おはようございます、Jayです。

 

 

ドジャースの大谷翔平選手が元通訳の水谷一平さんの違法賭博疑惑や自身の関わりなどについて6時45から語ります。(この記事を書いているのはその前なのでまだ内容はわかりません)

この「語る」を英語で言うと

 

「語る」“address”(アドゥレス

 

例:

“He is going to address the illegal gambling allegations for the first time.”

「彼は初めて違法賭博疑惑について語ります。」

 

“address”と聞くとまず家の「住所」や「メールアドレス」などが思い浮かぶ方も多いかもしれません。

他に「演説」や「挨拶の言葉」といったかしこまった意味もあります。

これを動詞で使うと「語る」となるのです。

 

みなさんは“address”を発音する時にどこを強調(アクセント)しますか?

音節(母音の音)の数は2つなので選択肢は前半(ア)か後半(ドゥレス)です。

「住所」などの名詞はどちらもあり得ます。(私は基本的に前半強調ですが、おそらく無意識に後半強調している場合もあるかも)

しかし今朝ご紹介している動詞の「語る」の時は必ず後半にアクセントが来ます。

 

“‘speak’と何が違うの?”

“speak”は「話す・しゃべる」といったとても似ている意味なので置き換えられる場合も多いです。

しかし違いもあります。

まずは「話す・しゃべる」よりも「語る」の方がかしこまっているかと思いますが、“address”もよりかしこまっています。

あとは“address”は“誰々に”というニュアンスまで含まれています。

“speak”(話す)は漠然としていて、誰かに対して話しているのかもしれませんし独り言を話しているかもしれないなど、“話す”自体に焦点が置かれています。

“address”(語る)は語り部の人のように“誰かに伝えるために話す”といったニュアンスで、必ず語ろう(伝えよう)としている相手がいる事を表しています。

 

“じゃ~、大谷選手はメディアに対して発表するから‘address’じゃないとダメなのか”と言うとそういうわけではありません。

先ほども書きましたように“address”と“speak”は類語で置き換えられる場合が多いのでどちらでも大丈夫です。

現に“CNN”は“address”だけでなく“speak”や“make a statement”(声明を出す)なども使っています。

 

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Have a wonderful morning