1つの日本文に対する英訳は何通りもある | ネイティブ英語のススメ

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「知識ゼロ」の状態から、ネイティブと「対等」に話すためのビジネス英語を学ぶ

ある日本文を英訳する際、100人いれば、100通りの訳し方があります。

例えば、「4月はお花見をする人々が多い」と訳す場合、以下の訳が考えられます。


Many people enjoy flower-viewing in April.

Flower-viewing is an event attracting many people in April.

April sees many people enjoy flower-viewing. 等々


この様に、1つの日本文に対して様々な表現方法が考えられます。

どれが正解というわけでもなく、1人1人の語感によるところが多いです。


英語中級者や中上級者によくある事ですが、

「この訳は間違っている。私ならこう訳す」と言う方が多いですが

これはナンセンスです。


ネイティブの間でも表現方法は様々なので、

英語が母国語でない日本人が「この訳が絶対だ」というように断言するのはできないはずです。

(多くの場合、単にその人の英文の暗記量が足りていないのが原因です)


ですので、先ずは文法知識を付け、良質な英文を暗記していくことで自分の英語のストックを増やしていきましょう。

上記の英文に関しては、上から順に段々と難しくなっています。

特に3つ目の例文は直訳すると「4月はたくさんの人々がお花見をしているのを見る」という日本語からは発想できない英訳になっています。


こういった英文を作れるようになるには、多くの英文を読み、暗記するしかありません。

私がこの訳を作れるようになったのも、時+seeというコロケーションが使われている英文を多く読み、暗記したからです。


このようにすれば、少しずつスピーキング力が養われていきます。

何度も言いますが、短期間で気軽にネイティブ英語を話せるという魔法はこの世に存在しません。

ひたむきに努力し、少しずつではありますが着実に英語力を伸ばしていくのが結局は一番の近道なのです。


英文暗記に関しては私が運営するサイトで豊富にご用意しております。

是非ご活用ください。

http://www.honmono-eigo.com



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