さて テーマは「ボルトアクションで武装した散兵」と「マスケット装備の戦列歩兵」

では1巻の射撃演習より見てみる
バルツァー率いる散兵6人は50人の戦列歩兵に勝利した
つまり、「ボルトアクションを装備した散兵」は戦列歩兵の何倍も有用であるとの証明になる
具体的には何倍程度だろうか?
ランチェスターの第二法則を使えば
aF^2-bE^2>0
とかけるかと(a:散兵の効率、F:バルツァーの部隊、b:戦列歩兵の効率、E:戦列歩兵の数)
この式は、「戦列歩兵隊が全滅するまで闘うとき、バルツァー隊は何人生き残るか」という意味
バルツァー隊が勝利する以上は 何人か生き残ることが前提である

式をとく
aF^2>bE^2
→a>b(E^2/F^2)
→a>b(2500÷36)
→a>69.4b
つまり「散兵1人を倒すには戦列歩兵69人以上の犠牲が必要になる」という事
勿論彼我の戦力差や状況 練度等により大きく変化はする
が、状況次第では散兵1人が戦列歩兵約70人と釣り合う事実には変わりがない

これは第二王子を恐怖せしめるに足る、と思われる
バーゼルランドの動員力は不明だが おそらく総兵力は最大で数万程度
仮に「ボルトアクションライフルを装備した敵戦力」がいた場合、おそらく数百人、多くて千人程度でバーゼルランドが敗れ去る運命にある可能性があるからだ例えば「隣国から支援された反政府的勢力」とか

もっといえば「ボルトアクションを装備した同程度の戦力」からすれば バーゼルランド軍が全滅するまで戦っても おそらく相手側の犠牲は数百人、途中でバーゼルランド側が士気崩壊をすると見越せば 数十人程度の犠牲で勝利できる という意味だから

これは「勝てなくても、侵略者は流れる血に耐えられない」という抑止効果を否定する事になろう
この一件からも第二王子の危機感は伝わってくると思われる
まぁ エッセイ

11150円。。。。。
これは何の値段だろうか?
ミツゴの住む北陸地方ペンギン村(仮名)より仙台東ICまでの高速料金です
(何故仙台かといえば、1度行ってみたい町だから)
距離にして約550km位ですな

では 私が仙台まで行くのにいくら位かかるだろうか?
リッター15km、ガソリン1リットル=130円、と仮定すれば、往復で32500円ナリ(11500×2+550×2÷15×130、より)

ちなみに 高速バス富山~仙台便なら 往復で15000~16000円位
つまり 私としては最低でも車に2人位乗せないと採算に合わない訳やね
実際は仙台での駐車場探しや長時間運転する労力を考えれば、3人、いや4人位乗ってもらわないと感情的にも釣り合いが取れないケド

でも現実的に北陸モノで仙台に行きたい人 ってそんなにいないワケなんやね
そら東京や名古屋の方が近いからね

ここでは 富山~仙台 って例を出したけど 車での長距離移動する時は大人数の方が釣り合いが取れる、ってあると思う
で 現代は1世帯あたりの住人数は減っている、単身世帯や核家族増って訳で

つまり「大人数で家族旅行」という需要も減っているワケ
で、「なら公共交通機関使った方が安くね?」となりがち
だから自動車 特に大型車から若者離れが進んだ。。。。。とオイラは思った

何故これ書いたかというと(孫引きだが)星野芳郎「マイカー」で 高度成長期のマイカーブームを「自動車という閉鎖空間は列車と違い家族や仲間との自由な会話が許されるから」という旨を見かけたから
ならその「家族」が減れば?というワケやね

じゃあ「どうすれば自動車消費が増えるか」というのも見えてくる

まずは 家族なり仲間なりを増やすこと、、、、ま ムリだよね

では 各種コストを引き下げる事になるかな
正直意味不明な取得や重量税は勿論 高速料金やガソリン税も安い方がいい
当たり前か

では 何故高速料金やガソリン税が高いか?
ソレは「新規に作る道路の財源とするため」だったりする
要はドライバーの負担で道路が出来ているワケだ
後は「高速作った時の借金利払い」とか

