今日はあるメニューをやるためにトラックへ
それは
400m×15(r45")
これは、新谷仁美選手がハーフマラソンの日本記録を出すまでのトレーニングを公開していて、
そのメニューとタイムを参考にし、自分のレベルに落とし込んでやりたかったポイント練!
新谷選手は今年の1月にヒューストンで開催されたハーフマラソンを1時間6分38秒で走り、14年振りに日本記録を塗り替えた
トップ選手が練習メニューを公開するなんて非常にめずらしいことだが、興味がある人にとっては、これほどありがたいことはないだろう
しかもタイムもかなり細かく書いてあるところがすごい
メニューの前提として色々あるのだが、そのうちのひとつ
『リカバリーは、時間で書いてあるところはその場で待つ(JOG繋ぎではない)』
このリカバリーにどんな意味があるのだろう…非常に興味がある
その中で今回試してみるのが400m×15(r45")のメニュー
これをやるにあたり、新谷選手の設定タイムがどれぐらいの負荷なのかを知る必要がある
なので、新谷選手のハーフのタイム1:06:38からVDOT(ダニエルさん指標)を算出
VDOTは72.1
このVDOTから400mの設定タイムを見ると、
Tペース(閾値ペース)=76"~
Iペース(インターバルペース)=70"
の間でやっているようだ
(どちらかというとTペースに近い)
先日の日本選手権での新谷選手の10,000mのタイムが30'20"(日本新記録)なので、キロ平均3'02"
400mを72"~73"で走っていたことになる
このタイムを考えると、この練習のタイムはかなり余裕があるように思える
(10,000mのレースペースと同じぐらいで走って400mごとにリカバリーがあり、トータルも6,000mなわけだし)
おそらくは、Tペース近辺で走ることに意味があるんだろう
(ちなみにTはM(マラソンペース)より、おおよそ10秒ほど速い)
そうなると、『いかにマラソンペースを楽に感じられるようになるのか』というところが焦点なのではないかと思う
ちなみに自分のVDOTは63.8
(フル2:34:59で計算)
※本当はVDOTは“目標タイム“ではなく、“今現在の走力タイム”で出すものだが、ダニエルさんの詳しい内容や、今回の設定に関して書くと膨大な長さになるので…割愛
400mの設定タイムは、T=84"~I=77"となる
よって、今回は84”〜77"を目安に走ってみようと思う
400mをT84"ということは3'30"/kペース
そしてI77"は3'15"/kペース
はたしてこれが楽なのか辛いのか…全く想像ができない
(もしかしたら楽なのでは?という気もしなくもない)
前置きが長くなったが、やってきたのは海老名運動公園競技場
400m×15(r45")
これが楽だったかキツかったかと言うと…
よく考えてみると、普段Tペース(3'30"/k)近辺で走ることってあまりない(もっと速いかもっと遅いか)から、きっと慣れてない速度域なんだろうな
これで終わりにしようか悩んだが、まだ余力があったので、Mペースで5,000mだけ走った
少し乳酸がたまっていたが、最後まで余裕を持ってしっかり走ることができた
初めてのメニューだから楽しかった☆