映画まみれR -11ページ目

トゥルー・ロマンス 

『トゥルー・ロマンス』 (‘93/アメリカ)

監督:トニー・スコット


True Romance



一言で言うなら、ラブロマンスにたっぷりのバイオレンスを散りばめたロードムービー。

原作・脚本はおなじみクエンティン・タランティーノ。いかにも、と思えるシーンがこの作品にはてんこ盛りだ。


ソニー千葉のカンフー映画やら、ジョン・ウーの「男たちの挽歌2」がところどころのシーンに出てくるなど、

ストーリーに直接関係のないシーンでもいかにも彼らしい、といった印象を受けるし、

ストーリーも絶えず主演だけをフィーチャーしているわけではなく、多くの出演者達が入り乱れて、

群像劇ではないにしても魅力溢れるキャラクターたち一人ひとりがとてもクセの描かれ方をしている。



True Romance



ビデオショップで働くサブカルチャーオタクのクラレンスは、彼の店の店長がクラレンスの誕生日のために

贈ったコールガールのアラバマと映画館で出会う。互いに一目惚れをした2人。

次の日にはいきなり入籍をする。うん、展開早すぎ。

この映画、ラブストーリーとは言いつつも2人が結ばれるきっかけやらをぐだぐだ描いてはいない。

なにしろ2人が出会う映画間での上映作はサニー千葉3本立て。カンフー映画観て恋に落ちるわけですから。

とにかくのっけから全編通してスピード感が溢れる作りになっている。ここが、いかにも若者2人の無軌道な純粋さをよく感じられる。


入籍はしたものの、彼女はコールガールなわけで、当然バックには怪しい連中が入り乱れている。

コールガールから足を洗わせるために、ヒモのところに行くクラレンス。

だが、誤って連中を殺してしまい、しかもアラバマの荷物と間違えて大量のコカインを手に入れてしまう。

ここから、ロードムービー的に展開する中で、コカインを追うマフィアやら、事件を追うFBIが入り乱れてストーリーは進んでいく。


True Romance



とにかく出演者が豪華すぎる。今、これほどまでの役者を集めるのは難しいんじゃないか。

しかも、メインストーリーにそれほど絡まないキャラクターにも贅沢に使っているわけだし。


この映画は、また見所のシーンがいくつもある。

ストーリー冒頭に登場するのが、アラバマのヒモ、ドレクセルを演じるゲイリー・オールドマン。

キレ者の役をやらせたら右に出るものはいない、と個人的に思っている彼が出てきただけでもうテンションは上がりっぱなしだ。ドレッドに顔中傷だらけというスタイルといい、雰囲気といいはっきりいって惚れます。

その後も、例のタランティーノ的与太話を絡ませながら、豪華なキャストが次から次へと出てくる。

若い役者が多いこの作品の中で、唯一渋い演技を見せてくれるのが、クリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーのシーンだ。

この映画の中であって、唯一「じっくり」と見せる画となっている2人の掛け合いは、やはり年季の入った役者ならではだろう。


『トゥルー・ロマンス』というタイトルではあるが、単にくっついて、離れてといった甘ったるいラブストーリーではない。

バイオレンスも盛りだくさんで、思わずニヤリとさせられるシーンもある、純真過ぎるがため、見境なく突っ走る若い男女の「獰猛」なロマンスがスピード感全快でラストまで一気に進んでいく、最高のエンターテインメント作品に仕上がっている。


未見の方は、このキャストをじっくり見れば驚くに違いない。どこに出てた?なんて思う、サミュエル・L・ジャクソンもいたりするし。『パルプ・フィクション』のスティーブ・ブシェーミくらいの、チョロ役の豪華さはそれだけでも必見の価値ありだ。


イン・アメリカ/三つの小さな願いごと

『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』 (‘02/アイルランド・イギリス)

