おはようございます、Jayです。

 

 

メジャーリーグの新人王・、最優秀監督賞、サイ・ヤング賞(最優秀投手)が発表されていますが、おそらく日本人が最も注目しているMVPのがいよいよ現地時間16日(日本時間17日)に発表されます。(ちなみにそれぞれの賞はアメリカン・リーグとナショナル・リーグ毎にある)

大谷翔平選手はアメリカン・リーグMVPの最終候補の一人となっていますが、この「最終候補」を英語で言うと

 

「最終候補」“finalist”ファィナリストゥ)

 

例:

“There are three finalists for each award.”

「それぞれの賞に3人の最終候補がいます。」

“Shohei Ohtani is one of the AL MVP finalists.”

「大谷翔平選手はアメリカン・リーグMVPの最終候補の一人です。」

 

“final”(最終・最後)+“〇〇ist”(〇〇の人)=「最終の人」⇒「最終候補」

“final(s)”は他に「決勝戦」という意味もあり、“決勝戦の人/チーム”で「決勝戦進出者」という意味で使う時もあります。

例:

“She became the youngest finalist.”

「彼女は最年少の決勝進出者となりました。」

 

決勝戦で勝てば優勝で負ければ準優勝ですね。

負けた側を“silver medalist(s)”や“runner(s)-up”と言ったりしますが、時に配慮で“finalist”とあえて結果を伝えずに言う場合もあります。

ただし優勝した人にはまず使わないので必然的に結果がどうだったかはわかってしまいますけどね…(;^_^A

 

ちなみにメジャーリーグのMVPなどの賞を誰が決めているか気になりませんか?

これらの賞は“BBWAA Awards”と呼ばれており、“BBWAA”は“The Baseball Writers' Association of America”(全米野球記者協会)が決めています。(設立は1908年で他に殿堂入りを決めるのもここ)

最優投手賞は1956年から始まり、その前年に亡くなった殿堂入り選手のサイ・ヤング氏の名が付きました。

ちなみに新人王賞は“Jackie Robinson Rookie of the Year Award”と呼ばれ、新人王が全国レベルで選ばれるようになった1947年に初めて選ばれたジャッキー・ロビンソン氏にちなんで彼の名前が付けられました。

メジャーリーグの試合で選手・コーチ陣・審判全員が「42」という背番号で試合をしているのをご覧になった事ありませんか?

この日(4月15日)は「ジャッキー・ロビンソンの日」と呼ばれ、黒人で初めて近代のメジャーリーガーになった彼を称えての事です。(この42にはメジャーリーグ全球団で永久欠番)

 

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「最有力候補」を英語で言うと?

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Have a wonderful morning