http://musashinakahara-sekkotsuin.com/
投球障害予防コンサルタント
酒井大輔
naturalstyle79@gmail.com
是非ご相談ください。
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投球障害予防コンサルタント
酒井大輔
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是非ご相談ください。
投球障害予防コンサルタント、酒井大輔です。
今回のテーマは「バランス」です。
投球動作において障害予防を考える上で、とても大切なテーマです。
“バランスが良いフォーム”
“バランスが悪いフォーム”
どちらもよく聞く言葉です。
では、“バランスが良いフォーム”とはどんなフォームでしょうか?
逆に、“バランスが悪いフォーム”とはどんなフォームでしょうか?
スムーズな投球動作を遂行するための大切なポイントは、“バランスを安定させる事とバランスを崩す事”です。
“バランスが安定する”
例えば、同じ形(四角形)の大きさだけが異なる2つの積み木を上下に重ねるとします。
例1)下が小さく、上が大きい場合。
→真っ直ぐに普通に積めば崩れませんが、少しズラすと崩れます。
例2)下が大きく、上が小さい場合。
→下が大きければ、上の積み木が崩れる事はありません。
この時に抑えておくポイントは、重心点と重心線、そして支持基底面です。
下の箱が地面と接している面が、支持基底面です。
この支持基底面の中に、重心(重心点と重心線)があると、バランスは安定します。
図のように、上の四角形を右に少しスライドさせるとします。
すると、上の図では、重心が支持基底面を外れるので、上の四角形は落下してしまいます。
下の図では、重心が支持基底面を外れないので、上の四角形は落下しません。
この考え方は投球動作において、とても大切です。
支持基底面と重心の関係も大切ですが、究極の安定は“不動”です。
全く動かなければ、絶対にバランスは崩れません。
つまり、究極にバランスが良すぎるフォームでは投げる事は出来ません。
なぜなら、投球動作ではウエイトシフト(体重移動により重心移動)が必要不可欠だからです。
つまり、基本的にはバランスを安定させ、ウエイトシフトをする際に、あえて“バランスを崩す”
これが大切です。
実際の投球動作でのバランスについては次回書きます。