先週の月曜日と今週の月曜日の2日に渡って両足のMRI撮影をした
保険では1日1部位しか撮影できないらしく、片足ずつの撮影となったためだ
これがMRI画像
↑赤丸の中の白い部分が炎症を起こしているところしい
MRI画像は慣れないとわかりづらいが、足を輪切りにして足裏から覗き込んでいる感じだ
炎症が起こっている部分は下図の青丸辺り
やはり自分が痛いと感じている部分と一致した
先生からは
・骨や靭帯や半月板などに損傷は見慣れない
・炎症はあるが、急性期のような強い炎症ではない
・継続して治療し適切な安静期間も置いたのになぜここまで長期化したかはわからない
・慢性化すると痛みを感じる神経のようなものができてしまい、怪我が治っても痛みを感じてしまう
※このような痛みを慢性疼痛(まんせいとうつう)といい、例えるなら火災が起きていないのに火災報知器が鳴ってしまう状態ということらしい
・まだ炎症は残っているが、この慢性疼痛に有効な圧力波治療器を物理療法として行ったほうがいい
こうして圧力波治療をするため新百合ヶ丘にやってきた
圧力波治療器はまだ日本で導入している場所が少ない貴重な機械だ
圧力波治療器とは
・圧力波(圧縮空気を生み出す強い振動)を患部へあてることで、痛み(知覚神経)を一時的に麻痺させ、患部やその周辺の細胞を活性化させ、組織の再構成・治癒(回復)を促進させる
・圧力波によって、血流や組織代謝を増加させることで、組織の変性や石灰化沈着など、慢性化した治り難い痛みを取り除くことができる
↑マンガだとわかりやすい
スポーツ界においても注目されている治療で、大迫傑選手や大谷翔平選手もこの治療器を利用している
診察で今までの経緯を説明し圧力波治療器をやってもらえることとなった
医療行為ではないためリハビリ室で理学療法士が行う
片足ずつ患部に圧力波をあてていく(片足5分)
チクチクした痛みが結構あった
このチクチクした痛みは石灰化した部分を破壊するときの痛みらしい(石灰化している証拠)
圧力波の強さは何段階かあり、今回は初回のため弱めで行ったとのこと
ちなみにこの治療は次の治療までに1週間ほど空けなければならない(細胞が再生するまで待つ)
1回の治療で効果が出る場合もあるらしいが、様子を見ながらしばらく継続して治療したい