五大路子ひとり芝居 /横浜ローザ。-赤い靴の娼婦の伝説-〈赤レンガ倉庫1号館3F〉 | 旅食遊。祈恋。

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※ネタバレあり。




毎年上演している舞台なんだけど、この演目好きなんだよね。


横浜に行けるのもうれしいし。


今年は29年目だそうで、そうすると来年は30周年?

それもすごいなぁ。




横浜、伊勢佐木町裏の雑居ビルのエレベーターホールを住処とする老女がひとり…
彼女は、人から「ローザ」と呼ばれる伝説の娼婦だった。

やがて、彼女は自分の半生を振り返るように語り出す…
故郷広島から初めて横浜に来た日、そして愛する人のこと…

白いドレスに、歌舞伎役者のように白く塗った顔と黒々とした太いアイライン。

第二次世界大戦後、横浜の街角で娼婦としての生き方を貫いたひとりの女が今蘇る…

昭和・平成・という時を、この横浜の街に、白いドレスを着、顔を白く塗り、赤い靴を履いた1人の老娼婦が実在した。


(ネットより)





『横浜ローザ』のモデルとなったのはもちろんメリーさん。

改めてメリーさんを検索したら『メリーさんの電話』というのが出てきたので若い人はそっちのほうだと思ってるのかな?

この舞台を上演するにあたって五大路子さんはメリーさん本人にも話を聞いたらしいが、メリーさんの話はそんなにドラマチックではない。

岡山生まれ、国鉄職員と結婚したが軍事工場で人間関係に悩み自タヒ未遂を起こす。
それが原因で2年で離婚。
大阪の料亭で仲居として働いていたというが、実態は米兵相手の慰安所だった。
そこでとある米兵の愛人となっていたが、その米兵が朝鮮に出兵したあと横須賀に移り横浜に流れ着く。

1955年頃には伊勢佐木町で目撃されていたが、有名になったのは1980年代だそう。
その頃新宿のタイガーマスクの衣装を着た新聞配達員とかが注目された時代だった。



これだけ伝説になっているのに本名はわかっていないんだよね。

でも、そのほうが伝説っぽいかな。

また事実もとにしたファンタジーだからメリーではなくローザなんだろう。


ダグラス・マッケンジーのオンリーになって幸せに暮らしていたが彼は朝鮮戦争で死亡。
その後「没落した貴族の娘」とか言われるようになったから、白いドレスを切るようになった。

ほら、アメリカ人ってそーゆーの好きでしょ?  自分たちには歴史がないから。

確かに(^^;💦


だが、マックの息子に会い、子供がいたことはショックだったが母親がアル中で亡くなったことには深く同情する。

戦争は勝っても負けても辛い思いをするのは女。




時代が変わって年を取っても仲間は辞めていっても横浜に寄り添っていたローザ。

実際のメリーさんは馴染みのクリーニング屋の店主がお金を出してくれて岡山に戻り、老人ホームに入っていたんだけどね。

いつかそんなことも忘れられてしまうのかなぁ。








『横浜ローザ』2023年。👇👇👇