監督:ジム・シェリダン


In America


久しぶりに「優しい」映画を観た気がする。暖かい家族。子供を想う親、そしてそれ以上に親を想う子供たち。

この作品は、心の奥底にフタをしてしまった辛い過去に向き合うことへの勇気、そして共に痛みを分かち合えるかけがえのない家族の絆が優しいテンポで描かれている。

アイルランドとイギリスでの製作となったアメリカを舞台にした現代の御伽噺的な作品。


In America



若い夫婦ジョニーとサラは、2人の娘、クリスティとアリエルを連れてアイルランドから希望を

胸にニューヨークへと移り住んでくる。ジョニーは役者志望でオーディションを受けまくる毎日で

夜はタクシーの運転手、サラはもともとの教師のあてがなく、ウェイトレスをしなんとかして2人で

生計を立て苦しいながらも幸せな暮らしをしているが、その実はかつて幼い息子、そして2人の娘の弟、

フランキーを失った悲しみをいまだに背負っている。



この作品で常にストーリーの核となっているのは、フランキーの死だ。

純粋で無垢な子供たちはそれぞれの方法で、親よりもっと前にフランキーの死と直接向き合っているが、

両親はそれを受け止められずに過ごしている。


劇中にクリスティが歌うイーグルスの名曲「Desperado」がかなり胸を打った。

このデスペラードという言葉は、その歌詞から詠むと、

“希望を持たずに生きるようになってしまった男”という意味がこもっているらしい。

「誰かに愛されるんだ 誰かに愛してもらうんだ 手遅れになる前に・・・」

フランキーの死に囚われ、今だに受け入れられずお互いを責め合う両親に向けて歌われているかのようなこの曲が劇中流れるシーンは、この作品の中でももっとも印象に残るシーンだった。


フランキーの死から、感情を閉じ込めて涙を流すことをやめたジョニーがフランキーに別れを告げ、

ずっとしまっていた涙を流すシーン。妻と共に現実を受け止め再生の道を進む2人は、

悲しみを思い出に変え支えあい生きていく。感動した、っていう表現はすごく安直だけど、

素直に涙が流れるシーンだった。



オーディションになかなか受からないジョニーは、「感情がこもっていない」といつもダメだしをされていた。

それはきっと、フランキーの死という事実から逃げ、実生活においても本当の気持ちを

押し殺して感情を表に出さなくなってしまっていたからなんだろう。

だが、現実と向き合うことができたジョニーはきっといい役者になっていくんだろうなと想像した。


この映画で、家族と深く関わっていく同じアパートに住む黒人、マテオが『グリーンマイル』の

マイケル・クラーク・ダンカン演じるコフィーのように「神」なんじゃないかと感じたのはオレだけだろうか?

もちろん違うんだけど、(おそらくエイズ?で)亡くなったマテオは自分の死と引き換えに、

新しい生命をこの親子に宿した、そんな風に感じた。


In America



家族が壁を乗り越え再生に進むストーリーだが、やはり注目なのは姉妹を演じた女の子達だろう。

もちろん両親役の2人の演技も申し分のないくらいすばらしいものだったけれど、

この子役2人はこの作品の主役といっていいと思う。

実際の姉妹だというこの2人の息はぴったりで本当に自然で見事な演技だった。

日本のタレントやらモデル上がりのエセ役者はこういった子供たちを見習いなさい。

年が若いから、経験が少ないから、という言い訳はこの業界にはまったく関係ないから。


また1本、心に残る傑作と出会えた。

こういった作品を観ると、すさんだ心が洗われるような心地いい気分になるな。

ただ、オレ的にはサマンサ・モートンに惚れました。きれいな女性はどんなヘアスタイルでもきれいだね。



8 Mile

『8 Mile』(02/アメリカ)

監督:カーティス・ハンソン


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ご存知お騒がせラッパー、エミネムの初主演作の『8 Mile』。

