プーランク「フルートソナタ」聴く者を瞬く間に曲の世界へと誘い込む。どこかへ連れていかれるような、不思議な転調がプーランクの魅力と言えます。クラシックの中で数あるフルートソナタの中でも傑作と言われ、そして僕の知る中では最も感傷的で美しい作品かと思います。
メキシコの音楽「ラ・アデリータ」たまにはクラシックから離れてみましょう。サンサンと輝く太陽のもと、華々しい衣装に身を包んで踊る人々。メキシコの音楽にはそうした明るさの一方、やはりその裏には戦争で傷ついたり、大地が荒れたりといった歴史がもとの哀愁が漂います。この「ラ・アデリータ」も、アデリータというメキシコ革命の際兵士に駆り出された少女のことを歌っています。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第22番」ベートーヴェンのピアノソナタの中ではマイナーな作品ですが、僕はこの曲がものすごく好きなんです。ベートーヴェンが好んで使用した低音の重厚な和音と、へ長調というのんびりとした調性のせいか、まるでのっそりと歩くかわいらしい象をイメージさせます。まあ、僕の勝手なイメージですがwベートーヴェンの力強さも、表現次第ではこんなかわいらしくなるのですね。