境界線の侵入・そのショックが傷に

トラウマセラピストの花丘ちぐさです！

自分に

トラウマがあるのかどうか、

わからないという質問を

うけることがあります。

たとえば、

地震とか津波とか

体験していないし、

親からも別に毎日

殴られたりしなかった。

だから、

これがトラウマとは思えない、

というのです。

トラウマがあるかどうか

いろいろな見分け方が

あると思いますが、

たとえば、

「自分に自信が持てない」

「自分が生きていていいと思えない」

「自分に価値があると思えない」

「慢性的に体が不調」

「コリや痛みがある」

恐怖や、恐怖症、

パニック発作や

摂食障害がある、

という場合は、

トラウマを考えてみる

必要がありますね。

トラウマは、

天災や事故に限りません。

あなたがいやなのに、

あなたの許可を得ないで、

あなたの境界線を侵害

されたとき、

人はショックを受けます。

そのショックが癒されなかったら

トラウマになります。

もしかしたら、

あなたの大切なものを捨てられたとか、

あなたが大切にしていた

ペットに危害をくわえたとか、

あなたの体に許可なく

触れたとか、

日記を勝手に見たとか、

それらも境界線の

侵害です。

こうした、

家族や親子の関係から

生じるトラウマがあると、

自分のほしいものがいえない、

イヤだといえない、

信じてはいけない人を

いとも簡単に信じてしまう、

などの、

不具合が生じます。

それはあなたが

ダメな人なのではなく、

トラウマです。

この

今調子が出ないことと

小児期の逆境体験に

統計的に

有意な相関があることが

わかり、

それで論文を書きました。

とにかく

今調子が出ないとしたら

トラウマを疑ってみる

価値があります。

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