プリンスの『パープル・レイン』、はたまた『ロッキー』的なよくあるサクセスストーリーだ。

オレは基本的には、よくあるこういった成り上がり映画って大好きなわけです。

題材は、音楽だったりスポーツだったりと様々だけど、現状から何とかして抜け出したい人生の負け犬が、

悶々としているところにチャンスが転がり込んできて、最終的には栄光を掴む、みたいな。

観る前から、ラストは想像付くんだが、その過程は同じく負け犬気質のオレにはなんとなく共感するところがあるんだな 。

8 Mile』

この『8 Mile』もそういった過去のそういった作品と大まかな流れは一緒。

ただラップを題材にするというのが、いかにもイマドキというかなんというか。

しかも、ヒップホップが題材でしかも主演があのエミネムっていうわけでおそらく嫌いな人は一生見ないだろうな。

今までも白人のラッパーというのはいたことはいたが、がんばって黒人ラップを真似て、「らしく」パフォーマンスしてる様は、滑稽だったし小ばかにされる対象だった。

なにしろヒップホップやR&B自体が黒人の音楽だと思われているアメリカで、ここまで黒人に支持された白人ラッパーはいなかった。エミネムがスターダムにのし上がったのはこうした背景が大きいんだろう。

舞台は1995年のデトロイト。この町にある「8 Mile road」はいわゆる富裕層とそれ以外、

白人と黒人をわける境界線的な道になっている。

白人でありながらこの境界を越えてラッパーとしての成功を夢見るジミー。

夜な夜な開催される、ヒップ・ホップ・クラブでのラップ・バトルでの優勝がその成功への近道と、

参加をするものの、黒人で埋め尽くされた観客や白人ということへのプレッシャーなどで、

出番の前には、トイレで吐き、ステージに立てば緊張で一言もライムできないというチキンなわけで。

そんな負け犬チキンの白人ラップ小僧エミネムが、自分を信じて再度バトルに挑戦するといった内容だ。

ね?もう観る前から大体ストーリーは想像つくでしょ?なんにもひねりがない、わかりやすい映画だ。

だけどいいんですよ、これ。

Mobb Deep の名曲をバックに始まるオープニングでは、バトルの出待ちでさながらシャドウボクシングをしているかのように、パフォーマンスのリハをトイレでしているエミネム。このオープニングはかなりかっこいい。

舞台が95年ってことで劇中に流れるヒップ・ホップも当時の音楽ばかり。

ここが個人的にはまずツボだった。2PAC、ノトーリアスBIG、Wu-Tang Clan やらCypress Hill

Mobb Deep などなど当時聞きまくってた曲のオンパレードだったわけ。


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また、ラップバトルも見物だ。即興でステージ上で二人がラップし合うというバトルなんだが、

会場のすさまじい熱気が画面の外にも感じられるくらいの画になっている。

ラップなんだけど、まるでリング上で殴り合っているかのような錯覚すら覚える白熱具合だ。

このバトルの臨場感はさすがカーティス・ハンソンといった感じ。

そう、この映画、監督があの骨太映画『L.A.コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソンなんだ。

この作品を、単なるエミネム主演のアイドル映画と思っている人もいるかもしれないが、それは間違いだ。

マライア・キャリー主演の『グリッター』とは比べ物にならない。あのお粗末な映画とは。

ちなみに2001年のラジー賞で見事ワースト主演女優賞に輝いたマライア。さすがです。

『8 Mile』はエミネムの自伝のような話だが、多少インスパイアされている点もあるそうだが、

あくまでもフィクションとして描かれている。

好き嫌いが真っ二つに別れるエミネム主演だが、彼が出てるという理由だけで見逃すのは惜しい作品。

ここ最近の音楽からみの映画の中では『シカゴ』に次ぐ作品だとは個人的に思う。


シリアル・ママ

『シリアル・ママ』(‘94/アメリカ)

監督:ジョン・ウォーターズ



シリアル・ママ



travisの中での歴代ベスト10に入ります。類まれなるブラコメ(ラブコメではない!)の傑作。


その昔はあのジョニー・デップも出演したことがある、ジョン・ウォーターズ監督作品。

しかも公開年は、おなじみ『シザーハンズ』と同じ年というからなお更びっくりだ。


そんなスターの登竜門(嘘)的な、ウォーターズのこの作品での餌食がキャスリーン・ターナーだ。

みなさんは、彼女をご存知だろうか?

