フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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みなさんは、取り組む楽曲に歌詞をつけてみたことはありますか。たとえば今年の課題曲。先日、秀逸な歌詞を教えていただいたのです。やっぱりいろいろな効用があると思うのですよね。どんな効果があるのでしょうか。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

秀逸な 

 

コンクール前のバンドを指導していると、たとえば課題曲の『作詞』に出会うことがあります。
いろいろな歌詞を、これまで見てきました。
それでね、今年の課題曲1「夕映えの丘」なんですが…
先日とっても秀逸な歌詞を、指揮者の堺武弥先生に教えていただいたのです。
群馬県の中学生たちがつくられた歌詞だそうなのですが、これがね、
読めば読むほどに秀逸なのですよ。
あまりに秀逸なので、楽譜にしてみたくなって…
歌の楽譜と伴奏譜をつくってお送りしたのです。
ちょうどぼくの指導校にも夕映えに取り組む学校もあるので、それもあって…
で、指導校(今試験休みなのですが…)にお届けしたら、顧問の先生、
「生徒全員にくばりましょう!」って。
とくに後半が、メロディに当てて歌ってみると泣きそうになります…
 

 

イメージを 

 

歌詞をつけるのって、まず楽曲のイメージを統一するのにとてもプラスになると思うのです。
あの歌詞に出会ってから、楽曲にいっそう色がついた気がします。
言葉の力って大きいのです。
歌の曲には歌詞がありますよね。
それによって聴く人に与えるイメージって、とっても大きい。
(だからどんな歌でも、歌詞がよく伝わらなければならないと思っています)
とあるひとつの映像にいろいろな音楽をつけて、その印象の変化を試す動画がありました。
同じ映像でもどんな音楽がつくのかによって、まったく違う印象や意味になる。
音楽の力ってそれほどまでに絶大なのですが、それに勝るとも劣らない影響力を持つもの、
それが、歌詞、言葉なのです。
 

 

リズムを理解する 

 

また、言葉ってときに、リズムを理解するのにも役立ちます。
変拍子、たとえばアルメニアンダンスの5/8は…
「ねこ こねこ こねこ ねこ」です(笑)
「その小節は『こねこねこ』でおねがいします」で伝わりますよね?
それから、とある曲でこんなリズムがありました。



「ねこ こねこ こぎつね まごぎつね おやこぎつね コン」(笑)
また、アーティキュレーションやリズムの感じを統一するのにも役立つ?
たとえばクープランの墓の『リゴードン』冒頭…



「○ ○○がー ネギ食べた」って練習しているグループがありました。なつかしい…
○のところは個人名です。
「ネギの『ギ』がさあ」みたいに話し合ったりして…
 

 

名曲に… 

 

古今の名曲に歌詞を当てるのも、よく見ますよね。
たとえば秀逸だと思ったのは、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲アメリカ…



誰が言ってたかなぁ…、秀逸だとは思われませんか。
それから、シューベルトの『ザ・グレイト』終楽章は…
「とっとりー しまねけん」(笑)
もう、そうとしか聞こえない!
あとはね、これは決してお勧めはしませんが…
グリーグ、ペールギュントの『オーゼの死』に…、チューリップの歌詞を当てるのです。
とってもシュールですよ。お勧めはしませんが…
まだまだたくさんありますよね、こういうの。
こういうのはまあ、お遊び的な要素が大きいのですが…
 

 

思い入れ 

 

その楽曲にどれくらい思い入れられるか…
これって、演奏の成否を左右する要素の中でじつはけっこう大きなものなのではないか…
そんなふうに思っているのです。過去のいろいろな経験から、ね。
イメージをふくらませたり統一したり出来る、リズムや拍子の把握につながる、
ハーモニーと呼応したりフレーズに色合いがついたり、いろいろな効果があると思うのですが、
楽曲への思い入れが深まる。
これも、歌詞をつけることのけっこう大きな効果のひとつだと思うのです。

さて、みなさんは取り組む楽曲に歌詞をつけてみたこと、ありますか。
 

今月も、先日またフライト訓練に行ってきたのでその様子を書いてみたいと思います。今月はいつものセントレアではなく伊丹空港で訓練を行ったのですが、空港ごとの特徴がいろいろあって新たな発見があったのでした。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

