三つ子のキャットシットワンの超高金利書評録-111231_0154~01.JPG


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ミツゴ的評価 ☆☆☆

【書評】我々の生きる世界

我々の生きる世界は、我々の関係の世界である。
例えば、何故人を殺しては行けないのか?といえば、法と道徳(社会との関係)がソレを禁止しているからだ。
逆に時代と場所によっては関係性が薄れ 殺人すら肯定される事があるのも事実(例えば緊急回避)
本書の主旨は「日本は憲法で戦争を否定した、だが世界は相変わらず戦争の可能性を孕んでいる」
要するに平和憲法、平和ボケは「手前勝手な論理」に過ぎないという訳やね

ましてや日本は世界中からモノを買い、モノを売る国、つまり世界との関わりを有している訳だ

思えば先の大戦での日本の失敗は中国という「列強皆の食い物(9ヶ国条約)」を独占しようと 唾を吐きまくった事にある。
中国へ多額の投資と貿易をしていた主要各国が日本に腹を起てるのはある意味当然である。
要するに日本は「空気が読めていなかった」訳だ

独りよがりな正義感が周囲から反発を招くのはある意味当然である
このグローバルな世界、何の変哲もない国が何処かの同盟国であったり 資源や工業製品の供給先(お得意先)であったり、ロジスティクスの拠点であったりする

つまり簡単に言えば「我々は、武力がモノを言うこの素晴らしくクソったれな世界で生きている」「我々はこの世界の掟に合わせて生きていかなければならない」「我々は世界を知らなければならない」という事
とりあえず読んでみた

なんかトロピカルさんに皆が群がっているけど、よくわかんないけどグダグダな展開
氏の話を簡単にまとめると「マネタリーベースが膨らんだ結果、市中銀行の日銀当座預金も膨らみ、インターバンク市場の円滑な形成が為されず、インフレ時の日銀の金融政策がなされない」といった感じ

わかりやすくいえば
・銀行がカネを持ちすぎている
・結果銀行はインターバンク市場(短期金融市場かな?、つまり金融機関同士のカネのやり取りの市場)に「借り手」がいなくなった
・借り手のいない市場はマヒする
・市場がマヒしているんで インフレ時に必要になるであろう日銀の金融調整機能が働かない

こう書けば「銀行にカネがたまりすぎているのが悪い」なんてなりそうだが、量的緩和の目的自体がお金を貯まらせて他分野に向けさせ、資産価格を持ち上げる事(ポートフォリオリバランス)でもあるんで 銀行を批判するのもナンセンスだったりする

なんというか 反論側がなにいっているかわかんない
トロピカルさんは短期市場の話をしている(と思う)んだけど 誰も短期市場に照準を当てていないからだと思う

なんか 加藤出氏の主張を彷彿とさせるにゃあ

この辺興味のある方は「東京マネー・マーケット/東短リサーチ株式会社」「現代の金融政策/池尾和人」あたりがオススメ

まぁ あくまで私の理解なんで 間違っていたらメンゴ
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三つ子的評価 ☆☆☆☆☆

【書評】デフレ時代の経営術

世の中デフレである
昔は本業が赤字でも企業は保有資産(特に不動産)が値上がりしたので その含み益で経営が廻っていた(最たるモノが西武グループやね)
が、デフレである

デフレの時代、企業は本業で利益を産まねばならない(当たり前だが)
商品単価が下がり 国内市場が停滞する中、より安く、より海外で成功することが企業には求められるようになった。
つまり「デフレとグローバル化の時代をどう生き抜くか」経営者が問われる、そんな内容である。
より書けば「価格も売れ筋も流動的な時代」といってもいいかもしれない。

例えばこれまでサムスン等海外メーカーとの競争で「利益無き繁忙」を強いられていた国内電機メーカーのキャッシュカウ(主要収益源:金のなる木)は原発であった
原発は1基作れば、メンテ等で喰っていけるビジネスなんだが、今回の震災で不透明感が増して来た(より言えば原発に変わるメシの種が不透明とも)

また グローバル化に伴い 企業のライバルは海外メーカーとなる
海外メーカーに勝つには体力(≒資本力)が必要になる
例えば国内最大の小売り業の7&iホールディングス(セブンイレブンの親会社)の規模(時価総額)は世界で6位程度、ウォルマートの3割もなかったりする(記憶モード)
近年の企業の合従連衡の背景には「グローバル時代の競争における莫大な開発資金や設備投資を如何に捻出するか」という問題でもある

また、時代は転換期でもある
例えば自動車業界
これまでの自動車のキーワードは「アメリカ・ハイブリッド車」であったが 近年は「中国・電気自動車」となりつつある。
これは北米に強味を持つ会社(トヨタやね)の覇権を覆す事になる、業界の勢力地図が激変するわけだ。

とにかく先が読めない時代に突入している訳だ(つまりこれまでの企業の強味が一瞬にして覆る可能性がある訳やね)