つまり 車離れとは
・若者が大人数で長距離旅行する機会は減った(一度の運転による厚生は減った)
・でも 運転に対するコストは変わらない
・結果 自動車運転のメリットは薄れた
・故に自動車が売れない


いや あくまで「理由の1つ」に過ぎないですよ

実際は都会に人が集中したんで、車需要が落ちたり、駐車コストが高かったり、の方が強いと思っているケド

だから 長期的には自動車業界から「高速やガソリン下げろ、ムダな道路作んな」って声がさらに強くなる そう思っている

===============
やや余談
よく「若者は貧乏になったから車が買えない」なんて聞く
いや 地方だと「就職祝い」とかで親から支給されたりもするケド(ウチはそう)
でも 車ってそんないいモンでもなかったりする
仕事帰りの1杯も難しいし、移動中の読書やゲームも出来ない
おまけに事故のリスク付きだったり

交通機関に恵まれた都会の人に存在をアピールするには トータルでのコストの安さでの売るしかない、、、、、とは言い過ぎだけど 意識しないワケには行かないと思っている

その1
・「日銀は外債購入検討を=民主・前原氏」
http://www.jti.co.jp/sstyle/trivia/study/history/japan/03_1.html

簡単にいえば、日銀が(リスキーな)外債を購入し、損失は財務省が受け持つ(というアコード)を締結する って事

明らかに岩田一政の意見なんだよなぁ
メリットは
「外債という流動性の低い商品購入でより市場へ流動性供給が可能」
「海外のソブリンリスク緩和で円高圧力を緩和する事」

後者は 例えばギリシャなり韓国なりが危なければ 国際的な投機資金が何処に向かうのか?と考えれば まぁわかりやすいかと
なら危機の度、(比較的マシな)日本が支えなくちゃ という論理
2チャンじゃ批判が多いな、売国奴とかw
まぁソレはいいけど、これは「日本国債なんて買っても円安圧力なんかなりませんよ」って意味にもなると思う

とりあえず思ったのが、財務省と日銀がけしてツーカーじゃないって事
昔は日銀なんて「大蔵省室町支店(だったかな?)」なんてバカにされていたんよ
財務省は「為替政策はオレっちの領域、為替介入やるからヲマエラは黙って短期証券刷れ」って言っている
つまり縄張り争いでもある

「日銀と財務省が結託して、日本をデフレ不況にしている」って たまに見るが、そんなに仲よけりゃ言うことないよ
ちなみに日銀は霞ヶ関にはない、東京駅八重洲口より左手に徒歩15分位の所にあります
手前が東洋経済社、さらに右折すれば三越
そこに売っているビールが旨いんだよなぁ(ステマ、、、嘘です)
================
その2
・自民PT、JAL再上場反対を決議 地方路線拡充も要求
http://www.j-cast.com/2012/07/13139415.html

自民党がJALの再上場にケチをつけた、と
JALが上場すれば 政府保有株式が売れる訳なんで財政難にとり 一服つける って形になる
「JALは(公共性が高い)地方路線を減らして復活した、地方路線増やせ」って言っている
無茶な!その地方路線がJALを食いつぶしたんじゃないのか

ではJALが地方路線維持って縛り付きで再建できたのかというと多分無理
ソレにそんなに公益性が高い路線なら、需要もあるはずなんで赤字撤退にはならないはず
なるのは需要が少なく赤字だからに他ならないんだけど、ソレなら国が飛行機飛ばすか JALに補助金払えばいい話

要は「カネは出さんが口は出す」って卑しい考え方なんだよなぁ
結局赤字が無くなんないって事は誰かがケツを持たなくちゃならない
JALの利益か、国か、都市の利用者か、、、、、、
JALは経営体力的にムリ、国はやる気無し、都市利用者に負担させれば まぁLCC相手に不利になる

つまり 今まで国が少ない予算でヤリクリ出来たのは大企業や都市におんぶだっこだった訳なんやね
じゃソレが出来なくなったらどーすんの? って事なんだろうと思っている

あと法人税減免は繰越欠損金なんで別に特別扱いでもないと思うぜよ(でも9年は長いな、普通7年じゃなかったかな)

===============
その3

まぁエッセイ だから気楽に

ちなみに私としては「考えること」を重視しているのあって 正解は書けない
まぁサ○デル教授の白熱教室劣化版ぐらいで

ボタスキー社長のうさぎ小屋もふもふ教室!