昔はそれこそ、マイケル・ダグラスなどと互角に渡り合うハリウッドきっての女優だった彼女。

きれいでしたよ、ほんと。『私がウォシャウスキー』とか『ローズ家の戦争』とかはわりとメジャーなんで

知ってる方もいるかもしれないが、スラっとしててスタイルも良くてね。



だけど、この『シリアル・ママ』ではがらっと変わって登場だ。

中年太りの、ペ・ヨンジュンとかの韓流スターが来日するたびに、空港で出待ちをしているその辺の

オバサンそのもの。頼りがいのありそうな二の腕と歯に衣着せぬデカイ口で、周りを席捲するオバサン。


この映画のタイトルは『シリアル・ママ』。

シリアルといっても毎朝、ニコニコして食卓にシリアルを運んでくれる気立てのいいママのことではない。

欧米では連続殺人犯のことをよく「シリアル・キラー」と言う。

ようは、あちらで毎朝のように日常食べられるシリアルに例えて、しょっちゅう人を殺す連中をこう呼ぶ。



このママもブチ切れてて、むかつくことがあるとぶっ殺すんですよ、見境いなくね。

ルールを守らない奴には日中でも、包丁片手に追いかけますから。

シートベルトをしない奴、ごみの分別を適当にやってる奴、などなど。

もちろん、家族が一番大事。家族にケチつけたりする奴はなお更徹底的にわからせます。

子供の素行に難癖をつけてくる教師は、3者面談の後に轢き殺します。

それもはねた後にもう一度バックで轢くほどの念の入れよう。しかもニコニコ笑いながらね。


娘をフった男ももちろん殺します。レンタルビデオを巻き戻さないババアも、

家までストーキングした後にオーブンでコンガリできあがったローストチキンで撲殺です。

BGMは『アニー』のトゥモロー。イカしてます。

この曲をバックに人を殺すシーンなんて今まで見たことがあるか?このセンスにtravis脱帽っす。


こんな感じで、次々ぶっ殺してるもんだから当然逮捕されますが、なんと彼女は・・・


とまぁ、こんなストーリーで全編ブラック過ぎるほどのユーモアで溢れかえってて泣きそうなほど笑える作品だ。


ジョン・ウォーターズ監督の中でも万人受けする映画のひとつとしてあげられる作品。

こういう映画を観て、ゲラゲラ笑っていられるような「余裕」のある大人になりたいと思う今日この頃です。

一般のコメディと比べると、ネタは極めて下品ですがね。


ていうかね、DVDが発売されてないんだよ、これ。どうにかして欲しいものです。



ちなみにこの作品以降、主演のキャスリーン・ターナーはめっきり見なくなりました・・・

5年前くらいはちょこちょこ脇で出演してましたが最近は見る影もなく。

作品選びは慎重にってことですね、メグ・ライアンさん。



スーパーサイズ・ミー

『スーパーサイズ・ミー』 (‘04/アメリカ)

監督:モーガン・スパーロック


SUPER SIZE ME

マクドナルドにたった一人で立ち向かう男。まさに漢だ。

ファーストフード界の代名詞、マクドナルドを1日3食1ヶ月間食べ続けると人間の体はどうなるのか?

