被災地の心の現況
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先日、被災地へと足を運ばれた方から被災地の状況、
特にメンタル面のお話を伺う機会がありました。
今回の災害を通して、多くの人が怖いとか悲しいとかの
感情を強く感じて反応してきたことと思います。
しかしながら、実際に津波の災害を体験した人たちは、
直接津波の被害を受けなかった私たちとはちょっと
違った反応を示しているそうなのです。
ある人は、自分が見たリ体験したりしたことを話して
くれるのですが、それがまるで他人事のように淡々と
それこそ表情ひとつ変えずに話をするそうなのです。
またある子どもはクラスメートの話をするときも「あの子、
津波に流されちゃったよ」などとこれも淡々と語ってくれた
そうです。
ご存知のように、気仙沼市ではタンクが倒れていろいろな
ものに引火して大火災を引き起こしたところですが、そこでも
「海から火の塊が襲ってきたの」と表情ひとつ変えずに
話す子がいたそうです。
自分の偏狭な知識と経験だと、被災された方々はつらい
感情をただひたすら我慢しているのではと勝手に創造して
いたのですが、現状はちょっと違ったものであるようです。
その方の話によると、今被災地の人々の心におきている
ことは「否認」という現象だそうです。
否認とは心の防衛機制のひとつで、現実を拒絶して
不愉快な体験を認めないことで精神のバランスを
保とうとする心の働きです。
ことの軽重はありますが普通の人にも一般に見られる
反応です。
あまりにもつらい体験を現実に自分にふりかかった
出来事としてとらえないことで、今を必死に生きている
現況がよくわかります。
これがちょうど災害後一月経過したころの状況のようです。
この段階では当然ながら心理カウンセリングなどできる状況
にもなく、できることといえば、ただ気持ち的に三歩下がって
お話を聞かせていただく、あるいは相手が子どもの場合だと
一緒に遊んであげるという対応ぐらいになるそうです。
やがてこの時期を過ぎると今度は激しい憤りや悲しみを
感じ始めるという体験をするようになるそうです。
やはり本当の心のケアは災害復興と並んで長期戦を覚悟して
おかなければならないようです。
お知らせ
「子どもの心のケア」
倉成央先生 がわかりやすく説明してくれます。
効果は被災地でもすでに実証済みのようです。
素晴らしいです。
震災後のセルフケア
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漠然と不安になったりするといった症状を自分で
なんとか解消できないかと考えている人も多いと
思います。
基本的にASD、PTSDはたまった感情が消化
できずに起こっているので、自分で本物の感情を
表出することでかなり解消できます。
本物の感情には怒り、悲しみ、恐れ、喜び、いやっ、
寂しいといったものがあります。
(最初の四つだけという説もあります)
その他に顕著にあらわれそうな感覚に罪悪感が
ありますが、これは怒りの感情の抑圧があるときに
でてきます。
ASD、PTSDで問題となる感情は怒り、悲しみ、
恐れとなります。
特に恐れの感情を処理しなければ解決しないのですが、
強い恐れの感情は誰かに受け止めてもらわないと
処理できないので一人では扱えません。
(逆効果になってしまいます)
そこで一人でケアするときは怒りの感情を消化する
ことを中心に行うことになります。
震災体験で怒りと聴いてもピンとこない人もいるかと
思いますが、今の心身の不調を作り出したのが
地震の経験だとしたら、こんな思いをさせた、
こんな気持ちにさせた、こんな怖い目に遭わせた
”地震”に対しての怒りを出してゆきます。
(以下は被災地以外の地域の方限定でお願いします)
静かな部屋で一人になって、
あたかも今そのときの地震にあっている感覚
に身を置きます。
「私は腹が立つ」と言って何が腹立つのかを、
思いのたけを言葉に出してみましょう。
「腹がたつ」がピンとこなかったら「もうイヤだ」と
いう気持ちでもいいです。
「チキショウ、こんな目にあわせやがって」とか。
(講座で教えてもらったやり方ですが)
この時、呼吸法か紙を使った怒りの消化法を
組み合わせると効果的です。
いらない紙を力を込めて一気に切り裂きます。
少しずつビリビり破るのはNGです。
一気に切り裂いてください。
そして切り裂くときと一緒に怒りの言葉を口に
出します。
呼吸法は息を吸いながら腕や肩に
力をいれつつ両肩を引き上げます。
一気に息を吐くと同時に肩の力をストンと抜きながら
下に下ろします。
息をはくときに怒りの言葉を口に出します。
また、紙を何枚か重ねてから丸めて何かを叩きながら
やってもいいでしょう。
叩くときに怒りの言葉を口に出します。
どれも勢いをつけてやってください。
スッキリするまでやってみましょう。
途中でなぜか悲しくなって涙が出てくる
ことがあるかもしれません。
そのときは我慢しないで「私は悲しい」といって
自分の中の悲しみを受け入れます。
十分悲しみを感じたら、そのままで
終わらせないで
もう一度怒りを出して締めてください。
もう一度いいます。
最後は必ず怒りで締めてください。
最後に怒りを出すことで身体にパワーが出てきます。
※震災をきっかけに症状が出た場合でも、例えば鬱に
なったという時は元からあった鬱が顕在化してきた
という例もあります。
この場合原因が違うためケアをしても解決しないので
要注意です。
また体調などもまずは医師の診断を最初に受けることが
必要です。
お知らせ
倉成央先生 がわかりやすく説明してくれます。
効果は被災地でもすでに実証済みのようです。
素晴らしいです。
震災後の心のケア
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(ストレス反応)のケアに関する講座に参加していました。
ストレス反応とは一言でいうと、
感情(怒り・悲しみ・恐れ)に圧倒された体験を通して
作られる、感情が心身にためこまれた状態に起因
する各種の体調不良や気分の不調といえます。
原因は消化されずに感情をためこんでいることなので、
その感情を消化することがストレス状態から脱する
鍵となります。
また、今回の講座の中では、ストレスを感じている子供
たちの心にどう向き合って対応したらよいかという質問
が結構ありました。
しかしながら、なかなか明確な答えがなかったような気
がしています。
子供たちは言葉で自分の気持ちを表現できないので
なかなかストレス反応を示しているのかさえわからない
ことも多々あります。
小さな子供たちに対しては
・共感してお話を聴いてあげる
・一緒に遊んであげたりする
・スキンシップを心がけ、ハグしてあげたりする
等、要は子供が心理的に安心できるように心がけて
接してあげる事が大切です。
ダウンロードリンクURL
https://www.iryo.co.jp/wp-content/uploads/kodomo_care.pdf





