投球障害予防コンサルタント、
これが分からなければ、指導できません。
酒井大輔です。
かなり久々の投稿になってしまいました。
先日、facebookにも書きましたが、29年1月1日より「むさしなかはら接骨院」の院長に就任しました。
また少しずつ情報発信していこうと思います。
今回のテーマは、「投球フォームを観るために」です。
投球フォームを見るのではなく、観る。
ここがポイントです。
私は、投球リハビリ外来という名前で、障害予防のための投球動作を指導しています。
障害予防のための指導のためには、“なぜ?”
これが分からなければ、指導できません。
つまり、観ることが出来なければ、指導は出来ません。
これは、現場の指導者の方にも言えることです。
一番避けなければいけないことが、局所だけ目で追ってしまう事です。
大切なことは、動きを全体の流れとして捉える事です。
そして、全体の流れとして捉えた後で、局所に目を移してチェックします。
投球フォームを目の前で見た時に、例えば肘が低く感じたとします。
それを見た瞬間に、「肘が低いから肘を上げなさい。」
これは絶対にダメです。
肘が低いことを念頭に置きながら、「なぜ肘が低いのか?」
それを、全体の流れの中で捉え、次に全体の流れの中で原因になり得るポイントにフォーカスして確認する。
これが、投球フォームを「観る」ために必要な見方です。