7月1日になりましたが、いまだにライブハウスは厳しいガイドラインに沿わないと開催できない状況で休業のままです。
何か良い案は無いかと、安価な材料を使ってファイスシールドの代替えを作ってみました。材料は100円ショップのダイソーで仕入れてきました。
1.透明下敷き:
中央を切り欠いてマイクを挟めるような形状にします。
2.ホルダー:
洗濯ばさみの先端に1mm幅の溝を加工します。
目立ちにくくするために黒く塗装します。
3.セッティング:
加工した選択ばさみでマイクを挟み込み、切り欠き溝に加工した透明下敷きを挿入します。
これで出来上がり。
フェイスシールド代わりになると思いますが、本当に効果があるかどうかわかりません。富岳でシミュレーションしてもらいたいですね。
一応参考までに、過去に結核の研究で飛沫調査がされた際(1967年)に、1回の咳と30秒間の大声と同等の飛沫を発生するそうです。この計算でいくと感染者が4分間歌うと、8回分の咳と同等の飛沫を発生します。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kekkaku1923/79/9/79_9_509/_pdf
やはり歌を歌うには2m以上距離を取るか、何らかのシールドが必要なようです。
ライブハウスで歌う時にはマイクを使うので、そのマイクに装着する飛沫シールドとして考案しました。なんと200円で簡単に製作できるので試してみてください。
今回作成したシールドの効果をタバコの煙を使って比較しました。(タバコの煙が良く見えるように5倍に協調しました。シミュレーションではなく実際の映像です。python+opencvで 映像*6ー基準画像*5)
対策前:煙は結構前に集中して飛んでいきます。
対策後(作成したシールドをマイクに取り付け)
対策後:遠くまで飛ぶ煙がシャットアウトされています。
しかし、このシールドだけでは不十分と思うので、さらに近くにダイキンのストーリーマ機能付きの空気清浄機を置いて、飛沫を回収して殺菌して綺麗な空気に変換してやる必要があると思います。