この日のセントレアにはグッピー(ドリームリフター)が2機いましたよ。

そのうち1機の後部扉が開いていて787の翼を積み込むところでした。
 

 

伊丹空港 

 

大阪国際空港、別名、伊丹空港。
どうして今月は伊丹空港で行おうと思ったのか…
気分転換、ですかね(笑)。
伊丹空港は大阪府豊中市にある空港。
双発機しか降りられなかったり(4発機はダメ)門限があったりと、いろいろと制限がある。
滑走路は2本。32L(14R)と32R(14L)。Rwy Elv.(滑走路標高)は30ft(約9m)。
伊丹32Lには、左回りのトラフィックパターンしか設定されていません。
セントレア36もそうだったのですが、セントレアの場合は左は海だけ。
ところが右に回ると、前回書いたように陸の上を飛ぶことになります。
だから片側にしか設定がないのですが…、なら伊丹の場合は?
どうして片側にしか設定されていないのか…
どっちに回ろうとどうせ市街地なのに…
もしかして、地形の影響かなと思ってグーグルマップを見てみると…
ありますね山が。
これは、設定がないだけではなくて、物理的に右回りは出来ないのではないか…
もし右回りに周回すると、ダウンウインド幅2.5nmとして作図してみると…



赤で示した飛行コースの真下に『日の丸展望台』ってありますよね。
たとえばこれの標高が、315m。約1034ftもあるのです!
地表との高低差が500ftを切ってきます。なるほど、飛べませんね…
 

 

トラフィックパターン 

 

いつものようにノーマルとミニマムのトラフィックパターンをおこなったのですが…
前半は32Lを使って左回りに、後半は14Rを使って右回りにおこなうことにしたのでした。
のですが…
まだいろいろと制限があるのですよ。
まず32Lから離陸すると、そのままアップウインド(滑走路延長線)を1500ftまで上がれない。
上昇途中で旋回しなければならないのです。
これは、知識としては知っていました。
そんなに山が近いのか…
平均速度160kt、上昇率を少なく見積もって2000fpmと仮定しても…
2nmもあれば1500ftに達してしまいます。
実際やってみると、行けないこともない…
地表からの余裕がない、ということなのかもしれませんね。
レベルオフまでに旋回することにしたのでした。
 

 

実際やってみて 

 

まずは1500ftのノーマルトラフィックパターン。
実際飛んでみると…
アビームあたりにかなりの気流の乱れがあります!
速度も高度もヘディングも、ぐるぐる狂います(大げさ?)
場所的には、尼崎の塚口上空あたり。なにかある?
シムの癖なのかもしれませんが、まあ難儀しましたよ。
それ以外は、ミニマムサークルも普通に飛べました。とくに問題なし。
ただ…
滑走路上を走っていて滑走路の残り距離が少なくなってくると、
「リメイニング○○」って飛行機が残りの滑走路長をコールしてくれます。
あんまり聞きたくないウォーニングですね…
滑走路、短いのです。
いつものセントレア36は3500m、対して伊丹32Lは3000mしかありません。
32Rはさらに短くて、1828mしかないのです。
ちなみに名古屋空港は2740m、米子鬼太郎空港は2500m。
日本でいちばん長い滑走路は…、成田16R/34Lと関空06L/24Rで、4000mです。
 

 

14R 

 

ひとしきり飛んだところで、滑走路を逆側の14Rに切り替えて右回りを飛んでいきます。
久しぶりに地上走行をしましたよ。
ステアリングチラーを使って走行していきます。
「つぎ左ですね」
指示にしたがって、14Rにラインナップ。
まずは右回りのノーマルトラフィックパターンなのですが…
1500ftは飛べないのだそうです!
知らなかったのですが…
1500ftから降りていくためには、アビーム(滑走路端延長)から35秒は飛ばなければなりません。
北西にそれだけ飛ぶと、山に近づき過ぎてしまうのですね。
空港北側に中国自動車道が走っているのですが、それを越えないように周回しなければならない。
と、ダウンウインド高度は1200ft。アビームから20秒でベースターン。
それで、高速道路を越えずに周回できます。
これがね、難しいのです!