この作品の監督でこの発想を企画したモーガン・スパーロックが自ら被験者となって

実験を行うドキュメンタリーが『スーパーサイズ・ミー』だ。

しかし、アメリカ人の発想は相変わらずすごいものがあるな。日本だったら公開自体できないだろうし。


ルールは3つ。1日3食マックだけ。1ヶ月間ですべてのメニューを制覇すること。

スーパーサイズを薦められたらぜったいに断らないこと。ルールはこれだけ。

スーパーサイズって何?って感じだけど、アメリカにはスーパーサイズっていう日本にはないサイズがある。

Lサイズの更にひとつ上のサイズなんだけど、そもそもあっちのMサイズが日本のLサイズくらいあると考えればスーパーサイズがどれだけ大きいかは想像つくだろう。もうね、ジュースとかポテトとかバケツみたいですから。このサイズでコーラ飲んでバーガー食ってりゃそりゃまずいです。


SUPER SIZE ME



人体実験と並行してスパーロックが更にマックを調査するうちに色々と問題が浮上してくる。

商品に対しての成分表がどこにも見当たらない、ということが一点。ようは、このバーガーはどんな食材を使って、どんな調味料やらが使われてるのかがまったくわからないこと。

一昔前、マックの肉は実はネ○ミだとかカ○ルだとかっていう噂が流れたことがあったけど、ようはしっかり公表してなかったためにこういった変な噂が立ったんだな、たぶん。


それにおなじみの「マックチキンナゲット」。鶏肉なのは確かだが、どこの部位かは不明だとのこと。

工場で精製されて、おなじみのあの形になるんだけど、なんだかいろんな部位のごちゃ混ぜらしく特定は難しいらしい。これには仰天した。なんだかよくわかんないものを食ってるってまさにこのことだよ。

あるマック関連の訴訟を担当した弁護士は、これを「マックチキンフランケンシュタイン」と例えたそうだ。


肥満大国アメリカ。そのトップの座を不動のものにしている要因のひとつがファーストフード店の乱立だ。

年間1万もの食品関連コマーシャルを目に焼き付けさせられる子供たちは、キリストの肖像画を見せても誰

だかわからないが、ドナルドのことは誰もがよく知っている。あの不気味なピエロだ。


で、被験者のスパーロックはどうなっていくかというと、最初はうまそうに食べてるが、

その内体調に異常をきたしていく。マック漬けに耐えられず吐いてしまい、体重もみるみる増え、

更には彼女との性生活にも明らかな異常が・・・

だんだんマックを食べると気持ちよくなる、とまで言い出したスパーロックが医師に相談すれば、

このままでは間違いなく治療が必要となる非常に危険な状態であると診断される。


さすがに食べて気持ちよくなってくるようになったら危険だよな。これって中毒の一種なのか?

調べてみたらファーストフード中毒という症状がれっきとしてあるらしい。これは怖い。


この作品の中で、ビッグマックマニアってのが出てくる。彼は1ヶ月に265個ビックマックを食べたそうだ。
オレも自称マックマニア、とりわけビックマックには目がないんだけど、こいつには恐れ入った。

これ、単純計算で1日何個なわけ?世界にはいろんな人がいるもんだ。


SUPER SIZE ME



最初は軽い気分で観ていたんだが、だんだん話が深刻な方向に進むにしたがって、

いつも何にも考えずバーガーやポテトを食べてる自分を振り返ったら、なんか怖くなってきた。

まぁ、何を食べるのも強制はされないし、あくまでも自分次第ではあるんだけど。


この実験の結果は見てのお楽しみだけど、体へ及ぼした影響は体重も含め弊害がかなりあったようだ。

今後はシリーズ化して、ウェンディーズやバーガーキング、ケンタッキーなどのファーストフードの撲滅に

果敢に挑戦してくれるともっとうれしい。面白いけど、スパーロックの体がいくつあっても足りないけど。


この『スーパーサイズ・ミー』、アポなしドキュメンタリー界の巨匠(?)、マイケル・ムーアがやったら

どうなったんだろうな。あの巨体でマックを食い漁ったりしたら・・・  たぶん即死でしょう。


ちなみにこの映画公開後マックはスーパーサイズをやめたそうだ。

果たしてスーパーサイズの人間は少しは減るんだろうか?まぁ、それはあり得ないか。

マックを食べながらこの映画を観るとまた違った感覚を楽しめると思うがいかがでしょう?