皆さま、あけましておめでとうさんでございます。
1年の始まり…人間ってなんか区切りが好きなようで、それってどこかで、なんとなく生じてくる歪みみたいなものを、スパッと捨ててなかったことにしたいっていう心理なのかも…と、面倒くさいことを考える、面倒くさいサラでございます。
毎年お正月に決める今年の漢字…(サラの個人的行事ですので、どうぞお構いなく…)2024年は「学」が選ばれました。
人類の文明が進化して、生きている時間が長くなりましたが、死ぬってことも、区切りをつけてやり直すためには必要なことで…そうしようと思いますと、同じことをグルグル繰り返すのも面白くないわけで…そうなると、ああ、こないしたらあかんかってんなぁ、とか、ほな、あないしたらええかもしれん、とか、学ぶことも必要で…。
サラが子供の頃、サラの父君さまがおっしゃいました。
「勉強って、わからへんかったことがわかるようになるんやで。面白いやろ。」
それを聞いても、小学生のサラが急に勉強好きになったわけではございませんが、この言葉は今でもとても印象に残っております。
根っからの好奇心のせいでございましょうね。
いくつになっても、「知らんかったこと」には出会い続けるものでございます。
「学」に意図をもって、今年も新たな経験に巡り会いたいと思っております。
で、2024年のTree Top年間予報でございます。
Tree Topゆかりの皆さまのお写真で、カレンダー作成を再開してみました。
1月でございます。
岡本亭一門を率いる岡本ひでひとさまのお誕生日が1月1日…
昨年…いえ、正確には年の瀬の押し詰まった一昨年の12月30日…突然、奥さまである美海さまを亡くされ、2023年はお正月やお誕生日どころではございませんでした。
夫唱婦随…50歳からの転機で、ようやく軌道に乗って来た時期の出来事で、岡本さんの落ち込みようは、よく理解できるところでございました。
それでも、岡本亭一門の皆さまがいらっしゃることは、大きな支えであり、前向きになる理由であり…
1月は、4日の黒船Liveから始まります。
東日本が被災した中で、いち早く岩手の大船渡で復興の灯を掲げた黒船ラーメンのご店主さまは、明石のご出身で、サラはお友だちから話を聞いて、岡本さんと一緒に「共に」という曲を作りました。
明星食品が復興支援の一環で発売した黒船のカップラーメンも、岡本亭一門でいっぱい買って、応援しようって盛り上がったものでございます。
31日、1月最後の日には、サラと岡本さんが繋がるきっかけとなった優作さまと、岡本さんのコラボライブが入っております。
まさに、岡本さんを象徴するような1月…
13日には新年会がございます。
10年前、Tree Topが現在の場所に戻ってきて、最初に始まったオープンマイク「今夜はふぉーくで乾杯!」も再開することになりました。
最終日曜日には、淡路島のタイヨー珈琲さまで、ブルーグラスフェスも行われます。
賑やかな幕開け月となりそうでございます。
2月でございます。
天野Shoさまは、神戸の音楽シーンを牽引して来られたミュージシャンさまでございます。
阪神淡路大震災の後、復興支援のために設立されたDove Foundationの活動で、満月の夜のFullmoon Liveを、と数年前、Tree Topにお越しになられました。
それがご縁の始まりでございましたが、以来、同い年、同じステージで神戸の音楽を盛り上げてきた我が師のお計らいで、音楽とは違う場面の繋がりもいただくようになり…仲良くさせていただいております。
コロナの影響で、しばらくお休みを余儀なくされていたFullmoon Live、昨年から再開することになり、2月はTree Topで、と言っていただきました。
Dove Foundation、現在は、各地の災害復興支援基金として使われております。
2月24日(土)19:00~(多分…)でございます。
ご予約は、080‐4024‐5042(以前と電話番号が変わっております)まで お願いいたします。
んで、2月は、18日(日)にCoconutさま主催、タイヨー珈琲さまの音の架け橋ライブがございます。
25日(日)は、西宮のフラッパーハウスで、1月、2月、3月生まれさんのバースデーピッキングパーティ。
こちらは、1月生まれの吉崎ひろしさまのバンド、N.B.Projectさまにゲストでお越しいただきます。
3月でございます。
昨年は、ジャンゴギターの山本佳史さまとお会いする機会がなかったようで、写真がございませんでしたので、代わりに淡路島の花さじきで撮ったこんな写真を3月のカレンダーとして載せさせていただきました。
ひな祭りの日曜日、荒木博司さま、井上知樹さま、山本佳史さまのジプシージャズトリオさまのライブがございます。
山本佳史さまは、山本佳史トリオさまで、コロナで世の中がどよ~んと暗かった中、何度かTree Topにお越しいただき、明石の皆さまを元気づけてくださいました。
明石…特に大久保では、おそらく聞く機会のない秀逸なジャンゴギターのライブで、お声をかけさせていただいたTree Topperの皆さまは、もう満足以上の感激でございました。