昔 金融庁のエロい人とのお話
規制、ソレは「実現可能性」「対象者の利益になる事」が重要 ってあった(他にもあったハズだが失念)

例えば アメリカの禁酒法
実現可能性は極めて低い
(質や安全性に目をつむれば)お酒は ちょっとの技術 材料 道具で作れるから
有名なのはバスタブジン、浴槽でジンを作った訳だ
まさか全米の家庭を虱潰しに捜索したり、浴槽を規制するのは倫理的にも 技術的にも不可能だろうね
材料の規制?
葡萄も林檎も米も小麦もジャガイモも玉蜀黍も食べるなと、、、、、、ムリだな。
では利益面は?
密造は簡単、でも安全性は悪い
だからバンバン病人が出た
しかもカナダやメキシコでは規制されてないから 休日に旅行へ行けばいくらでも飲める
結果は米国内でのアルコール業者の失業と急病人を増やし 儲かったのは隣国とアルカポネだけ、ってオチだった

この一件からも 規制、の難しさはわかるかと思う
だから「規制緩和は悪」って言う前に「その規制の実行、現実性と経済性あるの?」って考えてみるといいかな、と思う
==============

「善」と「悪」とは表裏一体である、その心は片方のみは有り得ない、と
例えば(オリンピックに因み)、保険
我々はリスクを悪、堅実さを善としている
しかしギャンブルと保険は表裏一体でもある
「貿易船が沈むか?」って ギャンブルに船主が「沈む」にベットする
実際に沈めば船主には配当金が入る、コレは明らかに損害保険だ

つまり保険とギャンブルは切り離せない、ギャンブルを規制する事は保険を規制する事に繋がる可能性がある って事やね
いやパチンコや競馬は あくまで「娯楽」であるんで例外ですよ

さて この一件から「投機の規制は簡単ではない」って一面が見えてくる
よくリフレ系の人にいるんよ、「金融緩和(による流動性が流れ)で商品価格が上がれば金融規制すればいい」って人が
でも、インフレ期待下では 誰もが資源乱高下を心配するし、実需者はリスクヘッジを望むハズ
そこでリスクテイクを規制するのは果たして正しいのか?って思うんよね
つまり 実需者が安全を買う以上 誰かが安全を売る(=リスクを引き受ける)必要があるんだし

興味があればドイツがCDS空売り規制した(ネイキッド規制)なんか見てもらえれば

「善」と「悪」なんて簡単に別けられないんだよね
ここで経済政策を「(自分が考える)社会正義実現の手法」と考える人(非現実的理想主義者)は挫折する
「悪」を叩くと「善」まで叩いちゃった ってなる
だから規制ってある程度覚悟がいる訳だ
その負担に耐えられるだけの厚生を証明しなくちゃいかん訳だ

---------------
さて 強引に持ってきた

では 誰が証明するのか?
所詮神ならぬ人がする事、間違いは多分ありうる
行政?
その前提には「ハーベイロード前提」と「パターナリズム」ってある

行政(特に総合職)が常に正しいとは限らないのは皆知っている
いや けしてバカじゃない(だろう)けど、いろんな柵に縛られていたりする
だから正しい判断が正しい行動には結び付かない

また親子に価値観の相違があるように国民間にも相違がある
例えば売春防止法には、こんな一文がある

"売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものである"

