それは愛ですか?
腐り落ちた草木を
踏み躙るその足を
止める事もせずに
哀で嘯いた事を
忘れてしまえ、と
蹲った身体を
独り守り続けた
誰も見ていない大地は
心が空っぽのままに
少しずつ死んでいく
感覚は思い出せないで
堕ちていく時の
風だけは今も鮮明に
只管その一言だけを
何度も何度も繰り返す
声も無いままに
君へと返す為の
小さな言葉を差し出して
笑うんだ、
何も知らないのに
もう何処にもないだろう
愛は此処にないんだ
僕は守り続けた筈の
正しい事は一つもない
枯れ落ちた嘘は
足元に散らばったまま
世界は冷たく蔓延る
まるで夢の様に
それなら君が僕に与えた
居場所はきっと何よりも
狂おしく悲しい
夢の場所なんだろうね