赤線が、35秒でターンしたときのコース、青線が、20秒でターンしたときのコース。
青だと中国自動車道(E2A)を越えずに周回できていることがわかります。
 

 

計算 

 

1200ftのダウンウインドでアビームから20秒でベースターン…
どこから降下を開始すればオンパスなんだろう…
計算できません(汗)
ベースターン直後からゆっくり降下開始すればいいんじゃないかな…
あとで考えてみたら…
20秒でベースターンすると、ファイナルの長さは1nm弱になるでしょう。
ダウンウインド幅2.5nmとすると、ファイナルまでに飛ぶ距離は3.5nmほど。
合わせて4.5nm。
1200ftから3度パスで降りるのに4nm弱必要ですから、
ベースターンから10秒ちょいで降下開始すればオンパス。
まあ当たらずとも遠からず?
5回目か6回目で、やっとパスが合ったのでした。
思わず、「やっと出来た…」って声に出ましたよ。
しかも…
 

 

ILSがない! 

 

ファイナルに向けても、グライドスロープのポインタが現れません!
そうだった…
伊丹14Rには、ILSはありません。
知ってはいましたが、忘れていました。事前の勉強が足りませんね。
「PAPI(降下角指示灯)見てください」
してみると、普段けっこうあてにして飛んでいるのですよね、グライドスロープ…
それだけ、降下計算がアバウトだということ。
しかも、市街地にある滑走路、平気で見失いますね…
「あれっ、滑走路どこだ!」ってなります。
14には、もちろん直線進入はありません。
つまりは、降りるにはサークリングしかないということ。
1200ftから、こんなアプローチで降りていくのですね…
これならミニマムサークルの方が簡単じゃん!
ファイナルの長さはミニマムサークルとほぼ同じです。
ミニマムサークルは滑走路を確認してから降下開始すればいいのだから、むしろ簡単ですよね。
RNAVアプローチはないのでしたっけ…
そうそう、「伊丹の14でトラフィックパターンやったの初めてですよ。出来るんですね」
って言われました。
初、だそうです(喜)。
 

 

精度 

 

いろいろ出来るようになってはきたのですが…
精度はまだもうひとつですね。
たとえばレベルオフ(上昇から水平飛行へ移る操作)。
どうしても、なかなかピタリには行きません。
どちらかというと、ちょっと手前(低め)になってしまうことが多い傾向です。
正確に、500ft手前から操作を開始する。
安定した一定のレートで、狙ったピッチに合わせる。
やっぱりアバウトな要素が入り込むから、ずれが出てくるのです。
「こんなもんでいいかな」っていう気持ちがどこかにあることが問題なのでしょうね…
そういえば、ロールアウトの開始ポイントもアバウトですね…
20度バンクなら、10度手前。正確に。
それから、高度や速度など諸元が乱れたときの修正が遅い。
とはいえ、接地は上手くなりました。
フローティングも、ハードランディングも、一度もなし。
ほぼ滑走路だけを見て、フレア操作をしています。
「Thirty」のコールで、エイミングをゆっくり2つ先の接地帯標識に移していく。
それから、今回はゴーアラウンドもなし。
意地でも「Minimum」のコールでPAPIが全部赤だったり全部白だったりしないように、
って思って飛んでます。
 

 

空港によって 

 

にしても、空港によってやっぱりいろいろあるんだということを、今回は実感したのでした。
伊丹についてはもう少しいろいろ勉強して、またリベンジしたいと思います。
ただね、普通にネットで調べても出てこないのですよ。
たとえば伊丹のMDAは660ftなのですが、これ、普通に調べてもわかりません。
AIS-Jというサイトにアカウントをつくってログインすると、チャートなどが見られます。
これ、プロの方用のサイトなのですよね?
 

 

次回への課題… 

 

  • 伊丹についてはもっと調べよう
  • レベルオフを正確に
  • あらゆる操作の開始点の精密さ
  • 操作のレートを一定にする


さて、つぎも伊丹?
 

著作憲法の改正案が閣議決定されたというニュースがありました。さて、なにがどんなふうに改正されるのでしょうか。店舗などのBGMに対して使用料が発生するということなのですが、それって一体どういうことなの?

