ブスとはなにか | フクロウのひとりごと

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あまりいい言葉ではないですが、ブスという言葉があります。子どもの頃クラスの女の子に言ったりしませんでしたか。さて、ブスって一体なんでしょう、容姿でしょうか。ちょっと思うところがあるので書いてみますね。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  ブス

 

この言葉、まずはweblio辞書で調べてみました。

ブス - 外見や人相が劣る女性を指す侮蔑的な日本の俗語。不細工を参照。語源には諸説あり、関西などでは男性の形容にも使われることがある。

なるほど、外見や人相のことを言うのですね…
関西では男性に対しても使われる…、そうなのですね…
でも、外見や人相って、なに基準なのでしょうか。
そんなの、人によって捉え方は違いますよね。
そうなると、基準なんてないとは思われませんか。
 

 

  容姿?

 

容姿については、むしろ女性の『思い込み』って少なくないように思うのです。
たとえば、痩せている方がいい?
だって、ダイエットに励む女性、少なくないではないですか。
そんなに、痩せているのがいいの?
痩せすぎているのも不健康に見えてしまうように思いませんか。
逆に、ぽっちゃりしているのも健康的でいいではないですか。
そうは思いませんか。
そんな(あえて言いますが)思い込みって、少なくないように思うのです。
その思い込みがどこから出てくるのかは、ここでは考察はしませんが(わかんないし)…
でもね…
 

 

  コンプレックス?

 

心のなかで無意識に、「自分はブスなんだ」って思い込んでいる女性って、いますよね。
自分の容姿はダメなんだって勝手に思い込んでいる人…
男性にもいるかもしれません。
それ、顔に出るのですよね。そしてそういう人って…
たとえ容姿をほめられても、決して素直には受け取らないのです。
どうしてそんなふうに思い込んで決めつけるのでしょうか。
過去になにがあったのかは知らないけれど、でもね、思うのですが…
だからブスというのは、容姿のことを言うのではなくて、心がブスなのではないでしょうか。
それを過去や他人のせいにしてみても、なにも変わりません。
そして、逆もありますよね。
自分はかわいいんだと思い込んでいる人。
 

 

  捉え方

 

容姿でいうのなら、決してスラッとしてるわけじゃない、スマートでもない、そんな人が、
でもいっつもニコニコしていて愛嬌があって幸せそうだったら…
あぁ、かわいい人だなぁ、素敵だなぁ、って思いますよ。
心が、美人なのですよね。
そういう人、たくさんいます(褒めてます)。
まわりの評価や、人とくらべたりすることで振り回されたり卑屈になるのではなく、
自分のことを否定するのではなく、かといって優れていると思い込むのでもなく、
ありのままにナチュラルに受け入れられる、捉えられる人。
つまり、ほんとうの意味での自己肯定感が高い人。
そういう人が、素敵な人だと思うのですよね。
 

 

  ありのままにナチュラルに

 

これはでも、いろいろなことについて言えるように思うのです。
自戒も込めて。
否定するのではなく、思い上がるのでもなく、
ありのままをただただナチュラルに、素直に捉えられること。
これ、なかなか出来ないことなのかもしれません。
でも、大切なことだと思うのです。
それが出来なくなるきっかけは、いろいろあるのかもしれません。
人は誰でもコンプレックスを持っているものなのかもしれません。
でも、そういうものに振り回されているうちは、ブスなのかもしれません。心が、ね。

さて、あなたはありのままを素直に受け入れられていますか。