要は政府は「売春は非人道的、反社会的」と言っている訳だ
でも そういうのが天職な人もいるだろうし、不満を解消するのが社会の安寧に繋がる場合もある(アレな例だが従軍慰安婦とか)

いや「アングラマネーとの繋がりが」って向きもあろうが 寧ろオープン(合法化)にすれば反社会的勢力も関与しにくいし、(保健所のチェックも入り)性病の蔓延を抑えられる、って国や地域もある(ドイツやネバタ州)

オカミは当てにならない、だから市場が捌く(裁く) ってのが「新自由主義」なんていう訳やね

背景にあるのは「パン屋の善行」って考え
パン屋が美味しいパンを焼くのは 消費者の為じゃなく パンが売れる事がパン屋の利益に繋がるから、、、、、、って立場

でも問題もある
仮に「モノを美味しくする、安い調味料(ただし有害)」が開発されたら、どーする?
パン屋としては ゴミ同然の材料にソレを塗して 売れば大儲けになる
消費者は、、、、出来れば買いたくないよね
でもパン屋が黙っていれば バレない
そして、問題が出る頃にパン屋がドロンすれば 泣くのは消費者になる

いや関越道のバス事故でも 責任の所在と賠償の見通しをボカしている部分はあるよね
確実に悪い 運転手と陸援隊には 支払い能力的にアレだし


つまり「市場の失敗」って話
プリンシパルエージェント問題、情報の非対称性、モラルハザード なんかやね

---------------

以上をみれば まぁ規制 って難しい という事で
なんだろう?

オイラは「日本の基幹産業であり、大企業と言えど、ステークホルダーの信用なしには立ち行かない」って事だと思った

実は電力会社は経営分析上 いくつか問題がある
・「地域限定」故、地域の経済がダイレクトに成長と比例する
もっと言えば自動車や精密機械のように「成長する海外市場に参入する」という選択が取れない
そして 日本(を含む先進国)がダイナミックな成長期待は難しい

・装置産業故、莫大な設備投資が要る
故にROAはどうしても低めになるし、莫大な借入金が前提となる
利払いが経常利益を圧迫し、返済がキャッシュフローを脅かす

・公共的な財故 莫大な利潤は見込めない
実際 電力会社の経常利益率は震災の影響抜きにしても△1~5%程度、世間で思われている程安定もしてはいない

つまり 成長性に乏しく莫大な負債と利払いを抱え、利潤も(悪くもないが)ずば抜けていい訳でもない

なら何故、電力会社は今まで高い信用を得ていたのか?
・人々が「電気を使わない」生活が 現代近未来において考えられない 以上、比較的安定した営業キャッシュフローが期待できる
・電力会社は国の根幹であるため、「国や地域が潰さない」と期待されている
・皆が「潰れない」と期待している

などでしょうね
つまり、「信用」されている事が莫大な借財や利払いを可能にしてきた と言えるでしょう。

結局 電力会社最大の財産は原発でも送電線でも 病院や都内の一等地でもなく「信用」だった、と言う事でしょう
その「信用」を原発事故と原発停止が木っ端みじんに吹き飛ばし、それが借財への抵抗力、安い利払いを不可能にし、利払いに耐えられない可能性がさらに信用を落とす という悪循環に陥ろうとしている
もちろん政府も公的資金注入はする、が 賠償問題 原発の代替費用の前に「充分な支援」が可能かと言えば 楽観はできない

つまり 東電から学ぶべき事、それは「信用無くしては、優良巨大企業すら立ち行かない」という現実だった とオイラは思っている

コレは示唆に富んだ内容だと思っている
何故なら 現在の先進各国政府の財政もまた「莫大な借財を、相対的に高い信用により支えている」という現実があるからだ
その筆頭は我が日本なんだけど ね

信用、ソレは難しい問題だ
失うには早く 獲得するには莫大な月日がいる
失うには容易だが、獲得するには余りに困難、、、、、な上、具体的に何をすればいいのか がわからない

つまり 国の財政問題とは「いかに信用を獲得するのか?」という事になってくる と思っている