ただいまの七十二候より、
「 虹(にじ)」についてご紹介します。
この時期になると、
気温も上がり、
空気も潤ってくるので、
虹(にじ)が、
よく見られるようになります。
私は、虹を見るのが大好き 🌈✨
雨が上がると、すぐに外へ出て
太陽と反対側の空を見上げます。
「 虹 」という漢字には
虫偏がついていますが、
その昔、
古代ギリシャでは紀元前300年頃まで、
中国では西暦1000年頃まで、
日本では西暦1200年頃まで
「 虹は生き物だ 」と
考えられていたんです!
とくに中国では、虹を、
春に発生して、秋に姿を消す、
雨が大好きな、
蛙(かえる)や 蛇(へび)のように
考えていたんですね 🦎
また、私たちにとっては
当然のように 七色の虹も、
地域や文化、時代によって
色の見え方は異なるようです。
日本では、七色とされていますが、
( 赤 橙 黄 緑 青 藍 紫 )
アメリカやイギリスでは、六色
( 赤 橙 黄 緑 青 紫 )
ドイツや中国では、五色
( 赤 橙 黄 緑 青 )
パプアニューギニアでは、二色
( 赤 黒 )
…… 黒?!😳😳😳
かつての沖縄でも
明・暗の 二色と、
捉えられていたそうですよ 😊
そんな虹を生み出してくれる
春の雨の、
素敵な名前をご紹介します 🌈✨
百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)
穀雨の由来となっている
百穀を潤す春の恵みの雨。
甘雨(かんう)
草木を優しく潤す雨。
瑞雨(ずいう)
穀物がいきいきと育つ雨。
春時雨(はるしぐれ)
この時期に降る通り雨のようなもの。
時雨とは降ったり止んだりする小雨。
春夕立(はるゆうだち)
急にどっと降りだす、にわか雨。
春驟雨(はるしゅうう)とも言う。
春霖(しゅんりん)
春の中頃から終わりにかけて
降る長雨のこと。
この時期、雨が上がったら、
ぜひ 虹を探してみてくださいね 🌈✨
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