アダルトチルドレン 社交不安を                      やめる心理カウンセリング -137ページ目

不安からの脱出

突然何かの不安にとらわれて、そのことが頭離れずに、

夜も眠れないという経験をした人も多いことでしょう。


仕事がうまくいかず、ストレス続きのときに問題のことを

思うと、どうしたらいいだろうと、問題の解決を考えるとい

うよりも問題が解決せずに起こるであろう悪いことばかり

に焦点がいってしまう。


12時頃寝たはずなのに気付くと2時3時と時間が過ぎて

いく。


眠らないといけないと思えば思うほど、頭は重いのに眼だ

けは冴えている。


ひどい時には、やがて不安がピークに達すると今度は心

臓の動悸が激しくなり、このままだと心不全で死ぬのでは

という強迫感が襲ってくる。


私も何度かこういった経験があります。


その都度自分は大丈夫、大丈夫と言い聞かせては、な

んとかその場をしのいできたように記憶しています。


今では、こういった状況に対しては、基本的に2段構えで

対処していかないといけないかなと思っています。


まず最初は不安症状がおきたときの緊急避難的な対応。


もうひとつは発作が起きていない日常における心理的ケ

アです。


今日は緊急避難的な対応についてお話します。


まずはオーソドックスに大きく深呼吸をはじめます。

あらかじめ10回とか20回とか回数を決めておきます。


このとき呼吸に意識をむけることが肝心です。


脳は一度にひとつの対象にしか意識をむけられないので、

意識を呼吸に向けることによって、不安の対象から意識を

外します。


このまま終わってしまっては、多分また不安にもどってしま

うと思います。


今度は数字を数えたり、九九を唱えたりします。

こちらもあらかじめ何を唱えるか決めておきます。


こちらは左脳を使って意識を不安から切り離しています。


何か不安に感じているのは右脳優位な状態(何かを想像し

て不安になっている)なので、左脳を使うわけです。


左脳を使うものならなんでも結構です。


それがすんだら今度は体を使います。


寝ている状態なら腹筋運動から始めます。

クランチという種目がいいかもしれません。


余力があれば起き上がってスクワットとか、腕立て伏せとか

できれば完璧です。ラジオ体操とかでもいいです。

こちらの種目もあらかじめ何をやるか決めておきます。


多少疲労感がでるくらいまでやれば、頭で何かを考えること

をしなくなるはずです。


普通は左脳を使うくらいでおさまるかなと考えています。


もちろん、すべての人に有効かどうかはわかりません。


もっと有効なものがあればまたお知らせするつもりです。


しかし何といっても日常の心理的ケアが大切で欠かせない

ものだと思っています。

イマジン

今日はイメージの力で自分を変えていくというお話をしてみたい
と思います。

心理療法家の池田登先生の著書「私と出会う散歩道」の中に次のよ
うな話がのっていました。

ある50代の末期がんの女性は、病院で夕方になるといつも泣いてい
て、見舞いに来てくれた人にも背中をむけては顔も見せない状態で
いたそうです。

ところが先生の言葉で自分を変えようと決意したのだそうです。

その言葉とは、「人はいつ死ぬかわからない、そういう意味で言う
とすべての人が末期状態です。だから私は毎日を大切にし、どのよ
うにしたら楽しく生きられるかを考え、楽しく生きています。

いつも頭の中を安全で安心で自由な状態にしているのです。」とい
うものでした。

その女性はさっそく先生の言うとおりにしてみました。

そのときのやりとりはこうです。

「まず7歳以下の時の楽しかった時のことを思い出してください。」

彼女は幼稚園のときの遠足の場面を思い出しています。

「目を閉じて、イメージの中で今のあなたが子供の時のあなたに逢
いに行きます。そして今のあなたがその子の肩を叩いて、その子が
振り向いたらこう言ってあげてください。

『こんにちは、私が成長したあなたよ。あなたが女の子として生ま
れて元気に生きてくれたから私は50年近くのいろんな人生があっ
たんだよ。生まれてきてくれてありがとう。