今回は、山本佳史さまと肩を並べるギタリストのお二人とのブッキングライブ、お二人ともTree Topにいらしていただいたことがございます。
以前にお越しいただいた方は、このお三人を一度に体験できるって凄さを想像なさってみてください。
3月のイチオシライブでございます。
後半は、24日(日)奈良の元石清水八幡宮で、ブルーグラスフェスがございます。
春の訪れをご一緒に楽しんでください。
4月でございます。
高橋審さまがTree Topでオープンマイクをお始めになられたのは、2023年の10月からでございました。
ご本人はさらさらする気などなかったようでございますが、まぁなんとなく「そういえば、そない意地でも断らな…っちゅうほどでもないか…」ってな流れになり、始めてみたら、元来の責任感が出てきて、それなりに楽しみながら頑張ってくれてるって感じでございます。
最初にTree Topにお越しになられたのは、アコースティック工房Heaven山本氏が、ナターシャ俱楽部にお誘いになられたからでございました。
高校の1年後輩にあたるので、山本氏は「高橋くん」とお呼びになられます。
で、山本氏と同い年のサラも「高橋くん」と呼ばせていただいているのでございます。
山本氏と高橋くんは、高校生の頃、高石ともやさまの影響でナターシャーソングからブルーグラスをお知りになり、そこから50年かけて、今のように熟成されました。
ブルーグラスだけでなく、オールジャンル…細かく深く知りたい欲が強い正確なんでございますね、何でも…まるで知らない曲でも、するっと伴奏に入られます。
毎月第3月曜…ご都合が巡って合うようでございましたら、ぜひ、お越しになられてください。
面白いっ!って思われますよ。
4月と言えば、江井ヶ島海岸まつりの月でございます。
明石のイベントシーズンは、ここから始まります。
昨年7月に、江井ヶ島ブルーグラスフェスを初めて開催したのでございますが、前代未聞の猛暑に見舞われ、さすがのブルーグラッサーも「暑い…」と漏らしたほどでございましたので、今年は江井ヶ島海岸まつりとコラボ企画を考えました。
店内2Fのバルで、ソロやDuoの皆さま方の演奏を、ダンスやバンドの演奏は屋外で…というステージの楽しみ方でございます。
もちろんフードブースやマルシェも従来通り並びます。
ぜひ、ご予定に入れておいてください。
5月でございます。
コロナ前、5月は原人強化月間でございました。
29回目の明石原人まつりがなかなか開催できず…残念会が毎年続いたので、昨年はながさわ明石江井ヶ島酒館さまのご協力を得て、むりやり10月開催にこぎつけました。
元の八木遺跡公園では、事情が変わってしまって、駐車場が確保できないなど、問題が多発したためでございます。
そして、今年はいよいよ30周年となります。
30回目の明石原人まつりは、石が谷に帰ります。
海で見つかった明石原人の腰骨ですが、石が谷公園での開催規模が大きかったため、今でも、明石原人まつりはないんですか?と管理している明石中央体育館にお問い合わせが行くようでございます。
スタッフの高齢化&予算事情、駐車場事情など諸々あって、以前のような規模では開催できませんが、体育館さまにご協力いただいて、30回目の明石原人まつり 5月26日(日) 盛大に盛り上げます。
そして、同日の夜は、Tree Topに往年のタクローが戻ってきます。
タクローと言えばこの人!と言われるくらい、その筋では有名人…タクローさまのご出身校の記念イベントに、ご本人の代わりにと呼ばれた方、井上ともやすさまのライブでございます。
最近は、タクローさまの最初の奥さまと共演なさる機会もあって、似てる…とご承認いただいているそうでございますよ。
まだ、ご覧になられていない方は、必見でございます。
いや、ホンマや!と思われますよ。
6月でございます。
西宮のフラッパーハウスで、11月生まれのバースデーイベントを始めたのは 2022年でございました。
カントリーダンスを踊るかわいらしいオーナーのHarumiさまと、ダンススペースのある広い店内で、たっぷり歌ってはしゃげるのが楽しくて、11月だけなんてもったいない…と、昨年は3か月ごとにお誕生日をまとめて、年4回、いい年をした大人たちが、お誕生日を言い訳にした宴を催しました。
写真は、カントリー大好きのHarumiさま、ご主人のKenbowさまが、Tree Topのヒルビリーナイトにお越しくださった時のものでございます。
カントリーは、ブルーグラッサーのひと世代前なので、とっても気持ちのいい音楽なのに、新しいバンドが生まれるなんて、とんと聞かないご時世…限界ジャンルなんでございますが、昨年は、Tree Topから新生カントリーバンドを生み出すという快挙がございました。
そうそう…6月ごろにその芽が出てきたのでございます。
それから、どんどんと成長して、昨年12月にはバンドワンマンライブでデビュー!
あれよあれよのスピードでございました。
どうやら、次のライブに向けて、意欲がたかまっているようでございます。
半分まで行ったので、長くなりすぎないように 一旦終了いたしますね。
後編に続きます。