おはようございます、Jayです。



昨日NHKでやっていた朝の連ドラ(半分、青い)でのワンシーン。

鈴愛ちゃん(永野芽郁)が英語の授業中に友達とやりとりしていた手紙を先生が取り上げて“What's this?”(これは何?)と問い詰めました。

でも鈴愛ちゃんが答えなかったので先生はもう一度“What's this?”と聞いたのですが、私はこの2回目の“What's this?”に違和感を覚えました。(^-^;


「英語で連続して同じ質問する時の2回目は省略形は使わない」


“What's this”は“What is this”が略されてもので、一度目に聞く時には違和感ありません。

2回も質問するという事は、1回目の質問が聞き取れなかった(聞こえなかった)や答えたくない(弁明を考えている)などが考えられます。


聞き取れないや聞こえなかったなら今度はちゃんと聞き取ってもらうために省略形ではなく“What is this?”と聞いた方がいいです。

もし日本で「これは何?」と聞いて相手は明らかに何て言っているかわかっているはずなのに答えない時は、続けて「“これは何?”って聞いているの答えなさい!」と語気を強めて黙っている相手の口を開かせようとするかと思います。


この日本語のように語気を強めるのと2回目に省略形は使わないのは似ています。

以前ご紹介したと思いますが、“what's”を“what is”や“don't”を“do not”とする理由の一つに強調したいというのがあります。

“I don't know”(知らない)よりも“I do not know”の方が強調している感じです。

ですので“What's this”よりも“What is this?”の方が強調していてより強く相手に“答えなさい”というプレッシャーを与えられます。


ですので2回目は省略せずに聞いた方が相手は“やばいっ、答えなくちゃ”となりますよ。

子供の頃よく怒られていた経験者は語るw


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Have a wonderful morning


via Jay's Tricolor Language
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