新型うつとは何ぞや
私は長く会社勤めをしてまいりましたが、中でも
30代半ば頃は、配置転換があり、不慣れな業務
も手伝い、かなりの激務を経験しておりました。
夜は11時ぐらいですが、昼間も手が抜けない状
態で土曜部の休日出勤当たり前、日曜日も午前
くらいまで家でごろごろして、午後出社という有様
でした。
家でごろごろというのも、天気よくても外に出る気
力まったくなし。少しでも休んでいようという気分に
しかならなかったのです。
その頃から会社や仕事への不満を口にしたり、
対人関係でもどこかぎすぎすした感じを持ち始め
ていました。
仕事はとりあえず疲れながらもやるけれど、楽しく
ない、憂鬱な気分にひたっておりました。それでぶ
つぶつと不満だけをくちにしているという状態でした。
当時は死にたいという気持ちもわかなかったので、
わからなかったのですが、今考えると自分は新型
うつ病というやつではなかったのかと思い返してお
ります。
その後、少しずつ職場環境にも変化があり、仕事
にも少しずつゆとりが持てるようになり、上記のよ
うな気持ちは徐々に持たないようになってまいりま
した。
そもそもうつ病とは何なのか。ある種の診断基準
によると
①気持ちが晴々としない抑うつ気分
②物事への興味・喜び・関心がない
この状態のどちらかがほとんど毎日そして一日中
あてはまる。
さらに以下のうち五つに当てはまるとうつ病と診断さ
れるそうです。
③食欲がない・体重が減る
④眠れない
⑤動作が緩慢になっている
⑥気力がなく、疲労感が強い
⑦自分に価値がない・罪の意識がある
⑧思考力や集中力がなく、物事が決められない
⑨死にたい気分がある
新型うつ病という正式の病名はなく、未熟型うつ病、
現代型うつ病、逃避型抑うつ、非定形うつ病の四つ
を指すとされています。
では普通のうつ病と新型うつ病とは何が違うのか。
普通のうつ病になる人は責任感が強く、協調性もあり、
真面目な性格を有した人が発症するケースがほとんど
なのに対し、新型うつ病になる人というのは物事がうま
くいかないと人に責をおわせる、やるべきことから逃げ
ようとする、納期や規則にストレスを感じる、自分中心
の考えで行動しようとする、休日は元気になるなどの性
格(どれか)を有していると考えられています。
さらに従来のうつ病の薬が効かないという特徴も合わせ
もっております。
性格だけ見てると何とも身勝手な奴で、病気のような感
じがしないし、病気としても同情のかけらも感じさせない
ような気がするのですが、りっぱな病気です。
日本ではうつ病患者は百万人を突破し、十五人に一人
が経験するとも言われております。特に20代30代では
半数にも上る人たちがこの新型うつ病と言われているの
です。
新型うつとは何ぞや2 はこちら
自分に自身がもてない 2
「重要であるな」 (元のエントリーはこちら)
この禁止令決断をしている人は、社会人と
してはちょっと頼りなげな人が多いかな。
部下の立場で仕事をしているときは非常に優秀な成績
を納める人でも、リーダーの立場に立つと仕事でストレ
スを抱え始め、悩み始めたりします。
むしろ、責任ある立場に立つことを拒否して、昇進のチャ
ンスを自らつぶしてしまうこともあります。
恋愛においても、相手と比較しては自分は劣っていると
感じたりもします。
相手に対して自分が分不相応と思っては、積極的に告
白したりとかの行動ができないことも多いようです。
また自分の意見には価値がないと思っているので、自
分の意見がなかなか言えないこともあります。
当然人前でのスピーチなどでも緊張して声が震えたり、
中には手足が震えたりと、見ていて痛々しい人もいます。
この禁止令決断をしている人が常に感じてい
るのは怖いという感覚です。
価値ある立場に立つことに対して、自分はそれに値しな
いという態度をとるか、価値のない立場に立たされること
が受け入れられないという態度のどちらかをとるようにな
るようです。
現代は競争社会の様相が加速しているようで、まだしっ
かりとした自己重要感が確立する前に、お受験やお稽古
など人と比較される機会も多くなっています。
勉強ができなければ価値がない、スポーツができなけれ
ば価値がない。だから何かをがんばる。
親の過度の期待というものも拍車をかけているような気が
します。
小さい頃からがんばった結果優秀な人はたくさんいます。
でも彼らが大人になって様々な問題に直面した時、壊れ
やすい心を持った人があまりにも多いような気がします。
自分に自身がない
今日は久しぶりに禁止令を扱います。
「Don't Be Important」 「重要であるな」
ほとんどの人がこの禁止令決断をしていると言われてい
ます。
この禁止令の特徴は、自分には価値がないと思ってい
て、故に自分に自信が持てないというところです。
本当に自身のある人は、自信がなさそうに見えることも
なければ、自信がありそうに見えることもありません。
そもそも自信があるとかないとかいうことを気にしていま
せん。
このような人は仮に何かで失敗したりしてもへこむことは
ありません。
また人からお前はダメといわれることがあっても、そのよ
うな言葉を受け入れることはしません。
逆に自信がありすぎるような人はどうかというと、この禁
止令決断をしている可能性が高いです。
自分はすごいんだと自分の価値をみせつけたり、自分を
強く見せて自分が人に対して優位にあると確認している
人もいます。
人を見下すような人も、実は自信があるわけではなく、人
より自分を優位において自分が重要な立場にたって安心
したいのです。
また、この禁止令決断をしている人は、共依存の関係に陥
る危険性があります。
ダメ男と離れられない献身的な妻という構図があります。
働かずに昼間から酒びたりの夫と忙しく働いて家計を支
える妻の話はよく聞きます。
どんなにつらい状況であっても、自分が必要とされている
と感じるとそこから抜けられなくなって、絶対に別れること
ができません。
必要とされていることで自己重要感が満たされているわけ
です。
「俺にはお前が必要なんだ」とか言われたらいちころです。
禁止令の幼児期の決断には絶望的決断と反抗
的決断があると言われています。
見るからに私はダメという感じの人は絶望的決断をした人で、
自分は価値があるんだ、自分のすごさを証明してやるという
ような人は反抗的決断をした人と言えます。
反抗的決断をした人は仕事や学業でもある程度の成果を出
せる人であると言えます。
しかし、心の休まることがなく、ストレスを感じやすいことでは
どちらも一緒です。