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三つ子的評価 ☆☆☆☆
【書評】酪農は大変だ!
酪農は大変である
相手が生き物だからだ
生き物である以上、1年365日 喰うし、排泄もする、出産もすれば病気にもかかる・・・・・
家畜の世話をするという事は 365日こういう面倒を見なければならない、という意味でもある
要するに休み無し、な労働環境
おまけにそんなに儲かる商売でもない(らしい)
しかも 結構ハイリスクだったりする
例えば 牛肉やミルクの価格の値下がりや消費低迷、BSEや各種病気リスク、近年なら放射能がどうこう、、、、はっきり言って何が楽しいのかわからない商売である(最近でも私の住む町で酪農家が廃業したニュースがあった)
じゃなんでアメリカやオーストラリアのような(人件費の高い)先進国で採算が取れるか?といえば 彼等の経営スタイルが企業的であるからに他ならない
つまり大規模投資と大量の雇用をするから 従業員の雇用と安定した生活が生まれ、それにより人手不足が解消し、高い労働装備率が効率的な経営を可能としている。
最後の方でタマゴが宣ったが、酪農の大規模化と企業化なくして 世界的な競争には勝てない、といえる
だが それでいいのか?という問題もある
つまり 例えばミルクの出が悪い牛は早めに処分していいの?という問題である
経営に情けは無用、というものの愛情を込めた牛を 収益性が悪いから、と切り捨てるのは心情的につらいものがある(ミルクがでない牛、とは老牛=長年育てた牛、だったりする)
本書のテーマはある意味で「経済動物をいかにドライに扱えるか」だと言えるかもしれない
最後に
ピザうまそぅ
私の親戚に東京農大出身の人いるけど、農業系は生産力あるからたいていのものは自分達でつくっていたらしい
アルコールやハムやソーセージ作って食べていたらしく教授陣はみなアル中だったそうな
