卵紙法というプリント技術。
材料に卵の卵白を用いる。
それまでの印画紙に比べてコントラストを強く表現することが可能になったため、19世紀後半には盛んに利用されたが、プリントする毎に印画紙を作成しなければならない手間が掛かることもあり、保存性の効く乳剤を利用した印画紙が登場すると衰退した。
しかしながら、セピア色の独特の発色や、個人レベルで行える写真技術という点から、制作が試みられることがある。
特に欧米の写真家を中心に、古典的な写真技法を用いる写真表現「オルタナティブ・プロセス」のひとつとして重宝。
明治期の日本で、イタリアのアドルフォ・ファルサーリによって作られた「横浜写真」が有名。
なんとも言えない味わい深い彩色が施されている。
この色彩感、好きやわ。