心を整えること | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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少し前に、『心が所作に表れる』という記事を書きました。その中で、ステージでの所作、動きには、その人の心が表れるのだと書きました。さて、ではその『心』を整えるのには、いったいどうしたらいいのでしょうか。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  身体をほぐす

 

先月に書いた記事はこちらです。

 

 

さて、どうしたら、心って整うのでしょう…
心身一如という言葉、聞かれたことはありませんか。
これ、心(精神)と身体は切り離すことのできないひとつのものという意味ですね。
もともとは仏教の考え方なのだそうですが、これ、真実だと思うのです。
身体がほぐれると、心もほぐれる。
だから、身体をほぐしてやるのって大切だと思うのです。
人間は、『脚』と『肩甲骨』、そして『呼吸』が動けば健康でいられる…
そんなことも聞いたことがあります。身体も、心も。
だから、ある種のヨガなどは、心を整えることにも有効だと思うのです。
 

 

  呼吸を整える

 

緊張して呼吸が浅くなってきたとき、
タスクが多くてテンパっているとき、
一寸、手を止めて、ゆったり深呼吸してみる。
これ、有効ですよね。
緊張すると呼吸が浅くなる。
なら、逆に、呼吸を深く出来れば緊張もほぐれる。
テンパって息が荒くなってきたら、一寸止まって深呼吸。これも有効です。
なにしろ、呼吸って、心が表れるものだと思うのです。
なら逆に、呼吸を整えることで心も整う、とも言えるように思うのです。
 

 

  軸を整える

 

体幹、軸、これを整えることで、心も整っていくところもある、そんなふうに思います。
体幹が整うと、きっと余計な力が要らない、リラックスして安定した状態になれる。
身体がそうなれば、心も、そうなっていく。
簡単に出来る方法のひとつとして、たとえばこういうのがあります。

 

 

これ、いいですよ。
いろいろな方が、体幹とか軸の大切さを言われていますよね。
4スタンス理論や、野口体操や…
やっぱり、身体が整うと、心も整う。

 

 

  簡素にする

 

人間にとって、ストレスになることって何でしょうか。
これは人によっていろいろなのだと思うのです。でも、少なくとも、そのひとつには…
あたまの中や心の中がちらかること、だと思うのですよ。
忘れちゃいけないこと、しなければならないこと、考えなければならないこと…
そんなことであたまの中がいっぱいになればなるほど、心はザワザワしてストレスになる。
なら、簡素にすればいいと思うのです。
あたまの中は、出来るだけ空っぽに近い状態にしてしまう。簡素にする。
もちろん空っぽになんて出来ないでしょうけど、たとえば、
忘れちゃいけないことやタスクなんかは、あたまに入れておかないで書き出すのです。
そうしたら、忘れちゃっても大丈夫でしょ。
 

 

  よく食べよく眠る

 

これは単純ですよね。
よく食べ、よく眠ること。
疲れを残してベッドに入らない。疲れを取ってから眠る。
ゆっくりお風呂に入って、リラックスして眠る。
疲れている時や寝不足の時って、とかく発想がネガティブになりがちでしょ。
そういう時になにかを考えたり、ましてやなにかを決断したりしないこと。
人間だもの、疲れることもしょっちゅうありますよね。
そんなときは、スイッチオフモードでいいと思うのです。
なにしろ、健康的によく食べ、よく眠る。これ、大切ですよね。身体にも、心にも。
 

 

  自分は自分

 

最後は、これ。
世の中には、自分次第で変わることもあれば、自分では変えられないこともあります。
歴然と、ね。
たとえば、他人が自分のことをどう思うのかって、その相手次第です。
自分では変えられない。
だからそれは、相手の問題。
自分の問題と他人の問題とを、ちゃんと切り分ける。
自分は自分、なのです。

さて、あなたはどんなふうに整えていますか、心。