病気をしたりいろんな大変なこともあったけれど生き続けてくれて
ありがとう。』」

彼女はしばらくイメージにひたってから、にこにこと微笑み始め、

「わあっ、楽しい」と感想をもらしました。

そして、次の場面へとイメージを膨らませていきます。

そうして1週間たってから逢いにいくと別人のようになっていまし
た。

心が安定し、見舞いに来た人にも優しい態度で接し、同じ病室の人
たちのお世話までするようになっていたのです。

ある時、「あなたは死ぬのはこわくないのですか」と聞いてみたと
ころ、その女性は「それが怖くないのです」と答えるまでになって
いました。

やがて病も進み、その女性は母にありがとうといって息を引き取っ
たそうです。

この女性は最初は自分の運命を呪い、頭の中を不安でいっぱいにし
ていたはずです。

それがちょっとしたきっかけで、自分を好きになり、最後まで頭の
中を楽しく幸せにして、自分の死を受け入れるまでになれたのです。

手法としてはインナーチャイルドセラピーを思い出します。

同じようにしてイメージの力を使ってDVのPTSDから立ち直っ
た人の話を読んだことがあります。

その方は1年近くかかったそうですが、1年とは早い例で普通のケー
スではなかなか治りにくいそうです。

皆さんが同じことをしようとしても、最初はイメージがなかなか湧
かないかもしれません。

そんな時はなんとなく想像しているというだけでよいと思います。

やり続けるうちになんとはなしにはっきりとしてくるものです。

イメージしようにも楽しい場面が思い出せないという人もいるかと
思います。

その時は、大きくなったあなたが理想の親もしくは助力者として、
小さな子供のあなたがしたかったこと、こうあってほしかったこと
を実現する手助けをしてあげてください。

つらかった場面を楽しい場面に作り変えて、その時に感じる安心感
を味わってみてください。

寝る前の10分ぐらいとかお風呂の中でくつろいでいる時とかにちょ
っとやってみるといいかと思います。

いつも頭の中を安全で安心で自由な状態にしているということはと
ても大事なことだと思います。

見捨てられそうな不安を感じる 2

「愛着を感じるな」のつづきです   (前のエントリーはこちら)


見捨てられ不安の人は自分が見捨てられると死んでしまう

と思っています。


人間は極限の悲しみや恐怖を経験することには耐えられな

いようにできていて、その時どうするかというと、代わりにそ

の恐怖を怒りの感情にすりかえることをします。


ちなみに人間は喜び、怒り、悲しみ、恐れという四つの感情

を持って生まれてくるといわれています。


ネガティブと思われがちな三つの感情も、


怒りは大切なものを守るため、

悲しみは失った大切なものへの決別のため、

恐れは危険から身を守るため、


すべて人間が前へ進む為に必要なものなのです。


それ以外の不安、恨み、ねたみなどは学習して身につけるそ

うです。


知らず知らずに、自分の身の周りの人にしっかりと教育され

ているのですね。


話をもとにもどすと、見捨てられ不安の人は見捨てられるとい

う気配を感じただけで、マジギレ状態になってしまいます。



      見捨てられる⇒恐怖⇒怒り⇒攻撃 



例えば、あなたがちょっと忙しいので相手からのメールの返

事を出すのが遅れたとしましょう。


するとあなたは即座にメールの集中攻撃を受けます。1分に

1回ぐらいのぺースでメールを受信することになるでしょう。


時には文章の最後に「もう死んでください」なんて入ってたり

します。


ちょっと仲たがいしたら、玄関前に盛り塩してあったという話

を聞いたこともあります。


(もちろん、見捨てられ不安の人がすべてこうなるわけではな

いです。)


そんな反応を受けてしまうと、もう勘弁してほしいという声が

聞こえてきそうですが、彼ら彼女らのそんな行動の裏には

本当は耐えられないほどの恐怖があるのです。



こういう人たちとは正直言って、関わりもちたくないと思うでし

ょう。


でも彼ら彼女たちは、人の気を引くのに天才的なところがあ

るので、知らないうちに付き合ってしまって、被害受けたりし

ます。


もともと人の気をひくのが商売ですから、芸能界にはこういう

人が多いと聞いたことがあります。誰とは言えないですが。