イギリスが消費税を引き上げるそうで
http://wws.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200623046.html
まぁ 欧米では「食料などの必需品」の税率は低く、「アルコールやタバコ」みたいな嗜好品を高くするそうですが
あの国 昔 パソコン税なんてたくらんでいたしな
さて、「消費税アップ」 17・5%→20% ですが、背景は確実に財政問題でしょう、捻りも何もありません。
しかし、待ってほしい、基本的に不況下での安易な増税は景気後退を招き、税収の減少から 逆に財政を悪化させる事が度々指摘される所(最たるものは日本の97年の消費税引き上げ)
また 近年の消費税論議での引き上げ論拠の1つに「97年当時と経済環境が異なる事」つまり「現在の日本が不良債権問題を抱えていない」事が指摘されます
これは07年にドイツが消費税引き上げ(16%→19%)した時に経済への影響が見られなかった事が根拠となっています
つまり不良債権を抱えていない、今の日本では消費税率引き上げでも経済は著しい悪化を見せない、という考えです。
だがまてよ イギリスは15年とも20年とも言われる好景気下で 順調に負債を増やして来た訳ですね
民間非金融セクター(家計+非金融法人企業)の負債残高をGDP比で見れば、95年頭には140%だったソレは09年頭には240%に迫る勢いです。
つまり「金融機関はともかく、個人や企業が莫大な債務を背負っている」という事です
イギリスは直接金融の国なんで 銀行の不良債権では直接的な比較が出来ないんで
つまり イギリスが消費税を引き上げれば 当然 消費が低迷し、事業が困難になった人達が資産を手放す訳ですから 資産価格が下落 益々不景気に拍車がかかる構図があります
では この局面で何故、消費税アップを企んだのでしょうか?
消費税アップの目的は財政の立て直しです
政府の財政がヤバいと国債が暴落します
で イギリス国債を多く持っているのがイングランド銀行です
現在 イングランド銀行の資産の14%がイギリス国債とされています
これは量的緩和政策によるモノなんですよ
よく勘違いする人がいますが 「中央銀行が国債引受」をするという事は 「財政リスクの消滅」ではなく「財政リスクの移転」に他なりません
つまり 国債暴落のダメージを中央銀行が引き受ける形ですね
仮に イギリス国債の信用低下 具体的に格付けが落ちる自体になればイングランド銀行の信用が落ちます
つまりポンドの価値が落ちるんですよ
普通 通貨が下落すれば輸出が増える といいたい所ですが この場合は 「下落する」と同時に「不安定になる」訳です
ボラティリティが増加するとも言いますが、という事はリスクプレミアムも増加しますから、経済全体に割引、つまりマイナスに働きます
結論になりますが 三つ子のネタでは「イギリス国債の信用を保ち、イングランド銀行とポンドの信用を保つ為、財政を無理にでも改善せざる得ない」という事です
http://wws.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200623046.html
まぁ 欧米では「食料などの必需品」の税率は低く、「アルコールやタバコ」みたいな嗜好品を高くするそうですが
あの国 昔 パソコン税なんてたくらんでいたしな
さて、「消費税アップ」 17・5%→20% ですが、背景は確実に財政問題でしょう、捻りも何もありません。
しかし、待ってほしい、基本的に不況下での安易な増税は景気後退を招き、税収の減少から 逆に財政を悪化させる事が度々指摘される所(最たるものは日本の97年の消費税引き上げ)
また 近年の消費税論議での引き上げ論拠の1つに「97年当時と経済環境が異なる事」つまり「現在の日本が不良債権問題を抱えていない」事が指摘されます
これは07年にドイツが消費税引き上げ(16%→19%)した時に経済への影響が見られなかった事が根拠となっています
つまり不良債権を抱えていない、今の日本では消費税率引き上げでも経済は著しい悪化を見せない、という考えです。
だがまてよ イギリスは15年とも20年とも言われる好景気下で 順調に負債を増やして来た訳ですね
民間非金融セクター(家計+非金融法人企業)の負債残高をGDP比で見れば、95年頭には140%だったソレは09年頭には240%に迫る勢いです。
つまり「金融機関はともかく、個人や企業が莫大な債務を背負っている」という事です
イギリスは直接金融の国なんで 銀行の不良債権では直接的な比較が出来ないんで
つまり イギリスが消費税を引き上げれば 当然 消費が低迷し、事業が困難になった人達が資産を手放す訳ですから 資産価格が下落 益々不景気に拍車がかかる構図があります
では この局面で何故、消費税アップを企んだのでしょうか?
消費税アップの目的は財政の立て直しです
政府の財政がヤバいと国債が暴落します
で イギリス国債を多く持っているのがイングランド銀行です
現在 イングランド銀行の資産の14%がイギリス国債とされています
これは量的緩和政策によるモノなんですよ
よく勘違いする人がいますが 「中央銀行が国債引受」をするという事は 「財政リスクの消滅」ではなく「財政リスクの移転」に他なりません
つまり 国債暴落のダメージを中央銀行が引き受ける形ですね
仮に イギリス国債の信用低下 具体的に格付けが落ちる自体になればイングランド銀行の信用が落ちます
つまりポンドの価値が落ちるんですよ
普通 通貨が下落すれば輸出が増える といいたい所ですが この場合は 「下落する」と同時に「不安定になる」訳です
ボラティリティが増加するとも言いますが、という事はリスクプレミアムも増加しますから、経済全体に割引、つまりマイナスに働きます
結論になりますが 三つ子のネタでは「イギリス国債の信用を保ち、イングランド銀行とポンドの信用を保つ為、財政を無理にでも改善せざる得ない」という事です