日本の自動車業界最大の強味は"すりあわせ"(システムインテグレート)と言われて来た
が、電気自動車が普及すれば、すりあわせよりパーツの垂直統合になると言われている
パソコンや家電と同じ扱いになる訳だから、安い労働力をバックにした新興国メーカーにお株を奪われるかもしれない
勿論、パソコン業界のインテルみたいにキーデバイス(中核部品)の特化という選択肢もあるかもしれない
が、実は今年 電気自動車のキーデバイスの1つであるリチウムイオン電池のシェアで日本は韓国に抜かれていたりする
メーカーを見ればLG化学やBYD(バフェットが投資した会社やね)等中韓メーカーが伸びていたりする
勿論 日本のメーカーもバカではないので パナソニックが三洋を買収したりとこの分野に力を入れている(早い内にシェアを取らないと主導権がとれなくなるから)
だけど統合が始まるのは2012年から、効果が目に見えるのはさらに数年後、ドックイヤー何て言われるこの業界的にはこのタイムロスはかなり痛くなりそうだったりする。

閑話休題、本書を読むと結果を出している経営者はアラが出にくいな、と思った(逆に言えば結果が出ないとアラが怒涛の如く吹き出す)
例えばカルロス・ゴーン、彼はルノーから日産に送り込まれた立場やね
ルノーはあまり経営的にうまくいっていない、だから保有する日産株からの配当収入はかなり美味しい、という立場やね
が、日産からすれば(10年で4000億円とも)配当という形でのキャッシュアウトフローは開発費を先細らせる効果がある
だからハイブリッド車でトヨタやホンダに遅れを取った訳だ。
そんな日産を助けたのが中国市場だ

日産は他社が沿岸部を拠点とする中、内陸部に拠点を置いた為、リーマンショック後の沿岸部の輸出不況を避け 内陸部の開発に乗れた
また他社が中国子会社の株式の持ち分を50%未満の所 日産は50%越えをしていた為 中国子会社の利益を全額組み入れる事が出来た(注:株式の持分が20%以上50%未満の場合、関連会社という事になり持分の分のみ利益に組み入れる)

はっきりいってカルロス・ゴーンからすれば「運がよかった」に過ぎない部分がある
日産がデファクトスタンダートを取りたがる電気自動車もハイブリッドの立ち遅れが背景にある

だけど日経とかには割と書いてなかったりする
そういう意味で本書は1つの見解を提示してくれる、そう思った
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三つ子的評価 ☆☆☆☆

【書評】酪農は大変だ!

酪農は大変である
相手が生き物だからだ
生き物である以上、1年365日 喰うし、排泄もする、出産もすれば病気にもかかる・・・・・
家畜の世話をするという事は 365日こういう面倒を見なければならない、という意味でもある
要するに休み無し、な労働環境
おまけにそんなに儲かる商売でもない(らしい)
しかも 結構ハイリスクだったりする
例えば 牛肉やミルクの価格の値下がりや消費低迷、BSEや各種病気リスク、近年なら放射能がどうこう、、、、はっきり言って何が楽しいのかわからない商売である(最近でも私の住む町で酪農家が廃業したニュースがあった)

じゃなんでアメリカやオーストラリアのような(人件費の高い)先進国で採算が取れるか?といえば 彼等の経営スタイルが企業的であるからに他ならない
つまり大規模投資と大量の雇用をするから 従業員の雇用と安定した生活が生まれ、それにより人手不足が解消し、高い労働装備率が効率的な経営を可能としている。
最後の方でタマゴが宣ったが、酪農の大規模化と企業化なくして 世界的な競争には勝てない、といえる

だが それでいいのか?という問題もある
つまり 例えばミルクの出が悪い牛は早めに処分していいの?という問題である
経営に情けは無用、というものの愛情を込めた牛を 収益性が悪いから、と切り捨てるのは心情的につらいものがある(ミルクがでない牛、とは老牛=長年育てた牛、だったりする)
本書のテーマはある意味で「経済動物をいかにドライに扱えるか」だと言えるかもしれない

最後に
ピザうまそぅ
私の親戚に東京農大出身の人いるけど、農業系は生産力あるからたいていのものは自分達でつくっていたらしい
アルコールやハムやソーセージ作って食べていたらしく教授陣はみなアル中だったそうな
三つ子のキャットシットワンの超高金利書評録-111129_1648~01.JPG


まぁ料理
のどぐろは全国的には「あかむつ」として知られている わりかし高級な魚
私はこれを金沢の近江町市場にて購入したが 大きいものだと1尾2400円もする
予算の都合で小振りな物をチョイス

レシピは適当にググってもらえれば

ただ 料理酒が底を着いていた為、ワイン(ハンガリー産トカイ)にて代用

20分程煮込む

まぁ出来た
魚の煮込みの基本だが 煮込みの場合はダシは沸騰してから入れるのがデフォ(ダシが温いと魚の旨味がダシに流出する)
ワタスの場合は酒を先に煮て 魚を投入して 臭みを取るようにしました

さて食事
いや 美味しいよ くどいけど
正直 のどぐろは脂が強いんで濃いめに味付けをするんだが まぁくどい

飯の友には向いている

今度するときはダシは薄目にしようとオモタ