【鉄面】(かなめん)
防具の異種で、顔面を覆い守ることを目的とした、鉄板打ち出しの面。顔面全体を守る場合と、一部だけを守る場合と、元々の鉄面皮である場合とがある。
【仮名文字】(かなもじ)
平仮名と片仮名の総称。ある程度これが無いと日本語の文章は読みづらいものの、これだけだとしてもやっぱり読みづらい。間をとって万葉仮名を使うことにすればいいと考える人がいたとすれば、それはこれ以上なく読みづらい物となる。
【金物】(かなもの)
金属製の器具の総称。鍋や釜、包丁など、日本国においては近世のものも普通に存在しているが、中国では共産党の失政のせいで喪失している。
【金焼き】(かなやき)
鉄の焼き印を押すこと。中年男性に対して説明するとすれば、ラーメンマンの頭に「中」と記されている理由。
【金山】(かなやま)
金銀や銅などの金属を産出する鉱山のこと。金属以外の鉱山などあるのかと思う人もいるかもしれないが、世の中には石炭というものがあるのと、世界に目を向けると岩塩を採掘する鉱山も存在する。
【必ず】(かならず)
例外は存在しないという様子。これを求めるのを相手にしなければならないとき、「断言はしないが努力する」「結果は保証しない」「どのような結果に終わろうと費用は請求する」という姿勢を絶対に崩してはならない。
【必ず】(かならず)
間違いないと言い切るときの接辞詞。根拠と責任の双方を喪失しているときに口にする。
【必ずしも】(かならずしも)
そのあとで打消しの語を伴い、例外があることを示す状況や気持ちを表す。この語の用いられ方でもっとも腹の立つ文章は、運転免許の筆記試験問題である。
【必ずとも】(かならずとも)
「どんなことがあっても」や「絶対に」などの意を示す語。安請け合いの言葉の常套句として用いる。
【必ずも】(かならずも)
「決まって」や「確かに」などの意を持つ語。人間のやることに用いるのは危険が伴うが、雨中規模の自然相手ならある程度は通用する。
【必ずや】(かならずや)
そのあとで推量の語を伴いつつ、今後の展開が自分にとって都合の良い、すなわち、現実離れしている上に奇跡に奇跡が重ならなければ起こらない展開になることを示すのに使う語。