Banjoのクラシック名曲紹介ブログ -18ページ目

Banjoのクラシック名曲紹介ブログ

気ままに自分の好きなクラシック音楽を紹介しようと思っています。

(第1楽章)

(第2楽章)

以前にも申し上げましたが、

ラヴェルは不思議な作曲家だと思います。

曲は一見遊び心があるように見えて、実はかなりの計算家。

ストラヴィンスキーが彼を「スイスの時計職人」と言ったように、

ラヴェルは非常に緻密な作業を経て曲を完成させます。


このピアノ協奏曲は、鞭の一打で聴く者を一瞬でラヴェルワールドに引き込み、

不思議な夢の世界へと誘ってくれます。


特にラヴェルらしい美しさを持った第2楽章は超人気。

優雅でメルヘンチックな、どこか物憂げなオスカー・ワイルドの童話を連想させますね。


(ショスタコーヴィチ本人のピアノ演奏)


ディズニーの「ファンタジア2000」でも使用された曲。

政治色の強いショスタコーヴィチらしい作品で、戦火に立ち向かっていくような行進曲風のモチーフ、

ロ短調に転調する展開部では、戦火に襲われ逃げ惑う人々が表現されているような気がします。

まさにロシア革命を批判的に描いた作品と言えるでしょう。


ショスタコーヴィチはとても強かな作曲家ですね。

レーニンの社会主義リアリズムに対し、

「私は腕を引き千切られようとも、口で筆を加えて作曲をする」

と言うほどの信念の持ち主だったそうです。


フランスのロマン派の作曲家、モラウの書いたピアノエチュード集ですが、

とてつもなく難しそうですね。

人の手による演奏は見つかりませんでした。

果たしてモラウは、この曲を弾いていたのだろうかw


他の曲を聴く限り、僕としては、モラウはそこまで腕の優れた作曲家とは言えない模様。

特に目ぼしい作品もありませんでした。