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

改正案 

 

そのニュースは、たとえばこちら。

 

 

  • カフェや商業施設などで流れるBGMが対象。
  • これまでは作曲家や作詞家だけが使用料を受け取っていた。
  • 歌手やレコード会社も使用料を受け取れるように改正する(レコード演奏・伝達権)。
  • 世界142ヵ国で導入済みの仕組みで、日本もやっと足並みをそろえた形。

ということなのですが…
さて、これってどういうことなの?
つまりは『著作隣接権』のなかの一権利ということなのでしょうけど…
著作隣接権については過去に書きましたね。

 

 

 

レコード演奏・伝達権 

 

さて、ぼくの理解している範囲で、きょうはちょっとだけ解説してみたいと思います。
「それ、ちがうよ」ってところがもしあったら、やさしくご指摘いただけると助かります。
著作隣接権のなかでこれまで付与されていた権利は…
録音権・録画権、放送権・有線放送権、送信可能権。
放送されたり送信されたりしたときには、実演家(歌手とか)にも使用料が入っていた。
ところが、たとえばお店でBGMとして使われたものについては、実演家には使用料がなかった。
それを、BGMでも使用料を得られるようにしようというのが、レコード演奏・伝達権。
合ってますかね。
これを定義したのが、今回の改正ですよね。
 

 

歌手 

 

そもそも、『歌手』ってなんでしょうか。
歌った人にしか、使用料は支払われないの?
あるいはソリストや、ようするにメインになっているアーティストに使用料が行くの?
そんなことはなくて、これは、演奏した人全員ですよね。
たとえばオーケストラだったら、演奏に関わった楽員全員ですね。
さて、それをどういうふうに分配するのか、山分けの仕方については…
いろいろな契約や組織の決まりによるのでしょう。
全員がおなじ金額をもらえるとは全然限らないのですよね。
ただ、もらえる(はずな)のは『歌手』だけではなくて、演奏した人全員であるということ。
 

 

レコード会社 

 

ニュース記事のタイトルは『歌手にも…』となっていますが、
今回の改正で使用料を受け取れるようになるのは演奏者ばかりではありません。
レコード会社、正確に言うと、そのレコードの原盤を持っている人も受け取れるようになる。
レコードの原盤、要するにマスターですよね。
それを持っている人、その権利を持っている人にも、BGMでの使用権が入るのです。
レコードを作った人も、その音楽の普及に貢献した人ですからね。
そして、そのレコードの原盤を持っている人というのはほとんど『レコード会社』でしょうから、
レコード会社も受け取れる、となっているのですね。
そしてどうやら今回新設される権利、演奏者に50%、レコードの原盤保持者に50%…
そんなふうに聞きました。
 

 

どんなふうに 

 

さて、では、その使用料、どんな仕組みでどんなふうに分配されるのでしょうか。
これはね、はっきり言って、よく知りません(ぉぃ)。
ぼくのところにも印税が入ってきますが、いったいどんな仕組みになっているのでしょうね。
とっても複雑なシステムであることには違いないとは思います。
いろいろな組織があって、日々、管理してくださっている方々がおられるのでしょうね。
なんだか以前、必要に迫られて勉強した気がするのですが、忘れてしまいました(汗)
 

 

著作権 

 

著作権って、以前に記事に書いたように、著作財産権と著作者人格権とがある。
また、そのほかに著作隣接権というものがある。
それって一体なんのためにあるのでしょうか。
音楽を作る人や演奏する人、それを普及させる人たちを守ることで、
音楽文化を守り発展させるため、ですよね。
行きすぎた保護は逆に文化衰退にもつながりかねないとはいえ、大切な仕組みであると思います。
その概要や仕組みを、基本的な部分だけでも理解している人、業界人にも少ない印象です。
そもそも音大ですら教えませんしね…(ぼくの知る限り、ですが)
プロに限らず、音楽に関わっている限り、その基本をある程度は理解して意識を持つこと、
これって大切なことだと思うのです。
多少の自戒も込めて。

さて、みなさんは著作権や著作隣接権とはどんなものなのか、ご存じですか。